Open2
パーティション設計
ルートパーティション
- 最上位のディレクトリであるルートディレクトリを割り当てたパーティションのこと
スワップ領域
- 物理メモリに収まらなかった情報を一時的に格納する領域
パーティション分割
- ディスクの障害発生時の最小に被害を抑えるため、次のディレクトリ群は独立したパーティションを割り当てる
ディレクトリ | 説明 |
---|---|
/home | 一般ユーザが利用するファイルが格納されるディレクトリ |
/usr | プログラム、ライブラリ、ドキュメントが格納されるディレクトリ |
/var | ログファイル、メールスプールなどの更新頻度が高いファイルが格納されるディレクトリ |
/opt | 追加でインストールしたパッケージを格納(容量が大きくなる可能性がある) |
/boot | ブート時に必要なファイルを格納するディレクトリ |
/tmp | 一時的に使用する作業用ファイルが配置されるディレクトリ |
スワップ領域 | 仮想メモリ領域、領域サイズは物理メモリの1~2倍 |
LVM(Logical Volume Manager)
- 物理ボリューム(PV)を複数まとめて、一つ大きな仮想的な領域(ボリュームグループ:VG)とし、そこから仮想的なパーティション領域(論理ボリューム:LV)を切り出して、柔軟に記憶領域を管理することができる仕組み
論理ボリュームの作成手順
- 物理ボリューム(pvcreate)
- ボリュームグループ(vgcreate)
- 論理ボリュームの作成(lvcreate)