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Redmine Japan No.4の講演

に公開

この記事は

先日(2025/1/25)に開催されたRedmine Japanのイベントで講演させていただいたので、その内容をまとめた記事です。

イベントについて

イベントのページは以下です。今年で4回目の開催です。

https://redmine-japan.org/

会場はワテラスコモンホールというとても綺麗なビルでした。

開催場所
会場

タイムテーブルを見ていただくとわかりますが、全体的にAIに関する内容が多く、時代を反映しているな、と感じました。

講演内容

今回、『「Redmine AI Helper」で実現する新時代のプロジェクト管理』というテーマで講演を行いました。

資料は以下のリンクからご覧いただけます。

https://www.canva.com/design/DAGrvh6fB6E/XZK1-kGVTzFePQJ-4hdHdA/view?utm_content=DAGrvh6fB6E&utm_campaign=designshare&utm_medium=link2&utm_source=uniquelinks&utlId=hf46fd5873b

表紙

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Claude CodeやClineなど、コード生成や資料の作成など、何かを作る作業にばかりAIが注目されがちですが、もっと違うところにもAIを活用したいと思い、このプラグインを作りました。

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簡単に言うと、Redmineのサイドバーにチャットフォームを追加し、AIに問い合わせやチケットの更新依頼などを行えるプラグインです。

コードは以下にあります。

https://github.com/haru/redmine_ai_helper

前回のおさらい

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Redmine AI Helperプラグインについては、5月のredmine.tokyo勉強会でも発表しました。今回は前半は前回のダイジェスト、後半に新機能の紹介を行いました。

なので前半部分はここでは省略します。前回の内容は以下でご覧いただけます。

https://zenn.dev/haru_iida/articles/redmine_ai_helper

ということで以下からが新機能の紹介です。

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ショートカット機能

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当初の思想は、ユーザーとのインタフェースはチャットのみにする想定でした。チャットだけでなんでも行えるようにすることでシンプルに使えるようになると考えました。

しかし、実際に使ってみると、チャットに文章を入力すると言うのは意外と面倒だということがわかりました。
特にチケットの要約や解答案作成など、定型的な内容を入力する場合は、チャットで入力するのは効率が悪いと感じました。

なので、典型的な使用パターンについてはRedmineの各機能にショートカットを追加し、そこから1発でAIに作業依頼ができるようにしました。

チケット要約

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チケット画面の上部にチケット要約エリアを作りました。ここで簡単にチケットの要約を生成できます。また、一度作成した要約はDBに保存され、次回は自動で表示されます。
今回の発表では割愛しましたが、wikiの上部にも同様に要約エリアを作りました。

解答案作成

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チケットの編集フォームの下部にAIによる解答案作成エリアを追加しました。回答の簡単な要旨を入力するだけで、AIが回答を生成してくれます。

類似チケット検索

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チケット画面の下部に類似チケット表示エリアを作りました。障害情報など、過去に似たチケットが無いかを確認できます。
なお、この機能を使用する際にはベクター検索の設定を行っている必要があります。

新機能

前述の機能は今までもチャットへの入力でできていたものをショートカットでより簡単に呼び出せるようにしたものです。ここから下は、今までのチャットだけでは実現できなかった新機能の紹介になります。

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子チケット作成

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チケット画面から、そのチケットの子チケットをAIで作成できます。プロダクトバックログからサブタスクを作るようなイメージです。子チケットの概要を指示として入力することもできますが、特に入力しなくてもいい感じにタスクを分解してくれるようにしたつもりです。

プロジェクト健全性レポート

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今回の発表で一番反響が大きかった機能です。チケットの統計情報からプロジェクトの健全性をAIが判定してくれます。

ちなみに以下のような情報を元に健全性を判定しています。この辺りはまだまだ知見が足りていないので今後もチューニングしていく必要があります。

  • チケット統計: 総チケット数、オープン/クローズ比率、優先度/トラッカー/ステータス別分布
  • タイミングメトリクス: 解決時間、期限超過チケット、納期パフォーマンス
  • 作業負荷・見積メトリクス: トラッカー/担当者別見積精度、時間管理、見積信頼性
  • 品質メトリクス: バグ比率、再開されたチケット
  • 進捗メトリクス: 完了率、進捗分布
  • チームメトリクス: メンバーの作業負荷分布、割り当てパターン
  • 活動・コミュニケーションメトリクス: 更新頻度、コミュニケーションパターン

この機能については以下にも書いているので興味があれば見てください

https://zenn.dev/haru_iida/articles/ai_helper_project_halth_peport

リモートMCPサーバー

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リモートMCPサーバーを使えるようにしました。ローカルにMCPサーバーをインストールする必要がなくなったので導入の手間やセキュリティのリスクが減りました。
また、MCPサーバーのバージョンアップも自動で行われるので、常に最新の状態で使うことができます。

今後やりたいこと

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今後は現状の分析だけでなく、未来の予測とリスクの事前検知ができるようになったらいいなと思っています。(が、具体的にどうやれば良いのかはまだわかりません)

パネルディスカッション

講演の他にパネルディスカッションにも参加させていただきました。

参加者は私の他に、Ridgelinez株式会社の尾形 順一さん、株式会社島津ビジネスシステムズの赤羽根 州晴さんの3名でした。

お題は

「プロジェクト管理×AI:進捗管理はどうなる?ナレッジの蓄積は?意思決定は? Redmine×AI:チケット管理ツールの現在地、チケット管理ツールはどう進化するか」

という結構難しいテーマでした。が、なかなか楽しく議論できたと思います。最終的にはみなさん共通して、管理者もメンバーも面倒な仕事はAIに任せ、本来人がやりたいことに集中できるようになるべき、といった内容に落ち着きました。

まとめ

Redmine AI Helperプラグインの新機能を紹介し、Redmine Awardも受賞することができました。他の方の講演も非常に興味深く、有意義な時間を過ごすことができました。

次回はおそらくredmine.tokyoの秋の勉強会あたりでこのプラグインの続きを発表することになると思います。

あきぴーさんによるまとめサイト↓
https://posfie.com/@akipii/p/pVkf7pC

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