Redmine AI Helperプラグインを更新しました: 2026年2月版
この記事は
Redmine AI Helperプラグインを更新しました。
2026年2月21日現在のバージョンは2.1.1です。
いくつかの機能を追加し、内部のライブラリも大きく変更したので、今回は主なアップデート内容を紹介します。
バックエンドの刷新
今回のアップデートの大きな変更点として、内部のLLMライブラリをlangchainrbからRubyLLMへ移行しました。
langchainrbは2025年5月のリリースを最後に更新が止まっているようなので、よりアクティブに開発されているRubyLLMを使用するようにアーキテクチャを刷新しています。
利用者には変化はわからないと思いますが、最近では一番大きな改造です。
新機能の紹介
添付ファイルの分析
チケットやWikiに添付された画像やPDFなどをAIが読み取れるようになりました。これにより、チケットに添付された資料のPDFや画面のスクリーンショットなどの内容を考慮して、要約や回答の生成ができるようになりました。
例えば以下のように、エラー情報が画像で添付されていると画像内の情報も読み取って要約してくれます。

また、ベクター検索時にも添付ファイルの内容も含めて検索を行うようになりました。
対応している添付ファイル
| 種類 | 拡張子 |
|---|---|
| 画像 | .jpg, .jpeg, .png, .gif, .webp, .bmp |
| ドキュメント | .pdf, .txt, .md, .csv, .json, .xml |
| コード | .rb, .py, .js, .html, .css, and more |
| オーディオ | .mp3, .wav, .m4a, .ogg, .flac |
カスタムコマンド
よく使うプロンプトを「カスタムコマンド」として登録できるようになりました。
チャット欄で / を入力して呼び出すことができます。チームでよく使う定型的な質問やレビュー依頼などをコマンドとして登録しておくと、毎回長文を入力する手間が省けて便利です。

カスタムコマンドは全プロジェクト共用、プロジェクト内で共有、個人用の3種類を作成できます。
やること提案
沢山あるチケットの中から「今日やるべきチケット」をAIが提案してくれる機能を追加しました。
単に締め切りをチェックするだけでなく、長い間放置されているもの、チケットの優先度等から総合的に判断、提案してくれます。また、なぜ今日やるべきなのかも説明してくれます。

特に一旦放置されたチケットは忘れ去られてしまうことが多いのでこの機能で手をつけられるようになると期待しています。
その他の変更
細かな使い勝手の改善として、以下の機能も追加しています。
-
重複チケットの検索
新規にチケットを登録する際に、すでに似た内容のチケットがないかを検索できるようになりました。「すでに同じバグが報告されていた」といった重複登録を防ぐことができます。 -
チケットの担当者提案
チケット編集画面で誰にチケットを割り当てるべきか、担当者を提案する機能も追加しました。過去の類似チケットの対応履歴や、現在のプロジェクトメンバーの負荷状況を考慮して提案してくれます -
子チケット自動生成時の担当者選択
AIで子チケットを自動生成する際に、同時に担当者も選択できるようになりました。 -
類似チケット検索の範囲指定
類似チケットを検索する際に、検索範囲を「そのプロジェクトのみ」「サブプロジェクトも含める」「全プロジェクト」から選択できるようになりました。
まとめ
より実用的な機能を追加しつもりなのでぜひ使ってみてください。
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