📖
Pythonの関数とwhileループについて
Pythonの関数とwhileループについて
関数とは?
Pythonにおける関数は、一連の処理をまとめて定義し、必要なときに呼び出せる便利な仕組みです。関数を使うことで、コードの再利用性が向上し、可読性も良くなります。
基本的な関数の定義方法
関数は def
キーワードを使って定義します。
def 関数名(仮引数1, 仮引数2, ...):
処理
return 返り値
-
def
の後に関数名を書き、()
内に必要な引数を指定します。 -
return
を使うと、計算結果などの値を返すことができます。 -
return
を省略した場合、関数はNone
を返します。
例:合計を求める関数
例えば、リスト内の数値の合計を求める関数を作成できます。
def sum_numbers(numbers):
"""リスト内の数値を合計する関数"""
total = 0
for num in numbers:
total += num
return total
result = sum_numbers([1, 2, 3, 4, 5])
print(result) # 出力: 15
whileループとは?
while
ループは、指定した条件が True
の間、繰り返し処理を実行する制御構造です。
whileループの基本構文
while 条件:
処理
- 条件が
True
の間、ループ内の処理が繰り返されます。 - 条件が
False
になるとループを抜けます。
例:カウントダウン
以下のコードは、while
ループを使ってカウントダウンを行います。
def countdown(n):
"""nから0までカウントダウンする関数"""
while n >= 0:
print(n)
n -= 1
print("Liftoff!")
countdown(5)
出力:
5
4
3
2
1
0
Liftoff!
このように、while
ループを使うことで、条件が満たされている間、繰り返し処理を実行できます。
まとめ
-
def
を使うことで関数を定義できる。 - 関数は
return
を使って値を返すことができる。 -
while
ループは、条件がTrue
の間、処理を繰り返す。 - 関数と
while
を組み合わせることで、より柔軟なプログラムを作成できる。
Pythonを活用する際は、関数をうまく使いながら、繰り返し処理を適切に制御しましょう!
Discussion