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Pythonの関数とwhileループについて

2025/03/03に公開

Pythonの関数とwhileループについて

関数とは?

Pythonにおける関数は、一連の処理をまとめて定義し、必要なときに呼び出せる便利な仕組みです。関数を使うことで、コードの再利用性が向上し、可読性も良くなります。

基本的な関数の定義方法

関数は def キーワードを使って定義します。

def 関数名(仮引数1, 仮引数2, ...):
    処理
    return 返り値
  • def の後に関数名を書き、() 内に必要な引数を指定します。
  • return を使うと、計算結果などの値を返すことができます。
  • return を省略した場合、関数は None を返します。

例:合計を求める関数

例えば、リスト内の数値の合計を求める関数を作成できます。

def sum_numbers(numbers):
    """リスト内の数値を合計する関数"""
    total = 0
    for num in numbers:
        total += num
    return total

result = sum_numbers([1, 2, 3, 4, 5])
print(result)  # 出力: 15

whileループとは?

while ループは、指定した条件が True の間、繰り返し処理を実行する制御構造です。

whileループの基本構文

while 条件:
    処理
  • 条件が True の間、ループ内の処理が繰り返されます。
  • 条件が False になるとループを抜けます。

例:カウントダウン

以下のコードは、while ループを使ってカウントダウンを行います。

def countdown(n):
    """nから0までカウントダウンする関数"""
    while n >= 0:
        print(n)
        n -= 1
    print("Liftoff!")

countdown(5)

出力:

5
4
3
2
1
0
Liftoff!

このように、while ループを使うことで、条件が満たされている間、繰り返し処理を実行できます。

まとめ

  • def を使うことで関数を定義できる。
  • 関数は return を使って値を返すことができる。
  • while ループは、条件が True の間、処理を繰り返す。
  • 関数と while を組み合わせることで、より柔軟なプログラムを作成できる。

Pythonを活用する際は、関数をうまく使いながら、繰り返し処理を適切に制御しましょう!

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