Hacobuでの VPoE室とは?役割・背景・取り組みをまとめました!
この記事は Hacobu Advent Calendar 2025 の 5日目の記事です。
はじめに
こんにちは!
株式会社 Hacobu の VPoE室に所属しているスミです。
社内でも外でもよく聞かれるのが、
「VPoE室って具体的に何をしているチームなの?」
という質問です。
名前からイメージしづらいこともあり、
採用なのか、組織開発なのか、技術広報なのか──
少し曖昧に伝わることもあります。
そこでこの記事では、
VPoE室がどんな役目を持ち、どのように組織に関わっているのか
をわかりやすくまとめてみました!
VPoE室とは?
HacobuでのVPoE室は、
エンジニアリング組織がより健やかに機能し、パフォーマンスを発揮できるようにすることを目的としたチーム
です。
扱う領域は幅広いですが、大きくまとめると次の通りです:
- チーム体制の設計(アサイン・異動・リソース管理)
- 採用(中途・新卒・業務委託・オンボーディング)
- コミュニケーション設計(Meetup、文化醸成)
- 技術広報(ブログ、イベント、スポンサー等)
- 予算の策定・管理
- イネイブリング(キャリア形成、メンター、L&D など)
一言でいうと、
プロダクトチームが最大限の価値を出すために、組織の “土台” を整えるチーム
です。
なぜ VPoE室が生まれたのか?
組織が成長するにつれ、
採用、オンボーディング、定例運営、文化醸成、広報……
こうした“組織に関わる領域”が複雑化していきました。
その結果、
- EM はマネジメントに集中したい
- CTO室は技術戦略に集中したい
- でも日常的な組織運用や課題解決は誰が担当するのか曖昧
という状態が生まれました。
そこで、
「各チームが本来の役割に集中できるように、組織面の基盤を担う専門チームをつくろう」
という意図で VPoE室が生まれました。
VPoE室の役目:関係性に働きかけ、組織を活性化する
VPoE室の最も大きなミッションは、
メンバーやチーム間の “関係性” に働きかけることで、組織全体の活性化を生むこと
です。
その実現には、人やチーム同士の関係性が健全であること が欠かせません。
1. 関係性は “目には見えないけど、成果に直結する構造”
関係性には次のようなものがあります。
- チーム間の信頼関係
- 情報の流れ方
- 合意形成のしやすさ
- 心理的安全性
- 役割間の境界の滑らかさ
これらが滞ると、
どれだけ技術力が高くてもパフォーマンスは上がりません。
逆に関係性が整うと、
- 意思決定が早くなる
- 課題共有がスムーズになる
- 各自が自律的に動きやすくなる
- プロダクトの価値提供速度が上がる
という “見えにくいけど強い効果” が生まれます。
2. VPoE室は関係性の “摩擦” を見つけ、整える役割
具体的には:
- アサインや体制の見直し
- チーム構造の調整
- 境界が曖昧な領域のオーナーシップの設定
- 組織課題の吸い上げと改善
- 文化づくり・共通言語づくり
などを通じて、
チームが働きやすい環境を整えています。
これまで取り組んできた内容については、
テーマ別に記事としてまとめてあるので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
🔹 組織づくり・VPoE室立ち上げの背景
🔹 チーム文化・カルチャーづくり
-
なぜテックブログを始めたか
-
ドラッカー風エクササイズ
-
“呼び方”が文化をつくる──テック組織に「フィーカ」が生まれるまでhttps://note.hacobu.jp/n/necb93386423d
🔹 開発組織の改善
-
開発生産性への取り組み
🔹 社外発信・コミュニティ活動
-
カンファレンス参加レポート
-
はこてく Meetup レポート
https://www.wantedly.com/companies/hacobu/post_articles/970057
私としての貢献:
“感情” を扱いながら関係性を強くすること
ここから少し個人的な話になります。
私は VPoE室の仕事の中でも、特に
「関係性」や「個人・集団の感情」に丁寧に向き合うこと
に価値を感じています。
理由は、コーチングを学ぶ中で
“行動や関係性の変化は、内側の感情に気づくところから始まる”
ということを深く実感したからです。
エンジニアもチームも、
迷いやモヤモヤを抱えていると動きづらくなります。
- チーム間の摩擦
- ロールの境界への不安
- キャリアの迷い
- 役割変更への抵抗
- 伝えたいけど言えない感情
こういった “見えないけれど確実に存在する要素” を扱うことで、
関係性は大きく変わります。
そこで私は、
コーチングで培った「内面を扱う力」を活かし、
感情・価値観・関係性に働きかけて、組織の健やかさを支えたい
と考えています。
これが、VPoE室に所属する私としての貢献の仕方です。
まとめ
- VPoE室はエンジニアリング組織の “土台づくり” を担うチーム
- 誕生の背景は、組織の成長に伴うマネジメント負荷の分散
- 最大の役目は「メンバーやチーム間の関係性に働きかけ、組織を活性化すること」
- 関係性は技術生産性の基盤
- 私自身は、コーチングを活かし “感情” と “関係性” を扱うことで貢献したい
おわりに
組織は技術や仕組みだけで成り立つわけではなく、
人とチームの “関係” がその中心にあります。
VPoE室として、
プロダクトチームが最大の価値を届けられるように、
これからも組織の土台づくりに向き合っていきたいと思います。
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