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テックブログ・ビギンズ - 2025年ふりかえり -

に公開

はじめまして、こんにちは

こんにちは。テックブログ(自称)編集長のひろせです。
ダークナイトトリロジーはやっぱり名作ですよね。
来年公開予定のクリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』も楽しみです。

そんなわけで今回はクリストファー・ノーラン監督の作品を語りまくる、ではなく、もうすぐ2025年も終わりということで、GovTech東京テックブログの2025年をふりかえってみたいと思います。

テックブログの(自称)編集長になるまで、そしてなってからの学びや気にかけていることをお話しします。

2025年テックブログの軌跡

テックブログの再始動

GovTech東京のテックブログが誕生したのは2024年12月。アドベントカレンダーから始まりました。
アドベントカレンダーは無事完走!「よーし、これから記事発信していっちゃうZO!」という気持ちとは裏腹に、時間だけが過ぎていく状態が数ヶ月続いていました。
そして転機は2025年4月に訪れます。
私を含めた数人の職員が技術統括グループへ異動し、グループ長に就任した私はまず業務の整理を行いました。
技術統括グループの役割は、「内製開発を進める上での環境やルール、ガイドラインを整備すること」です。
そして「環境」とは開発をする場所だけではなく、人と人のつながり、つまり文化づくりも重要だと考えました。

「エンジニアが楽しくスムーズに開発をできる環境を提供すること」をミッションに掲げ、その一環としてテックブログの運営再開を決めました。
ただ、同時に、当初のテックブログ運営担当者は別の業務で忙しく、誰か専任の職員に引き継ぎたいと考えていました。
そんな中で「以前は市役所職員として広報活動をしていた」との話をコグレさんから聞いたのです。
「技術」広報は新しい視点が必要ですが、「広報」の基礎があることは大きな強みです。
技術面は私がフォローするからと恐る恐る相談してみたところ、「おもしろそう!」と二つ返事で受け入れてくれました。

さらにさらに「noteに記事を掲載しようと思ったが、テックブログ向きではないか」との相談がきたのです。
テックブログが自ら活動したいと言ってきているのでは?と思ってしまうほどの運命的な偶然が重なり、5ヶ月ぶりにテックブログに新しい記事が掲載されました。

本格的な運用の開始

再開後は、執筆者を見つけることが最初の課題でした。

テックブログを運用をしている方なら皆さん通る道だと思います。
テクニカル部門のグループ長経由で依頼したり、誰かと話す度に「テックブログ興味ありませんか?」と声をかけ続けました。

興味はあるけどネタが思いつかない、そんな声も多かったです。
そこで執筆者の負担を減らすため、編集部でテーマを決めて複数人で書く合同記事も企画しました。
こうして職員ガジェット紹介や、技術イベント関連の記事など、様々な視点からの記事が生まれていきました。

テックブログの初めの一歩としてもこの企画は良かったと感じています。皆さんの想いを届けられて私たちも楽しみながら執筆できました。
今後も別のテーマで続けていこうと思っていますので、お楽しみに。

運用してみて気付いたこと

テックブログの運用に携わるのは初めてでしたが、今までのエンジニア経験、そしてマネジメントの経験が生かされる場面も多かったです。

コードレビューと同じマインドセット

記事公開前には必ずレビューを行います。技術的な正確性、誤解を生む表現、文章の伝わりやすさ、東京都の外郭団体としてじっくりと確認していきます。
ただ、ここで意識しているのはコードレビューと同じマインドセットです。
私がコードレビューで気を付けているのは「不必要に書き換えない」「対応はレビュイーに委ねる」ということです。
指摘が細かすぎて、レビュアーの意思で書き直してしまったら、それはもはやレビュイーのコードではなくなります。
ブログの記事も同じです。執筆者が伝えたかったこと、記事の雰囲気を尊重することが重要だと考えています。
技術的に問題が無く分かりやすければ、細部の表現は執筆者の個性を活かすべきだと思っています。

ただ、そのためにも記事の執筆方針やガイドラインを用意し伝えることも大切です。組織として発信する以上一定の共通認識が必要であり、かと言ってあまりにガチガチに決めると執筆者を苦しめることになります。作って終わりでなく、運用しながら程よいバランスに整えていくようにしています。

程よい目標を設定する

4月の再開時、「毎月1回の記事掲載」を目標に掲げました。
当初は運営に慣れておらず、さらにレビュアーも多いため月1は大変かもしれないと心配していました。
しかし、ブログが定期的に更新されていると感じるペースとして、これは譲れない目標だと考えました。
結果として、この目標設定が絶妙でした。
テックカンファレンスの記事のように関係者が多い場合、確認やレビューに時間がかかります。
少ない人数での運営となるため、月1のペースがちょうど良い負荷感です。
そして、月2回更新できた時には「倍の更新ができた!」という達成感が生まれます。
うまく回せている実感も得られ、改めて目標設定の重要さを実感しました。

GovTech東京テックブログを通して願うこと

インプットとアウトプットの循環

テックブログは執筆者にとって単なるアウトプットの場所ではなく、大きなインプット源にもなります。
「ブログで紹介するためにもっと深く理解したい」という動機から、より深い学びが生まれるからです。

また、より深い学びの中で他のブログを読むこともあります。どのような内容を発信しているのか、その流れで同じ執筆者や企業の他の記事を読むきっかけにもなることも多いです。そしてまた新しい情報を得て、興味を持ち、記事の執筆に繋がります。

このようにアウトプットから始まった行動から自分の中でアウトプットとインプットの循環が生まれます。

またこれは一人の中で生まれる循環だけでなく、アウトプットをきっかけに他者へのインプットに繋がり、それを受け取った人から思いがけないアウトプットが生まれるという現象も起きます。

私は「好きな食べ物はレモンです。皮ごと丸かじりできます。」とあちこちで話しているのですが、気がつくとレモンに関する情報が周りから集まってきます。
つまり、私が「レモンが好き」というアウトプットをすることで、周りの人へ「ひろせさんはレモンが好き」というインプットに繋がり、街中でレモンを見かけると私に報告すると言うアウトプット、そして私へのインプットという循環が生まれるのです。
テックブログもこのようなインプット・アウトプットの循環を体験する場、その循環を楽しむきっかけになってほしいと思っています。

「人」が見えるブログへ

もう一つ大切にしたいのは「人」です。
技術的な正確さはもちろん重要ですが、その記事を書いた人の考え方や工夫、時には悩みや挑戦の過程を読者に伝える。
GovTech東京にはどんな人がいて、どんな思いを持って働いているのか。
そうした「人が見える」テックブログになっていきたいと思っています。

最後に

テックブログの再開と、そこで得られた学びは、執筆者、読者、そして運営に携わる皆さんの力なくしてはあり得ませんでした。
特に、急なアサインを快く受け入れてくれ、私の想像を超えてしっかりと運営を進めてくれたコグレさんには、言葉では表しきれないほど感謝しています。

そして今この記事があるのも、1年前にテックブログを立ち上げてくれた斉藤さんのおかげです。
みなさん本当にありがとうございます。

GovTech東京テックブログは、ここからが本当の始まり。2026年も「人」と「技術」が交わるブログをお届けしていきます。

メリークリスマス。皆様良いお年を!

GovTech東京 テックブログ

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