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Pythonの基礎 ~数値~

2024/06/28に公開

0.はじめに

こちらの記事ではPythonの数値に関することを学べます。
プログラムの実装をするにあたって数値の概念や使い方を理解することは必須になってきます。
と言ってもそんな難しい話ではなく、

  • 足し算
  • 引き算
  • 掛け算
  • 割り算
    のような簡単な計算式の書き方を理解していただければ大丈夫です。
    また、Pythonや他のプログラミング言語でも言えることですが、
  • 整数
  • 浮動小数点
  • 複素数
    など、数字の細いと呼ばれるものが存在します。
    これらの概念についても触れていきます。

1.計算

プログラミングをして、自動化をするにあって計算は必須になってきます。
ただ、計算といっても簡単な加減乗除の書き方を理解してもらえれば大丈夫です。
プログラミングにおいて暗記は全く必要ではありません。
加減乗除の書き方ってどうっだけ?→調べよう
で全然構わないので、こういったやり方があったな程度で理解していただけたら大丈夫です。
では、新たにcalculation.pyファイルを作成して、実装していきましょう!

1.1 足し算

Pythonで足し算を行うなうには+を使用します。
使用例をいくつか挙げますので、実際に実装して実行までやってみましょう。

print(1+1)
print(10+2)
print(99+99)

これらを実行した結果以下のようにログに出力されていれば大丈夫です。

2
12
198

いかがでしょうか?
計算のプログラミングって結構簡単ですよね?
このようにプログラミングと聞くと身構えがちですが、
実はシンプルな仕組みで成り立っています。
このまま次の計算式の解説にいきます!

1.2 引き算

Pythonで足し算を行うなうには-を使用します。
使用例をいくつか挙げますので、実際に実装して実行までやってみましょう。

print(2-1)
print(10-5)
print(99-91)

これらを実行した結果以下のようにログに出力されていれば大丈夫です。

1
5
8

1.3 割り算

Pythonで足し算を行うなうには/を使用します。
使用例をいくつか挙げますので、実際に実装して実行までやってみましょう。

print(2/1)
print(10/5)
print(75/5)

これらを実行した結果以下のようにログに出力されていれば大丈夫です。

2.0
2.0
15.0

こちらの結果として小数点がついて表示されています。
同じ数字としての2ではありますが、型という概念がこの先関係してきますので、
頭の隅に割り算をすると小数点付きで返ってくると覚えておいてください。

1.4 掛け算

Pythonで足し算を行うなうには*を使用します。
使用例をいくつか挙げますので、実際に実装して実行までやってみましょう。

print(2*1)
print(10*5)
print(75*5)

これらを実行した結果以下のようにログに出力されていれば大丈夫です。

2
50
375

2.数値の型

python に数値に型というのが存在します。
具体的には
・整数
・浮動小数点
・複素数
の3つ型が存在します。
ただ、実際に使うのは整数と浮動小数点が主に使うので、この2つに絞って今回は解説をしていきます。

2.1 整数

Pythonで整数を扱う場合の型はintとして扱います。
型の確認方法はtype()という関数を使います。
実際に確認してみましょう。

print(type(1))

これで実行します。

<class 'int'>

このように表示されれば大丈夫です。
整数がintという形で表現されることがわかりましたね。

2.2 浮動小数点

Pythonで浮動小数点を扱う場合の型はfloatとして扱います。
実際に確認してみましょう。

print(type(1.0))

これで実行します。

<class 'float'>

このように表示されれば大丈夫です。
整数がfloatという形で表現されることがわかりましたね。

2.3 型の注意点

数字の計算をする際に型というのは非常に大事になってきます。
注意しなければいけないのが、
数値の型以外の型で計算を行うこと。
具体例をあげると次のような事象になります。

print("1"+1)

一見ただの1+1=2というように計算してくれそうですが、
これを実行すると...

    print("1"+1)
           ~~^~
TypeError: can only concatenate str (not "int") to str

なんとエラーが返ってきてしまいました。
pythonでは文字としての数値数字としての数値を分けて処理されますので、
文字と数値では計算ができないよ。
とエラーになってしまいます。
型というのはプログラミング特有の概念・仕組みだと思うので、慣れるまで少し時間がかかると思います。
こればっかりは慣れなのでたくさんコードを書いて型というのに慣れていきましょう。

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