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Flutter ビルドがうまくいかない時に試すべきこと
Flutter / iOS ビルドがうまくいかない時の完全クリーン手順
1. Flutter 側クリーンアップ
Flutterのビルドキャッシュ削除
flutter clean
- 説明: Flutterのビルド成果物を削除し、キャッシュ関連の問題を解消。
pubキャッシュの削除
flutter pub cache clean
- 説明: pubパッケージのキャッシュを完全にクリア。パッケージ破損時に有効。
依存関係のロックファイル削除
rm pubspec.lock
- 説明: 依存関係を再解決するためにロックファイルを削除。
依存関係を再取得
flutter pub get
- 説明: 最新の依存関係を再度取得。
2. iOS プロジェクトのクリーンアップ
iOSディレクトリに移動
cd ios
Pods 削除
rm -rf Pods
rm -rf .symlinks
rm -rf Podfile.lock
- 説明: CocoaPodsのキャッシュとロックファイルを削除。
Podの完全初期化
pod deintegrate
pod cache clean --all
- 説明: Podの環境を完全に初期化。
Podの再インストール
pod install
- 説明: Podを最新の状態で再インストール。
プロジェクトルートに戻る
cd ..
3. XcodeのDerivedData削除
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*
- 説明: Xcodeが内部で持っているビルドキャッシュを削除。
⭐ まとめてコピペ実行用コマンド
以下をターミナルで丸ごとコピペすれば、一括で実行可能です。
flutter clean
flutter pub cache clean
rm pubspec.lock
flutter pub get
cd ios
rm -rf Pods
rm -rf .symlinks
rm -rf Podfile.lock
pod deintegrate
pod cache clean --all
pod install
cd ..
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*
補足
- 実行前に重要なファイルのコミット・バックアップを取ることを推奨します。
- 特にPodfileやpubspec.yamlに変更があった場合に効果的です。
- コマンド実行中、以下の際に**「y」と入力してEnterキーを押すよう求められる場合があります**。これは、削除しても良いかどうかの確認です。
pod cache clean --all
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*
(シェルで rm コマンドにエイリアスが設定されている場合)
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