Google Cloud Japan
💬

Google Workspace Studio でチャットのログを Google Docs に記録する

に公開

はじめに

Google Workspace Studio (以下、Workspace Studio) は Google Workspace で使える、Gemini が搭載されたワークフローを自動化するサービスです。基本的なコンセプトやユースケースのイメージについては下記のブログを書きましたのでご覧ください。

https://zenn.dev/google_cloud_jp/articles/google-workspace-flows-getting-started

この記事では Workspace Studio を使って、Google Chat の特定のスペースでの会話を自動的に Google Docs に記録する、基本的な使い方を紹介します。このフローを使うことで、あとから会話の内容を簡単に確認できるようになります。Workspace Studio を初めて使う方や、チャットのログを有効活用したいと考えている方におすすめです。

チャットのログを Google Docs に記録する

フロー全体としては下記のようになっています。チャットにメッセージが届いたら、その内容をドキュメントに転記します。

Step 1: チャットの新着メッセージのトリガー

Step 1 は [When I get a chat message] を設定します。これはチャットのメッセージが届いたことをトリガーとするステップです。

[From specific people] は特定の人から、[By conversation type] は特定のスペースを指定します。ここでは [By conversation type] を選択し [Conversation Type] は [Spaces & named group DMs] を選びます。

[Spaces] はトリガーの対象となる Space などを指定します。

Step 2:

Step 2 は [Add to a doc] を設定します。これは、既存のドキュメントにコンテンツを追加するためのステップです。

[Doc to update] は出力先のドキュメントのファイルを指定します。[Where to add new content] は追加するコンテンツをどこに追記するのかの設定です。ここでは [After existing content] を設定します。なお、この記事ではすでにドキュメントが用意されている前提で進めています。

[Content to add] は追加するコンテンツを選びます。

下記のようにしました。Step 1 で追加されたコンテンツで必要なフィールドを使ってコンテンツを作っています。

<Step 1: Sender's full name> :
<Step 1: Message last> 
<Step 1: Post time>

最後に [Turn on] をクリックして完了です。

動かしてみる

それでは動かしてみましょう。対象のスペースでやり取りを行ってみます(内容はサンプルです)。

指定したドキュメントに正しく書き込まれました。

チャットログの使い道

チャットの内容に対する生成 AI への質問は、Google Chat 自体に搭載されている Gemini に質問することは可能です。

NotebookLM にドキュメントをインポートし、Studio のインフォグラフィックスを作ることもできます。ミーティング議事録や提案書なども入れると良いでしょう。

まとめ

本記事では Workspace Studio を活用し、Google Chat の会話ログを Google Docs へ自動的に記録する具体的な手順を紹介しました。チャットでの重要な決定事項やアイデアを手間なくストックしていくことで、チームの情報資産として後から活用できます。

この記事は Google Workspace Studio の使い方をもっとよく理解いただくため、またユースケースを共有しあうための Google Workspace Studio アドベントカレンダー の一環です。他にもユースケースを公開していますので、ぜひチェックしてみてください。

https://qiita.com/advent-calendar/2025/workspace-flows

Google Cloud Japan
Google Cloud Japan

Discussion