Mac MiniでOpen Claw動かしてみた(Codex/ChatGPTサブスクリプション使用)
はじめに
最近、話題になっていたAIエージェントのOpen Claw(オープンクロー)を触ってみたいと思い、
全然活用できていないMac Miniが家にあったので、Open Clawを導入しました。
APIキーを使用して稼働させることが一般的かと思いますが、従課金制なので、使いすぎてしまうのが怖いなと思い、ChatGPTサブスクリプション(Plus/Proプラン)を使用して動かす方法を選択しました。
これはOAuth認証を使用してCodex(ChatGPTサブスクリプション)にアクセスする方法です。
ちなみにAnthropicのClaudeCodeもサブスクリプション経由でアクセスできますが、Anthropicの公式が明確に利用違反としているため、今回はChatGPTサブスクリプションを使用する方法を選択しました。(ChatGPTサブスクリプションの方は公式から許可されています。)
Open Clawとは
Open Clawは、自分のPCやサーバーに直接インストールして動かす、オープンソースの自律型AIエージェントです。
起動させておくと、メッセージアプリ経由でAIエージェントとやりとりできるようになります。
また、内臓されているスケジューラーを使用して、定期的にタスクを実行させることもできます。
AIエージェントがPC上の操作を実行できるようになるため、ローカルファイルの整理やブラウザ操作、チャット・メール返信、スケジュール管理など、様々なタスクを24時間自動的に処理させることができます。
Windowsサポートされていますが、公式ドキュメントではUnix互換OS(Linux、MacOS)が推奨されています。
Windowsで動かす場合はWSL(Windows Subsystem for Linux)を使用することが推奨されています。
そのため、今回はMac Miniにインストールしました。
前提条件
- Discord アプリをインストールしていること
- Discordアカウントを持っていること
- Discordアカウントにメールアドレスが登録されていること(メール認証が完了していること)
- 自分専用のDiscordサーバーを用意していること
- ChatGPT Plus/Proプランに加入していること
- Mac Miniの初期セットアップが完了していること
Open Clawのインストール
nodeを使用したインストール方法が推奨されているので、今回はNode.jsを使用してインストールしました。
Node.jsは、バージョン22以上が必要です。
Homebrewインストール
はじめに、Homebrewを導入します。
# Homebrewを導入
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
# Homebrewのパスを通す(<username>各自の環境に合わせてください。上記のコマンドを実行した後に表示されるコマンドを実行する)
echo >> /Users/<username>/.zprofile
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv zsh)"' >> /Users/<username>/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv zsh)"
# 確認
brew -v
Node.jsのインストール
Homebrewを導入したら、Node.jsをインストールします。
# Node.jsをインストール
brew install node
# 確認
node -v
Open Claw のインストール
Node.jsがインストールできたら、Open Clawをインストールします。
# Open Clawをインストール
npm install -g openclaw@latest
# 確認
openclaw --version
Discord 設定
DiscordからOpen Clawを使用するためには、Discord Botを作成して、Open Clawと連携させる必要があります。
公式ドキュメント通りに進めていきます。詳しい手順は、公式ドキュメントを参照してください。
以下のように事前に自分専用のDiscordサーバーを作成しておいてください。
Discordの画面左側にある「+」ボタンをクリックして、サーバ名を入力して作成します。

Discord Botの作成
DiscordのDeveloper Portalにアクセスします。自身のDiscordアカウントでログインします。

次に右上に表示されている「New Application」をクリックして、アプリケーションを作成します。

左側のメニューから「Bot」を選択します。


ページをスクロールして、Privileged Gateway Intents部分の設定を行います。
以下の権限を有効にします。
- Message Content Intent(必須)
- Server Members Intent (推奨) ロールの管理やユーザの情報を取得するために必要
- Presence Intent (オプション) ユーザのオンライン状況を取得するために必要
↑を有効化するために各ラジオボタンを選択し、Save Changesをクリックして保存します。

保存したら、以下の画面のようにBot successfully updated!と表示されます。

次に「Reset Token」をクリックして、トークンを生成&取得します。

確認ダイアログが表示されるので「Yes, do it!」をクリックします。
パスワードが求められるので、Discordアカウントのパスワードを入力します。

表示されたトークンをコピーして、後で使用するために保存しておきます。
以下の画像の下の部分に表示されている文字列がトークンです。

Discord Botをサーバーに追加する
次に、作成したDiscord Botを自分のDiscordサーバーに追加します。
左側のメニューから「OAuth2」を選択します。

OAuth2 URL Generatorまでスクロールして、以下の権限を有効化します。
- bot
- applications.commands
次に、Bot Permissionsの部分で以下の権限を有効化します。
- View Channels
- Send Messages
- Read Message History
- Embed Links
- Attach Files
- Add Reactions (推奨)
有効化したら、下に表示されているURLをコピーして、ブラウザでアクセスします。

アクセスすると、自動的にDiscordの画面に遷移するので、自分専用のサーバーを選択して、「はい」をクリックします。

先ほど有効化した権限が表示されるので、内容を確認して「認証」をクリックします。

以下のように表示されたら、Botの追加は完了です。

Open Clawのセットアップ&起動
Open Clawのセットアップを行います。
以下のコマンドを実行して、セットアップを開始します。
openclaw onboard --install-daemon
セットアップ例
以下のセキュリティ的にリスクがあることを理解しているかという旨の確認が表示されるので、yesを選択してEnterを押します。

セットアップモードはQuickStartを選択します。

AIプロバイダーはOpenAIを選択します。

認証方式はOpenAI Codex (ChatGPT OAuth)を選択します。

上記の選択をすると、ブラウザが自動的に開いて、OpenAIのログイン画面が表示されます。
自身のChatGPTサブスクリプションのアカウントでログインします。

chatGPTサブスクリプションのアカウントでCodeXへのアクセスを許可するかの確認が表示されるので、続行をクリックします。

成功すると、以下のような画面が表示されるので、ブラウザに表示されているURLをコピーして、ターミナルに貼り付けてEnterを押します。


デフォルトのAIモデルはopenai-codex/gpt-5.3-codexを選択します。

チャットチャンネルはDiscordを選択します。

DiscordのBotトークンを聞かれるので、先ほどコピーして保存しておいたトークンを貼り付けて、Enterを押します。

Discordチャンネルへのアクセス許可を聞かれるので、yesを選択してEnterを押します。

自分専用のサーバのため、Openを選択します。

Skillsのセットアップを今するか聞かれるので、今回はyesを選択します。

必要なSkillsの依存パッケージをインストールします。必要なものをSpaceで選択して(複数選択可能)、Enterを押します。
ここで選択しなかったものも、後から追加可能です。

使うAPIがあるか聞かれますが、今回は一旦は使用しないので、すべてNoを選択します。
後から追加可能です。






有効化したいHooksを聞かれるので、必要なものをSpaceで選択して(複数選択可能)、Enterを押します。
ここで選択しなかったものも、後から追加可能です。


AIエージェントとの対話方法を聞かれるので、Hatch in TUI(ターミナルユーザーインターフェース)を選択します。

設定が完了すると、ターミナルに以下のような画面が表示されます。

動作確認
Discordで@openclaw(Botの名前)と入力して、メッセージを送信してみます。
以下のように、Open Clawが返信してくれたら、セットアップは成功です。

以下のコマンドでOpen Clawのダッシュボードを開くことができます。
GUIでOpen Clawの状態を確認したり、設定を変更したりすることができます。
openclaw dashboard

Codexの再認証が必要な場合は、以下のコマンドでCodex OAuth認証をやり直すことができます。
openclaw models auth login --provider openai-codex
おわりに
今回は、Mac MiniにOpen Clawをインストールして、ChatGPTサブスクリプションを使用して動かす方法を試しました。
Open Clawは非常に強力なツールで、PC上の様々なタスクを自動化することができます。
今後、Open Clawを使用して、PC上のタスクを自動化していきたいと思います。
参考
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