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🐳 Docker DX 拡張機能を使ってみた(VS Code)
🐳 Docker DX 拡張機能を使ってみた(VS Code)
Visual Studio Code での Docker 開発をより快適にしてくれる「Docker DX 拡張機能」を使ってみたので、体験レポート的にまとめてみます。
🚀 Docker DX とは?
Docker DX は、Microsoft が提供する公式 Docker 拡張機能の一部として含まれており、以下のような機能で開発者体験を向上させてくれます。
- Dockerfile の構文チェック
- Docker Compose ファイルのアウトライン表示
- イメージの脆弱性スキャン(※実験的機能)
参考:公式ブログ(日本語)
✨ よかったところ
✅ Dockerfile のリアルタイムリント
Dockerfile を書いていると、FROM
の後に入力を始めた段階で、候補となるイメージ名が補完されるのですが…
このように、イメージ名の一覧だけでなく、
- イメージの種類(公式・自動ビルドかなど)
- GitHub の ⭐ スター数(人気の指標)
まで表示されるので、どのベースイメージを選ぶかの判断材料になります。
たとえば、apache/activemq-artemis
は Automated
タグ付きで「50 stars」と表示されていて、人気のある自動ビルドイメージであることが一目でわかります。
イメージ名を入力するとDocker Hubのリンクが貼られるので、公式ドキュメントへの遷移も簡単です。
これは非常に便利です!
✅ Compose ファイルのアウトライン表示
複数サービスが定義されている docker-compose.yml
では、構造が見やすくなって便利です。
サイドバーから各サービスにジャンプできるのが地味に効きます。
✅ 脆弱性スキャン(実験的)
Dockerfile に書いたイメージに脆弱性がある場合、警告が出る機能もあります。
あくまで試験的ですが、ローカル開発中でも気付けるのは良いポイントです。
⚠ 注意点
- Docker Engine(Docker Desktop など)が起動している必要があります。
- 脆弱性スキャンは一部うまく動作しないこともあるため、現時点では補助的に使うのが良さそうです。
🏁 まとめ
Docker DX 拡張機能は、Dockerfile や Compose を日常的に編集する開発者にとって、作業効率を大きく改善してくれるツールです。
VS Code を使っていて、Docker ワークフローに関わる方にはぜひおすすめしたい拡張機能です!
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