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TSKaigi 2026参加レポート:交流を生むイベント設計がすごかった

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はじめに

TSKaigi 2026に現地参加してきました!

https://2026.tskaigi.org/

弊社Gemcookがシルバースポンサーとして協賛しており、スポンサーの参加枠を使わせてもらっての参加です。

TSKaigiは日本最大級のTypeScriptカンファレンスで、今回が3回目の開催。現地参加は約1,000名規模、オンラインも含めると2,000名近くが参加するイベントです。今回の開催は 5/22 (金) ~ 5/23 (土) の2日間、会場はベルサール羽田空港。テーマは「学び、繋がり、"型"を破ろう」でした。

セッションの内容も大変有意義なものでしたが、この記事ではセッションの詳細というよりは、「参加して感じたこと」を中心に書いていきます。

NFCタグの配布が最高だった

入場時に配られるノベルティバッグの中にNFCタグが入っていました。

前々からカンファレンスや懇親会で「NFCタグがあれば連絡先交換楽なのにな〜」と思っていたので、まさにそれが実現された形です。

休憩室の一角にはリンク書き込みブースが設けられていて、自分のXアカウントなどをその場で書き込めるようになっていました。書き込みは簡単で、スタッフの方に声をかければすぐに対応してもらえます。

実際に使ってみると、スマホをかざすだけでXの交換ができてめちゃめちゃ便利。話が盛り上がった流れでサッとタグを差し出せるので、連絡先交換のハードルがぐっと下がります。名刺交換のようにかしこまる必要もなく、会話の流れを切らずに自然に交換できるのがよかったです。

意外と未設定のまま持ち帰った方も多かったようですが、無料で書き込みができるアプリもあるので、もし未設定で持って帰った方はぜひ活用してみてください!

https://apps.apple.com/jp/app/nfc-tools/id1252962749

Ask the Speaker がいい仕組みだった

登壇後に登壇者と直接話ができる「Ask the Speaker」ブースが用意されていました。

これの何がよかったかというと、司会進行の方が登壇終わりに毎回「感想などを伝えるだけでも大丈夫です」と丁寧にアナウンスしてくれていたんですよね。

カンファレンスでの登壇者との交流って、「ちゃんとした質問がないと行きづらい」みたいな心理的ハードルがあると思うんですが、このアナウンスのおかげで「感想を伝えに行くだけでもいいんだ」と思えて、参加のハードルがかなり下がっていたと思います。

自分も気になる登壇者の方のところに行ってみましたが、登壇の中では触れきれなかった話も聞けましたし、腰を据えてじっくり話ができて非常に良い時間でした。セッションを聞いて終わりではなく、その先のコミュニケーションまでデザインされているのがカンファレンスならではの贅沢な体験です。

OSTからの懇親会の導線が完璧だった

Day2にはOST(Open Space Technology)が実施されました。

OSTは参加者自身がテーマを決めて少人数で議論するワークショップ形式のイベントです。自分が運営している勉強会(AI駆動開発大阪支部)でも何度か実施したことがあり、そのたび好評だったのですが、TSKaigiでは参加者の数が桁違いで、普段数十人規模でやっているOSTとはまったく違う熱量でした。

OSTならではの、テーマに沿った参加者との会話ももちろん楽しかったのですが、特に感心したのはOSTから懇親会への導線です。

3つあるセッションブースのうち1つでOSTを実施して参加者を集めている間に、残りのブースで懇親会の準備を進め、OST終了後にそのまま懇親会会場へ流れる。待ち時間がほぼなく、OSTで温まった会話のテンションをそのまま懇親会に持ち込める。この導線の設計が完璧でした。

参加者との会話で得た気づき

セッションだけではなく、参加者同士の会話からも多くの学びがありました。

特に印象に残ったのは、AIを使ったテストに関する話題。ちょうど自分自身も今のプロダクトでQAにどうAIを活用するか悩んでいる最中だったので、他のエンジニアがどう取り組んでいるかを直接聞けたのは貴重でした。

同じ課題感を持っている人がいるんだという安心感と、それぞれのアプローチの違いが面白くて、「自分のプロダクトではこう試してみよう」という具体的なアイデアにもつながりました。

こういう「今まさに悩んでること」に対するヒントが、セッションではなく雑談の中から出てくるのがオフラインイベントならではのの面白さだなと。

惜しいと思ったこと

充実した2日間だったからこそ、「もっとこうだったら」と思う部分もありました。

同時並行セッションの多さ

平均3箇所で同時にセッションが行われていたので、仕組み上、聞けないセッションの方が多くなってしまいます。気になるセッションが同じ時間帯に被っていると、どちらを選ぶか悩む場面が何度かありました。これはどうしても惜しい。

ただ、裏を返せば「自分の興味のあるセッションを主体的に選ぶ」ことで、ただ受動的に聞くだけでなく、前のめりに話を聞く姿勢を作れていたとも感じます。

アーカイブ配信に期待しつつ、この「選ぶ」体験もカンファレンスの醍醐味かもしれません。

ブースを回りきれなかった

セッションをメインに回っていたので、スポンサーブースをじっくり見る時間が取れませんでした。

セッション間の休憩は10〜20分程度あるものの、移動したり他の参加者と話しているとあっという間。気づいたら次のセッションが始まる時間になっていて、全てのブースを回りきれなかったのが心残りです。

スポンサーブースにはそれぞれ工夫を凝らした企画が用意されていたので、もっとじっくり見たかった。次回はブースの時間も意識してスケジュールを組みたい……!

一番良かったこと

一番良かったのは、やっぱりエンジニア同士の交流です。

技術の登壇に触れてモチベーションが上がるのはもちろんなんですが、いろんなバックグラウンドを持つエンジニアと話すことが、何より自分のモチベーションにつながりました。

懇親会の規模もすごくて、もはやパーティー。すべてのテーブルでエンジニアたちがさまざまな会話に花を咲かせていて、2時間あったのに全然足りなかった。初めて話す人とも「TypeScript」という共通言語があるだけで会話が弾むのは、テーマを絞ったカンファレンスならではの良さだなと感じました。

セッション内容は後からアーカイブで見られるかもしれないけど、あの場の空気感や偶発的な出会いは現地参加でしか得られないもの。本当に来てよかったと心の底から感じました。

おわりに

次回のTSKaigiは11月に仙台での開催が予定されているとのこと。遠いけど、行きたい……!

https://sendai.tskaigi.org/

僕は普段「AI駆動開発勉強会」の大阪支部で運営をやっているのですが、今回TSKaigiの規模感と熱量を肌で感じて、いつか自分たちの手でも、多くのエンジニアが交流できる大きなイベントを開催したいと強く思いました。会場の空気、参加者同士が自然と繋がっていく仕組み、運営の丁寧さ。学ぶところがたくさんありました。

TSKaigi 2026、素晴らしいカンファレンスをありがとうございました!

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