Claude Code を業務用と個人用で環境分離する方法
はじめまして、ますみです!
株式会社Galirage(ガリレージ)というAIスタートアップで、代表をしております^^
その他にも、「AIとコミュニケーションする技術(インプレス出版)」という書籍を執筆させていただいたり、生成AIアカデミーというYouTubeチャンネルを運営したり、上智大学で非常勤講師をしたりしています!
この記事では、Claude Code を業務用環境と個人用環境で分離して運用する方法 を紹介します!
Claude Code などの AI コーディングツールを実務で使い始めている方の中には、
- 会社の API 環境と、個人で契約している AI 環境を分けて使いたい
- 業務では会社の課金体系・セキュリティルールに従いながら、個人開発では自由に AI を使いたい
- Codex や定額プランなど、用途に応じて環境を切り替えて使いたい
と感じている方も多いのではないでしょうか。
特に Claude Code は、基本は 1 系統の設定で使う前提になっているため、
「業務用」と「個人用」をどう安全に切り分けるかは、
実務で使い始めると意外と悩みやすいポイントです。
本記事では、環境変数・エイリアス・運用設計を組み合わせて、
- 業務用 Claude Code(会社 API)
- 個人用 Claude Code(Codex / 定額環境)
を 安全に切り替えて使う方法 を解説します。
実務で Claude Code を使っている方や、
これから AI コーディングツールを本格導入したい方の参考になれば嬉しいです 👍
AI駆動開発ツール(AIネイティブ開発ツール)について、まだ詳しくない方は、下記の記事をご覧ください👇
Claude CodeでGPT-5.2 Codexを使う方法については、下記の記事をご覧ください👇
本記事のサマリー
- Claude Code は基本 1系統の設定 で使う設計
- 設定ディレクトリ を分離すれば複数環境を作れる
- alias を使えばコマンド切替だけで環境切替できる
前提:なぜ Claude Code は環境分離が必要なのか
Claude Code は非常に便利なツールですが、
基本的には 1 つの設定系統で動作する設計 になっています。
例えば:
-
/loginでログインすると、その環境が常に使われる - API キーを設定すると、その API が常に使われる
- Max / Pro / API / Proxy などを「同時に並行」では扱いにくい
実務でよくある課題
実際の現場では、次のようなケースがよくあります。
■ 業務環境
- 会社の API Key を使用
- 監査・ログ・セキュリティ制約あり
- 課金体系も会社管理
■ 個人環境
- 個人契約の Claude / Codex / 他AI
- 定額プランを活用したい
- 個人開発で自由に使いたい
この2つを 同じ Claude Code 設定で混ぜると、
- 誤って会社 API を個人用途に使う
- 個人トークンを業務コードで使う
- 課金・監査の境界が曖昧になる
といったリスクがあります。
解決方法:設定ディレクトリを分離する
Claude Code は内部的に、設定を以下のディレクトリに保存しています。
~/.claude
つまり、このディレクトリを分離すれば、
複数の Claude Code 環境を作ることができます。
例:環境分離構成
~/.claude ← 業務用
~/.claude-personal ← 個人用
全体の構成と各環境の対応関係を図で整理すると、下記のようになります。

Claude Code 環境分離マップ — ~/.zshrc に alias を定義し、コマンド(claude / pclaude)ごとに異なる設定ディレクトリと API を切り替える構成
仕組み:CLAUDE_CONFIG_DIR
Claude Code は起動時に:
CLAUDE_CONFIG_DIR
という環境変数を参照します。
これを切り替えることで、別環境として起動させることができます。
設定手順
Step1:起動ラッパー関数を作成
.zshrc に追加します。
_claude_with_profile() {
export CLAUDE_CONFIG_DIR="$1"
shift
command claude "$@"
}
Step2:用途別 alias を作成
# 業務用
claude() {
_claude_with_profile "$HOME/.claude" "$@"
}
# 個人用
pclaude() {
_claude_with_profile "$HOME/.claude-personal" "$@"
}
Step3:反映
source ~/.zshrc
Step4:ディレクトリ作成
mkdir -p ~/.claude-personal
個人環境で Codex を使う場合
例えば 個人環境で Codex を利用したい場合、
個人環境ディレクトリに以下のような設定を配置します。
~/.claude-personal/settings.json
{
"env": {
"ANTHROPIC_BASE_URL": "http://127.0.0.1:8317",
"ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-dummy",
"ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "gpt-5.2-codex(xhigh)",
"ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL": "gpt-5.2-codex(high)",
"ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "gpt-5.2-codex(medium)"
}
}
使い分け方法
設定が完了すると、Claude Code の起動コマンドを変えるだけで 環境を切り替えることができます。
業務用
claude
個人用
pclaude
まとめ
Claude Code は非常に強力なツールですが、
実務で使う場合は 環境分離設計 が重要になります。
今回紹介した方法を使うことで、
- 業務環境
- 個人環境
を安全に切り替えて使うことができます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事を通して、少しでもあなたの学びに役立てば幸いです✨

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