宇宙業界について Part1
経緯
私は現在、金融業界でエンジニアとして働いています。
現職場で「前職では衛星画像の処理や、衛星画像を活用したAIの検討などを行っていました」と話すと、「どんな仕事だったの?」「宇宙業界って儲かるの?」「宇宙でAIってどんな活用方法なの?」といった質問を受けます。簡単に、①宇宙ビジネスについて、②私がどのようなAI検討をしていたのかを紹介したいと思います。もちろん、前職特有の内容はお話しできませんが、一般に公開されているデータなどをもとに、当時どのような検討をしていたか、その雰囲気をお伝えできればと思います。
本記事は①宇宙ビジネスについてを記載させていただきます。
※私は社会人になってから宇宙関連を勉強しています。宇宙業界では大学で関連研究をしているのが一般的なため、私は社会人からの学び始めで、初学者レベルというのもおこがましいレベルです。
宇宙ビジネスについて
宇宙産業は2021年時点で約42兆円で、2040年までに約109~164兆円規模に到達すると考えられています。日本でも多くのベンチャー企業が出てきて活発になってきていますが、主な市場はアメリカの認識です。市場としては以下のサービスがあります。
- 非衛星サービス: 商用有人飛行等
- 衛星サービス: 衛星電話、衛星通信、衛星画像等
- 地上インフラ: 衛星と通信を行うアンテナ設備等
- 人工衛星及びロケット関連の作成等
私は上記の衛星画像の処理や衛星画像を用いたAI作成をしていました。より詳細なことが知りたい方は以下参考URLなどを見ていただければと思います。以降は衛星画像についてと衛星画像を活用してビジネスを展開している企業をいくつか紹介していきます
参考URL: https://sorabatake.jp/31444/
衛星画像について
普段私達が目にする写真は、主に可視光(人間の目に見える光)をもとに作られています。一方、衛星画像では可視光に加えてより長い波長の近赤外や短波赤外も活用されることが一般的です。近赤外を使うことで、植物の健康度合が分かったり、短波赤外線を使うことで土壌水分などが分かったりします。
参考URL: https://sorabatake.jp/279/
衛星画像でどのようなビジネスがあるのか
民間や商用利用では、近赤外を用いて植物の健康状態や生育状態をモニタリングする用途が特に多く見られます。政府だと国防関連に使われています。以下に関連する記事をあげておきます。Planetは衛星画像分野における世界的なリーディングカンパニーであり、高頻度・高解像度な地球観測サービスを提供しています。
- 参考URL:
宇宙関連の企業
日本国内でも多くのスタートアップが多数登場しており、特に以下の企業が注目されています。
- Astroscale(アストロスケール)
- Axelspace(アクセルスペース)
- Synspective(シンスペクティブ)
- QPS研究所
大手企業ですが以下の企業も宇宙ビジネスを持っています。少し意外性もあるかもしれませんね。
- キヤノングループ
- ソニーグループ
さいごに
宇宙ビジネスについて書かせていただきました。
本来は①、②を纏めて書くつもりだったのですが、量が多くなり分けさせていただきました。
次回は、どのようなAIを検討・開発したのかをご紹介できればと思います。
(ご参考)
宇宙関連の最新情報
宇宙関連の情報は宙畑(SORABATAKE)やUchuBizというホームページが有名だと思います。特に宙畑さんはエンジニア視点の記事も多く大変お世話になっていました。丁寧な記事が多いので気になる方は是非読んでみてください。
衛星画像を無料で使える衛星になります。
Sentinel-2: https://www.restec.or.jp/satellite/sentinel-2-a-2-b.html
Landsat-8: https://www.restec.or.jp/satellite/landsat-8.html
Discussion