Java エンジニアになって FOLIO に入るまで
はじめに
2022/07から株式会社 FOLIO で働いている田口と申します。
FOLIO のバックエンドは全社的に Scala を採用しておりますが、所属しているエンジニアのバックグラウンドは様々で、前職で扱っていた言語に焦点を絞っても Java, PHP, Rust, Elixir, C++ などバラエティに富んでいます。
私自身は Java エンジニアとしてキャリアをスタートし、なんやかんやあって FOLIO に入社することになったのですが、本記事では「Java エンジニアが FOLIO に入るまで」と題して、私が Java エンジニアになって Scala を書き始め FOLIO に入社するまでの流れを紹介しようと思います。
ただの自己紹介の様な、おじさんの自分語りのような気もしますが、Java エンジニア、あるいは非 Scala エンジニアに向けて「こんな私でも FOLIO に入って楽しめているよ」「転職する時の候補として FOLIO を視野に入れてくれたら嬉しいな」と提案する様な気持ちで書こうと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
私の職務経歴
さて私の職務経歴書を基に AI に簡素な図としてアウトプットしてもらいましたので、まずはご覧ください。

- ステップ3までが Java エンジニアとしての経歴(2012/11~2017/05)
- ステップ4からが Scala エンジニアとしての経歴(2017/06~現在)
になります。
せっかくなので各ステップの詳細を紹介させていただこうと思います。
1. 夢を諦めてSESへ
「引越しと転職」という記事にも詳しく書いたのですが、私は27歳まではギターをたまに弾いているプータローとして生きてきました。音楽学校時代の先輩が WEB 制作系のフリーランスエンジニアとして活躍していたのを羨ましく思っており「片手間にホームページ作りで稼ぎながら、ギターを弾いてぷらぷらし続けられたら最高じゃん(めちゃ失礼)」という思いから、職業訓練校に通ったのがきっかけで Java エンジニアになりました。
ホームページ作るための技術(JavaScript)だと思って最初の授業を受けた時に「あれ、これホームページとか作る感じじゃなくね?」と気づいてワナワナ震えたことを今でも覚えています。ネットミームにもなっていますが本当にいるんですよ、JavaScript と Java の区別がついてない人。私です。
2. 保険・金融プロジェクト(2012/11~)
職業訓練校は人材紹介業社としての側面も持っていることがほとんどで、私が通っていた学校もたぶんに漏れず人材紹介を生業としており、学校の圧力によって SES をやっている会社との面接を設定されて、あれよあれよという間に入社することになっていました。
WEB 制作系の技術と間違って Java を学んだことがきっかけではありますが、Java を使ったプログラミングと自分との相性の良さを感じて「これだったらゲームみたいな感じで楽しんで仕事できるかも」と考えて、就職することを決めました。
入社してからは Java の案件としてメジャーであろう保険・金融系の案件や、旅行系の案件に合計2年間業務委託として参画しました。すべて Java・Struts でウォータフォールで、基本設計書が終わることに参画してひたすらに基本設計書を詳細設計に落とし込み、最後の工程としてちょろっとコーディングをして終わりという流れを繰り返して生活をしていましたので、コーディングや設計の面白さを感じることなく過ごしていてエンジニアとしての情熱や視座も低かったと思います。
3. アドテク企業(2015/02~)
Java 案件らしいお硬めな企業への参画が終わった後は、同じ会社の先輩が参画していたアドテク企業にバーターのような存在として参画させていただくことになりました。
なんといっても私服で働いて良いというのが新鮮で、スーツを着るのが苦手だった私にとってはそれだけで天国にたどり着いたように思えました。
エンジニアレベルも格段に高く、それまでエンジニア自体を舐め切っていた私はカルチャーショックを受けて「エンジニアって実は面白いかもな」と感じたことを覚えています。この環境に入ってほとんど初めて勉強をし始めたので、この企業に参画させてもらってからが自分のエンジニアとしてのキャリアが始まったと感じているほどです。
ここではスクラムベースで Java+Spring 製の管理画面の開発に従事しながら、コーディングや設計について勉強をさせてもらっていました。
4. SSP 配信システム(2017/06~)
上記のアドテク企業の中の一つのチームの一員として長く過ごさせていただいたのですが、長くいるといろんなことが起こります。
このチームは、フィーチャーチームのような形で、画面開発・バックエンド開発(配信システムやログの集積加工システム)・バッチ開発を行う、職能として様々な人が属するチームで、私は画面開発を行うJava エンジニアとして在籍していました。
ある時バックエンドの開発を行っている二人の Scala エンジニアがほぼ同時期に退社することになり、チーム内に Scala を扱えるエンジニアがいなくなってしました。その際に「Scala 書いてみない?」と提案いただき、配信システムの開発に従事することになりました。
そこから5年近く配信システムの開発をするポジションをキープし続けた結果、Java エンジニアとして過ごした期間より Scala を書いている期間の方が多くなっていきました。(5年の間にサーバーサイド Kotlin の案件にドナドナされて一年位過ごしたりしまいたが、これはまた別の機会に。)
業務委託として参画していたので、定常的な MTG や会社に貢献するための時間などをほとんど取られずに、”kick off MTG で要件を渡される -> 見積もりして設計・インフラ相談・コーディング・レビュー修正・リリース”というサイクルをひたすらに行った結果「あいつ、コードだけはある程度書けるじゃん?」くらいの評価が得られるようになったと感じています。
五年間のひたすらにコーディングを中心とした仕事をいただいたことは、エンジニア人生の中でとても得難い経験ができたと思っています。
5. FOLIO への転職(2022/07~)
前述の通りフィーチャーチームとして、私以外は Scala を日常的に書くエンジニアがいない状況だったのもあり「チームで同じリポジトリを触って切磋琢磨して、エンジニアとして成長していきたい」「業務委託ではなく社員として事業に深くコミットしたい」という気持ちが高まった結果、FOLIO に縁があり転職をすることになりました。
FOLIO では現状ですと職能組織のような形でチームが作られており、私が所属するチームは Scala エンジニアが寄り添って開発や運用を行っています。
FOLIO には色んな強みを持つエンジニアが多く在籍しており、コーディングはもちろんのこと運用やチームビルディング・マネジメント、品質改善・障害対応など、何をとってもこの人には勝てない。。。と思う方ばかりに囲まれていて、日々刺激を受けながら仕事ができていると感じています。
転職してよかった、と心から思っています。
他の方の事例などを紹介
私は転職することなく業務委託先の提案をいただいて Java エンジニアから Scala エンジニアとしてのコンバートをしたのですが、大半の方は転職をきっかけにして扱う言語の変更が起こると思います。
実際に FOLIO に入社する方もほとんどが最初は Scala 未経験で入りキャッチアップを行なった上でみなさん活躍しておられます。
FOLIO は非 Scala エンジニアに対するフォローアップ体制が充実しており、オンボーディングで新規参画者向けの練習用リポジトリが用意されていたり、ドキュメントがたくさんありキャッチアップしやすい環境になっていると思います。
こちらに私が所属するチームでのオンボーディングについて詳しく書きましたので、是非ご覧いただければと思います。
少し昔の記事になりますが、他の方の事例とともにフォローアップが充実しているよという趣旨のブログ記事も FOLIO の公式記事としてアップされていますので紹介します。こちらもぜひご覧ください。
FOLIO はどんな人におすすめか
FOLIO は企業理念の MVV のなかで
- 背中を合わせる
- 突き抜ける
- 変化を楽しむ
という三つの Value を掲げています。
前述した Note に具体的にどういうことなのか?という話がインタビューとして載っているので是非ご覧いただきたいのですが、個人的に特に好きな発言を抜粋させていただくと
色々なことが全部わかる、という完璧な人間なんて世の中にいませんから、わからない部分はわかる人に任せる。そして誰かに自分も任せてもらえる、この「背中を合わせられる」というのがすごく大事です。
本当によく変化する組織なのでその変化を楽しめて、例えば言語が変わるっていう状況になったら本屋に参考資料を買いに行く(笑)みたいな勢いで変化に柔軟に対応できる人には面白い職場だと思います。
個人的にもこのような価値観と一致していることはとても大事だなと感じています。
私が入社した時のエピソードなのですが、環境のセットアップに困ったときに何気なく times チャンネル(社内slackの個人の分報チャンネル≒社内twitter)で「これどうやったらいいのかな」と呟いた際に、チーム内外関係なくワラワラと問題を解決するための有識者が集まってくれたことがとても印象に残っています。
弊チームは、zoom に常駐しているのですが何かわからないことがあった場合「どなたか〜これわからなくて知ってる人教えてくれませんか〜?」というと、複数人が集まってきてワイワイと問題解決が始まるのが日常的に発生しており、そのように振る舞える人が FOLIO っぽい価値観を持っているのかなと感じています。
これらに共感したりとか、いいなと思っていただける方がいる場合、是非カジュアル面談を設定させていただければと思います。
企業に直接応募するより、もっとラフに話聞きたいなという方がもしいれば、twitter などで私にDM等いただければと思います。
おわりに
本記事では、私の職務経歴的なことを恥ずかしながら紹介させていただきました。
「27歳の時にうっかりエンジニアになった39歳の経歴ヤバおじさんの私でも FOLIO で楽しく働けているよ」というメッセージを載せたつもりです。
みなさんが FOLIO に興味を持っていただいて、転職を考える際の選択肢として頭に浮かべていただけると恥を晒した意味も出てきますので、何卒よろしくお願いします。コンタクトはお気軽に。
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