ISSを眺めて

2021年12月8日、前澤さんがISSに到着した。
民間人で初めて宇宙旅行とのことで、将来絶対に宇宙に行ってみたい私としては胸が躍り自分もいつか行くぞ、と改めて思った。

その翌日、12月9日ちょうど17:36ごろからISSが見れるとのことで夜空を眺めた。
幸運にも快晴で、空を見上げてすぐに明るく動く星を見つけた。ISSだ。

日頃からISSをよく見つけている私ではあるが、この日のISSはいつもより早く感じた。金星や月の近くをスーッと動いていくISS。眺めていると、もう月を通り越していた。

人生もこれくらい早いのだろうか。ふと怖くなった。
きっと前澤さんは日ごろから宇宙に行きたいと思っていて、そのチャンスが来たから手を伸ばしたのだろう。では自分には手を伸ばす準備は出来ているのだろうか。

そんなことを考えていたらISSは遠い空の方へ向かっていった。でもまだほんのり明るいISSを目視できる。
人生がスーッと過ぎていっても、粘り強く輝くこともできるんだ。