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【初心者向け】Windows版Codex appからUnityを無料で操作する手順(CoplayDev/unity-mcp)

に公開

Unity AIサブスクリプション不要のOSS版MCPです

Unity公式のMCP Server(com.unity.ai.assistant)は Unity AIサブスクリプション($10/月〜) への加入が必要ですが、本記事で扱う CoplayDev/unity-mcpMITライセンスのOSS で、Unity側のサブスク契約なしに使えます。

項目 公式(com.unity.ai.assistant) 本記事(CoplayDev/unity-mcp)
Unity AI サブスク 必要($10/月〜) 不要
ライセンス 商用 MIT
できること シーン操作・スクリプト編集・Console読取り 等 ほぼ同等+C#コードの直接実行
サポート Unity公式 OSSコミュニティ(GitHub Issues)

この記事でできるようになること

CodexというAIアプリに、次のようにお願いできるようになります。

  • 「UnityのConsole(ログ画面)のエラーと警告を要約して」
  • 「いま開いているシーンの名前を教えて」
  • 「このGameObjectを調べて、不要なコンポーネントを外して」
  • Player.cs スクリプトに二段ジャンプを追加して」

つまり、AIがあなたのUnityプロジェクトを直接見たり操作したり、コードを書き換えたりできる状態を作ります。


まず知っておきたい言葉(カンタン用語集)

最初に覚える必要があるのは4つだけです。いま全部覚えなくてOKです。

言葉 ざっくりした意味
Codex(コーデックス) OpenAIが作っている、AIにプログラミング作業を手伝ってもらうためのアプリ。今回はWindows版のデスクトップアプリを使います。
MCP(エムシーピー) "Model Context Protocol" の略。AIアプリと外部のソフト(今回はUnity)を会話させるための「共通のつなぎ方の規格」。USB端子の形が決まっているのと同じで、規格が合っていればつながります。
CoplayDev/unity-mcp コミュニティが作った、Unityを外部AIから操作できるようにする OSSパッケージ。Unity Editorに入れて使います。
uv(ユーブイ) Pythonというプログラミング言語の小さなプログラムを起動するための、軽くて速い道具。CoplayDev/unity-mcpの「サーバー側」がPythonで作られているので必要です。

この記事の前提: Windows 11 + Unity 6.3 を日本語化済み のエディター + Windows版Codex app(Windows native agent)。

Unityの日本語化は、Unity Hubで該当バージョンに「日本語」言語パックを追加し、Edit > Preferences > Languages で Editor Language を日本語に切り替えるだけです。

全体のイメージ図

Codex app(あなたが指示を打つアプリ)

        │  MCPという規格でつながる(HTTP接続)

http://127.0.0.1:8080 (ローカルHTTPサーバー)

        │  Unity内で動いている

Unity Editor(あなたのゲーム制作画面)
   ├─ Local Setup Window:Codex等のクライアント登録に使う
   └─ Toggle MCP Window:サーバーの起動/停止に使う

公式手順との一番の違いは、relay_win.exe の代わりに Unity 内で立ち上げる HTTP サーバー (localhost:8080) を経由するところです。Codexは「http://127.0.0.1:8080/mcp に話しかける」だけで Unity を操作できます。


PowerShell(パワーシェル)の超入門

この手順では何度か PowerShell を使います。初めての人向けに、必要なところだけ説明します。

PowerShellって何?

PowerShellは、Windowsに文字(コマンド)で命令を出すための道具です。普段アプリはマウスでクリックして操作しますが、PowerShellでは「文章で命令を打ち込んで実行」します。

補足:Windowsには似たものとして「コマンドプロンプト(cmd)」もありますが、この記事ではPowerShellを使います。

開き方(一番カンタンな方法)

  1. 画面左下の スタートボタン(Windowsマーク)を右クリック する。
  2. メニューの中から 「ターミナル」(または「Windows ターミナル」「PowerShell」)をクリックする。
  3. 黒っぽい画面が開けば成功です。

使い方の基本

  • 命令を打ち込んだら、最後に Enterキー を押すと実行されます。
  • コピーした命令を貼り付けるときは、PowerShellの画面内で 右クリック(または Ctrl + V)でOKです。
  • うまくいかなくてもPowerShellに命令を打つだけでパソコンが壊れることはまずありません。安心して試してください。

この記事に出てくる命令の読み方

$env:USERPROFILE という表記がよく出てきます。これは 「あなたのユーザーフォルダの場所」を表す合言葉 です。たとえばユーザー名が taro の人なら、自動的に C:\Users\taro に置き換わります。


始める前の準備(前提条件)

始める前に、次のものがそろっているか確認します。

Codex(AIアプリ)側

  • Windows版のCodex appをインストール済みであること
  • CodexにChatGPTアカウントでログイン済みであること

まだの場合は本記事末尾の「補足A:Codex appのインストール」を参照してください。

Unity側

  • Unity 6.3 を日本語化済みでインストール済みであること
  • 接続したいUnityプロジェクトが手元にあること(テスト用の新規プロジェクトを推奨
  • Unity AI Assistantパッケージ(com.unity.ai.assistant)が入っていないこと
    • 入っている場合は、Unity 6.3でDLL衝突が起きるため事前に削除します(後述の手順1で扱います)。
    • Unity Cloudプロジェクトへのリンクや Unity AI 規約への同意は 不要 です。サブスク契約も 不要 です。

Python / uv 側

  • まだ何も入っていなくてOK。手順0で Python と uv の両方を入れます

手順0:Python と uv をインストールする

CoplayDev/unity-mcpの動作には、Python(プログラミング言語の本体)と uv(Pythonのプログラムを起動する道具)の 両方 が必要です。順番に入れていきます。

① Python をインストールする

PowerShellを開いて、次の命令を貼り付けてEnterを押します。

winget install -e --id Python.Python.3.12

winget(ウィンゲット)はWindows標準のアプリインストーラーです。これは Python 公式版(python.org)をインストールします。

② uv をインストールする

続けて、次の命令を実行します。

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

これは uv の公式インストーラーです。実行すると C:\Users\<あなた>\.local\bin\ というフォルダに uv が置かれ、PATHにも自動で追加されます。最後に Installed uv X.X.X のような表示が出ればインストール成功です。

③ インストールできたか確認する

PowerShellを いったん閉じて開き直してから、次の2つを実行します。

python --version
uv --version
  • Python 3.12.x
  • uv 0.x.x

の両方が表示されればOKです。

...は、コマンドレットの名前として認識されません と出る場合
PATHがまだ反映されていません。PowerShellを閉じて開き直してください。それでもダメなら一度Windowsを再起動します。

python --version を打つとバージョン番号が出ず Python とだけ表示される場合
Pythonは正しく入っているのですが、Windows標準の「アプリ実行エイリアス」というニセモノが先に反応してしまっている状態です。Microsoft Storeへ誘導するだけのショートカットなので、無効化しましょう。クリック4回で終わります。

  1. Windowsキー + I を押して設定を開く
  2. 設定画面上部の検索ボックスに エイリアス と入力 → アプリ実行エイリアス をクリック
  3. 一覧の python.exe のスイッチを オフ
  4. 同じく python3.exe のスイッチも オフ

PowerShellを開き直してもう一度 python --version を実行すると、今度は Python 3.12.x と表示されます。Unity側のウィザードも、エイリアスをオフにしてからUnityを再起動すればPythonを正しく検出できます。

⚠️ ここで Unity Editor / Unity Hub を 必ず一度終了 する

Python と uv をインストールしたあと、Unity Editor と Unity Hub がすでに起動していると、Unity側は古いPATH情報を持ったままなので Python / uv を認識できません。後続の手順2でセットアップウィザードに「Python が見つかりません」「uv が見つかりません」と言われる原因のほとんどがこれです。

次の順で完全に終了させてから次の手順に進んでください。

  1. 開いている Unity Editor をすべて ファイル → 終了 で閉じる。
  2. Unity Hub もウィンドウの「×」だけでなく、タスクトレイ(画面右下の の中)のアイコンを右クリック → Quit/終了 で完全に閉じる。
  3. Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブで Unity.exe Unity Hub.exe が残っていないか確認。残っていれば右クリックで タスクの終了
  4. ここまでやってから、改めて Unity Hub を起動 → プロジェクトを開く。

どうしてこれが必要?:Windowsのアプリは「起動した瞬間のPATH」を覚えていて、後でPATHが変わっても気づきません。Unityも同じで、Python や uv を入れる前に開いていたUnityには、後からは見つけてもらえないのです。


手順1:Unity 6.3でAI Assistantパッケージを取り外す(重要)

⚠️ Unity 6.3 だけの注意点です。AI Assistantを入れていない人はこの手順を飛ばしてOK。

Unity 6.3に同梱されている AI Assistantパッケージcom.unity.ai.assistant)は内部で System.Collections.Immutable という共有部品の v10 を使っています。一方、CoplayDev/unity-mcpは v9 を使うため、両方入れるとビルドエラーで動かなくなります

  1. Unityで対象プロジェクトを開く。
  2. メニューの ウィンドウ > Package Management > パッケージマネージャー を開く。
  3. 左上のドロップダウンを プロジェクト内 に切り替える。
  4. 一覧に AI Assistant があれば右側の 削除 ボタンを押す。
  5. Console(コンソール)に赤いエラーが残っていないことを確認する。

「AI Assistantは消したくないけどMCPも使いたい」という場合は、System.Collections.Immutable v9.0.0 のDLLを Assets/Plugins/ に手動で置く手もありますが、初心者には削除のほうが安全です。


手順2:CoplayDev/unity-mcpパッケージをUnityに入れる

Unity Editorで対象のプロジェクトを開いた状態で進めます。

  1. メニューの ウィンドウ > Package Management > パッケージマネージャー を開く。
  2. 左上の ボタンから Git URLからパッケージをインストール を選ぶ。
  3. 次のURLをそのまま貼り付ける。
    https://github.com/CoplayDev/unity-mcp.git?path=/MCPForUnity#main
    
  4. インストール を押す。
  5. しばらく待つと、Unityの上部メニューに Window > MCP for Unity が増えます(日本語化していてもここは英語)。

セットアップウィザードが自動で開きます

インストールが終わると、CoplayDev/unity-mcpの セットアップウィザード(Local Setup Window)が自動で立ち上がり、次を自動チェックします。

  • Pythonと uv が入っているか
  • Codexなど、パソコンに入っているMCPクライアントが見つかるか

ウィザードを閉じてしまった場合の再表示:Unityメニューの Window → MCP For Unity → Local Setup Window から再度開けます。

ウィザードが「Python / uv が見つかりません」と言う場合

インストール済みなのにウィザードで認識されない場合、原因はほぼ次の3つです。上から順に試してください。

A. Unity を再起動していない(一番多い原因)

手順0の最後で説明したとおり、Python や uv を入れる前から Unity Editor / Unity Hub が起動していた場合は再起動が必要です。一度全部閉じてから(タスクマネージャーで Unity.exe Unity Hub.exe が居ないことまで確認)、改めて Unity Hub → プロジェクトを開き直してください。

B. パネルの Advanced タブで uvx の場所を手動指定する

再起動しても認識されない場合は、MCP For Unityパネルから直接 uvx のパスを教えてあげます。

  1. Unityメニューの Window → MCP For Unity → Toggle MCP Window をクリックしてパネルを開く(タイトルバーに MCP For Unity と版数が表示されます)。
  2. パネル上部のタブから Advanced を選ぶ。
  3. UVX Path: という欄があるので、右側の Browse ボタンをクリック。
  4. ファイル選択ダイアログで uvx.exe を選ぶ。公式インストーラーで uv を入れた場合の場所は:
    C:\Users\<あなた>\.local\bin\uvx.exe
    
  5. パス欄の横の丸印が 緑色 になればOK。
  6. パネル左の Connect タブに戻り、状態が更新されているか確認する。

パスが分からないときはPowerShellで (Get-Command uvx).Source を実行すると場所が表示されます。

C. ウィザードを諦めて手動設定に進む

それでもダメな場合は、ウィザードのチェックは無視して 手順3の「バックアップ手段:手動で config.toml を編集する」 に進んでください。Unity側は MCP For Unity パネルさえ開いていればBridgeが動くので、ウィザードを完了させなくても Codexからの接続自体は問題なく成立します


手順3:CodexをMCPクライアントとして登録する

Codexの登録は Local Setup Window から行うのが一番素直なルートです。手順2のパッケージインストール直後にこのウィザードが自動で開いているはずなので、その流れで登録を済ませます。

Toggle MCP Window からでも登録できます:次の手順4で開くサーバー管理パネルの下半分にも Client Configuration セクションがあり、そこの緑ボタン Configure All Detected Clients で同じことができます。「サーバー起動のついでにクライアント登録もまとめてやりたい」場合はそちらでもOK。

① Local Setup Window を開く

Unityのメニューから次を選びます。

Window → MCP For Unity → Local Setup Window

手順2でパッケージをインストールした直後は自動で開きますが、閉じてしまっていてもこのメニューから再表示できます。

② ウィザードを進めてクライアント選択画面まで行く

  1. Pythonと uv が緑チェックになっているのを確認したら、画面下部の Done ボタンを押す。
  2. 次の画面 Configure MCP Clients に切り替わり、検出されたAIエージェントが チェックボックス付きの一覧 で表示される。

③ Codex にチェックを入れて登録する

  1. 一覧の中の Codex のチェックボックスをオンにする(同時に他のクライアントを設定したい場合はそれもチェック)。
  2. 画面下部の Configure(または Apply)ボタンを押す。
  3. Codexの設定ファイル %USERPROFILE%\.codex\config.toml に、サーバーへの接続情報(url = "http://127.0.0.1:8080/mcp" のようなブロック)が自動で書き込まれます。

Codexがチェックボックス一覧に出ない場合:Codex appが正しくインストールされていないか、初回起動が済んでいない可能性があります。一度Codex appを起動してログイン状態にしてから、Configure MCP Clients 画面の Refresh(再検出)ボタンを押してください。それでもダメなら下の「手動登録」を使います。

バックアップ手段:手動で config.toml を編集する

Configure ボタンがうまく動かない場合に、自分で config.toml を書く方法です。実際に接続するときには 手順4でサーバーを起動しておく必要があります

① 設定ファイルをメモ帳で開く

PowerShellで次を実行します。

notepad "$env:USERPROFILE\.codex\config.toml"
  • ファイルが既にある場合 → メモ帳でその内容が開きます。
  • ファイルがない場合 → 「新しく作りますか?」と聞かれるので 「はい」 を選ぶと、空のファイルが作られます。

② 次の内容を一番下に書き加える

[mcp_servers.unity_mcp]
url = "http://127.0.0.1:8080/mcp"
startup_timeout_sec = 30
tool_timeout_sec = 720
enabled = true

ここで何が起きるか

  • url = "http://127.0.0.1:8080/mcp" で、Unity側で起動しているHTTPサーバーに接続します。
  • ポート番号 8080Toggle MCP WindowConnect タブに表示されている HTTP URL と一致している必要があります(変更していなければ 8080 のまま)。

③(任意)安全のために承認を挟む設定

Codexが勝手にUnityを操作するのが不安な場合は、ツール実行のたびに確認を求める設定を足せます。

[mcp_servers.unity_mcp]
url = "http://127.0.0.1:8080/mcp"
startup_timeout_sec = 30
tool_timeout_sec = 720
enabled = true
default_tools_approval_mode = "prompt"
  • auto — Codexが内容を見て自動判断
  • prompt — 実行のたびに毎回確認(最初は必ずこれ
  • approve — 自動で全部許可(慣れてから)

設定後は必ずCodex appを完全に終了して再起動

config.toml を編集した場合(自動登録でも手動でも)、Codex appを完全に終了してから起動し直します

要注意:ウィンドウの「×」を押すだけでは終了していません

  1. タスクバー右下の (隠れているアイコン)を開き、Codexのアイコンがあれば右クリック → Quit/終了
  2. Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
  3. 「プロセス」タブで codex.exe を検索する
  4. 残っていれば右クリック → タスクの終了

ここまでやってからCodex appを起動し直すと、確実に新しい設定で動きます。


手順4:MCPサーバーを起動する

Codex登録(手順3)とは別のウィンドウで、Unity側のMCPサーバーを起動します。この起動を忘れると Codex から接続したときに「HTTP 側は 8080 が開いていませんでした」というエラーになります

① Toggle MCP Window を開く

Unityのメニューから次を選びます。

Window → MCP For Unity → Toggle MCP Window

MCP For Unity v9.x.x というタイトルのパネルが開きます。タブが Connect / Tools / Resources / Deps / Advanced と並んでいるので、Connect タブが選ばれていることを確認します。

② サーバーを起動する

Connect タブの上半分が Server セクションです。

  1. TransportHTTP Local になっていることを確認(デフォルトのままでOK)。
  2. HTTP URLhttp://127.0.0.1:8080 になっていることを確認。
  3. Local Server の右にある青い Start Server ボタンを押す。
  4. 赤丸の No Session 表示が 緑丸 に変わればサーバーが起動しました。

③ サーバーを起動したままにする

Codex からUnityを操作する間、この Start Server で立ち上げたサーバーは動いている必要があります。Unity Editor を閉じるとサーバーも止まります。

毎回 Start Server を押すのが面倒な場合は、Advanced タブの Auto-Start Server on Editor Load にチェックを入れておくと、Unity Editor 起動時に自動でサーバーが立ち上がります。


手順5:実際につないでみる

  1. Unityで対象プロジェクトを開き、手順4の Start Server でサーバーが緑のランニング状態になっているか確認する。

  2. Codex appを起動する。

  3. Codexに、Unityに関する簡単な依頼を送る。たとえば:

    UnityのConsoleログを読んで、warningとerrorを要約してください。
    
  4. 初回は default_tools_approval_mode = "prompt" を設定していれば、Codex上に「unity_mcp のツール manage_console を実行してよいか?」のような確認ダイアログが出ます。Allow(許可) を押します。

  5. Unityのコンソール状況がCodexに返ってくれば成功です!

接続できているかの確認方法(2つ)

  • Codex側:Codexの画面で unity_mcp緑色の点(active) で表示される。
  • Unity側Toggle MCP WindowConnect タブで Local Server緑(Running) になっている。

ここまで成功すれば、基本のセットアップは完了です!


試しに頼んでみるおすすめ依頼(First Prompt集)

最初は 読み取り系(変更しない依頼) から始めると安心です。

今開いているシーンの名前と、トップ階層にあるGameObjectの一覧を教えてください。
プロジェクトのコンパイルエラーと警告だけを抜き出して、原因と推定される修正案を3つに絞って提示してください。コードは変更しないでください。

慣れてきたら、変更系も依頼できます。

Player という名前のGameObjectに Rigidbody が付いていなければ追加し、Use Gravity をオンにしてください。変更前にどうするかを先に説明してから実行してください。
Assets/Scripts/Player.cs に「二段ジャンプ」のロジックを追加してください。元のクラス構造は壊さず、追加箇所はコメントで囲んでください。

困ったときの対処(トラブルシューティング)

MCPセットアップウィザードが Python / uv を認識しない

Python や uv をインストール済みなのにウィザードで「見つかりません」と出る場合、それらを入れる前から Unity Editor / Unity Hub が起動していたことが原因のことがほとんどです。Unity は起動時のPATHを覚えていて、後でPATHが変わっても気づきません。

対処は手順2の「ウィザードが「Python / uv が見つかりません」と言う場合」を参照。要点だけ書くと:

  1. Unity Editor と Unity Hub をタスクマネージャーで Unity.exe Unity Hub.exe が居ないところまで完全に終了 → 起動し直す。
  2. それでも認識されないなら、Window → MCP For Unity → Toggle MCP Window でパネルを開き、Advanced タブの UVX Path:uvx.exe のパスを Browse で指定する。
  3. それでもダメなら手順3の手動 config.toml 編集で進める。

Codex に「HTTP 側は 8080 が開いていませんでした」と出る

Unity側のMCPサーバーが起動していません。手順4Toggle MCP WindowConnect タブ → Start Server を押してサーバーを立ち上げてから、再度Codexに依頼を送ってください。

Unity Editor を再起動すると毎回 Start Server を押し直す必要があるので、面倒な場合は Advanced タブの Auto-Start Server on Editor Load をオンにしておきます。

Toggle MCP Window で No Session のままになる

  1. Unity Console(コンソール)にコンパイルエラー(赤いメッセージ)がないか確認し、あれば直す。
  2. Start Server を一度押す。
  3. Unity Editorを再起動する(パッケージ追加直後はだいたいこれで直ります)。
  4. 手順1の AI Assistantパッケージ削除 をやり忘れていないか確認する。

CodexからUnityの道具(tool)が見えない

上から順にチェック:

  1. Unity Editorは起動しているか。
  2. Toggle MCP WindowLocal Server は緑(Running)か。
  3. config.toml[mcp_servers.unity_mcp] のブロックがあり、url = "http://127.0.0.1:8080/mcp" のポート番号が Toggle MCP WindowHTTP URL と一致しているか。
  4. Codex appを完全に終了→再起動したか(タスクトレイ・codex.exe プロセスの残存も要確認)。

初回起動でとても時間がかかる/タイムアウトする

uvx が初回にPythonと依存パッケージをダウンロードしているためです。

  1. PowerShellで一度先に走らせて、ダウンロードを完了させておきます。
    uvx --from mcpforunityserver mcp-for-unity --help
    
  2. Usage: ... のヘルプが出れば準備完了。Codex appを再起動して再試行します。
  3. それでもタイムアウトする場合は startup_timeout_sec = 60 のように値を増やします。

System.Collections.Immutable のバージョン違反でビルドエラー

Unity 6.3 + AI Assistant 同居問題です。

  • 一番安全な解決:AI Assistantパッケージを削除(手順1)。
  • どうしても両立させたい場合:System.Collections.Immutable v9.0.0 のDLLを Assets/Plugins/ に手動配置(初心者にはおすすめしません)。

Unity Editorが固まる・落ちる

ManageAsset の Search を AI が誤呼び出ししたり、UI階層(Canvas, CanvasScaler, GraphicRaycaster, RectTransform など)を一括取得したりすると Editor がフリーズする既知の問題があります(GitHub Issue #1177)。

依頼を具体的に絞ると安全です。

Canvas階層には触らず、現在開いているScene名とConsoleのerrorだけ確認してください。

Codex appの WSL agent から使いたい

公式版同様、Windows native agent で接続するのがおすすめです。WSL agentから使う場合は、Unity-MCPサーバーをHTTPモードで起動し、netsh interface portproxy でWSL↔Windows間のポート転送を設定する必要があり、初心者には難易度が高いので最初はWindows native agentで動かしてください。

9.7.1 以降で何度か Domain Reload するとつながらなくなる

Windows stdio で TcpListener がリークする既知バグ(Issue #1173)です。当面の回避策:

  • Unity Editorを再起動する(一番手軽)
  • パッチ版(v9.7.2以降)が出ていればアップデート
  • どうしても頻発するならHTTP transportに切り替える

安全に使うためのコツ

  • 最初は unity_mcp ブロックに default_tools_approval_mode = "prompt" を入れ、ツール実行前に毎回確認を挟む。
  • 大きな変更を頼む前にUnityのシーンとプロジェクトを保存しておく。
  • 変更系の依頼の前に、Git や Unity Version Control で差分を確認できる状態にしておく。
  • 最初は**「まず調査だけ」**「変更案を出してから実行」のように段階的に依頼する。
  • 本番プロジェクトでは試さず、テスト用の新規プロジェクトで接続確認してから本番に持ち込む。
  • CoplayDev/unity-mcp はEditor内で 任意のC#コードを実行できる強力なツールです。信頼できないクライアントを接続しない(自分のCodex以外をつながない)。

最終チェックリスト(このとおりやればOK)

  1. Windows版Codex appをインストールしてログインしておく。
  2. Unity 6.3を日本語化済みで用意する。
  3. AI Assistantパッケージが入っていれば削除する(Unity 6.3)。
  4. PowerShellで winget install -e --id Python.Python.3.12irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex を実行し、python --versionuv --version が両方動くことを確認する。
  5. Unity Editorで対象プロジェクトを開く。
  6. パッケージマネージャーから https://github.com/CoplayDev/unity-mcp.git?path=/MCPForUnity#main をインストールする。
  7. セットアップウィザードの案内に従い、Python/uv の検出を完了する。
  8. Window → MCP For Unity → Local Setup WindowDoneConfigure MCP Clients 画面で Codex にチェック → Configure で自動登録する。
  9. 自動登録できなければ %USERPROFILE%\.codex\config.toml に手動で [mcp_servers.unity_mcp] ブロック(url = "http://127.0.0.1:8080/mcp")を追加する。
  10. 任意で default_tools_approval_mode = "prompt" を追記する。
  11. Window → MCP For Unity → Toggle MCP WindowConnect タブ → Start Server でMCPサーバーを起動する。
  12. Codex appをタスクトレイ・プロセスごと完全に終了し、起動し直す。
  13. Codexで「Consoleのwarning/errorを要約して」と依頼する。
  14. 初回承認ダイアログで Allow を押す。
  15. Toggle MCP WindowConnect タブで Local Server が緑になっていることを確認する。

補足A:Codex appのインストール

Windows版Codex appは、次のどちらかで導入できます。

  • Microsoft Storeから:「Codex」を検索してインストール。
  • PowerShellのコマンドから
    winget install Codex -s msstore
    

ChatGPTの全プラン(Free / Go / Plus / Pro / Business / Enterprise / Edu)で利用できます。


補足B:公式版とCoplayDev版の使い分け

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参考リンク

CoplayDev/unity-mcp(本記事のメイン)

Codex(OpenAI)

uv / Python

PowerShell / Windowsターミナル(初心者向け)

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