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re:Invent 2025 にエクサウィザーズ社員3名で参加しました!(Tech編)

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2025年12月1日から5日にかけて、米国ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2025に加藤 卓哉、佐藤 碧、伊賀 裕展のエクサウィザーズ社員3名で参加しました!本記事では、参加したメンバーそれぞれの視点から、印象に残ったセッションや、そこからの学びを共有します。

加藤 卓哉

私は案件やR&Dとして、AIエージェントを使ったサービスを開発したり検証することが多いため、AIエージェントやマルチモーダルMLモデルなどを活用するようなワークショップを中心に参加しました。
AgentCoreやS3 Vectorsなど普段の業務で使うサービスだけでなく、社内で利用検討されていたQuick Suiteなど普段使ったことがないサービスに触れることで、社内の技術検討に活かすことができました。

  • Unlock intelligent AI with MCP powered agentic Neptune graph reasoning(DAT417-R1)
  • Next-gen agentic SaaS_Transforming to an agent-powered experience(SAS404-R)
  • Multimodal Video Understanding AI at Scale with Amazon Bedrock(PEX311)
  • Hands-on multi-tenant agents Inside tenant-aware agentic systems(SAS403-R1)
  • From prototype to production Scaling agents with Amazon S3 Vectors(STG363-R)
  • Extend your application with Amazon Quick Suite connectors and APIs (BIZ322)
  • Building GenAI applications with AI Agents that reason, decide and act(CNS308-R1)
  • Build AI Agents Ready for Enterprise [AWS Partners only] (TNC302)
  • Build a multi-agent financial research assistant with Amazon Bedrock(IND342-R1)
  • Build a multi-agent AI solution with Amazon Aurora & Bedrock AgentCore(DAT403-R1)

どのセッションも非常に面白かったのですが、個人的に印象的だったセッションを2つご紹介いたします。

Next-gen agentic SaaS_Transforming to an agent-powered experience(SAS404-R)

SaaSアプリケーションをAIエージェント化するためのワークショップです。
既存のSaaSアプリケーションのワークフローをAIエージェント化することで、決定的な挙動を柔軟に対応できるエージェンティックなアプリケーションに変換する方法を学ぶことができました。
API GatewayとAgentCore Gatewayをうまく使うことで、Tierごとに使用可能なAIエージェントを変えられるマルチテナント構成を実践的に学ぶことができた点はとても学びがありました!
このワークショップを起点にして、AgentCore Gatewayの構造をしっかり学ぶことができたので、その後のワークショップがとてもスムーズにできました!

Unlock intelligent AI with MCP powered agentic Neptune graph reasoning(DAT417-R1)

Neptuneを活用したGraphRAGを組み込んだ金融データAIエージェントを構築するワークショップです。
MCPサーバを経由してAmazon Neptuneを接続することで、Strands Agentで構築したエージェントからGraphRAGを実装しました。
コンテキスト量が多くなってしまったり回答速度が遅いなど、様々な課題があるGraphRAGですが、様々な業界ではグラフ構造を持たせたデータは非常に多く、今後重要な技術になると思います。

このワークショップを担当したAWSチームは、過去のre:InventからNeptuneを扱ったワークショップを何年も連続でやっているようで、コンテンツがとてもリッチでした!
設問などを解きながら進める形式でワークショップとしての質が高く、来年も同じチームのワークショップが楽しみになり、こういう楽しみ方もあるのか、と知れたワークショップでした。

セッション登録開始の際、深夜にどんどん埋まっていく焦りの中で「本当にこのセッションでよかったのか、、、」と悩みましたが、
結果的にワークショップはどれも非常に有意義で、業務で実際にNeptuneを使ってみたり、社内ワークショップをしたりと、大いに知見を活かすことができて一安心です笑
一方、Bootcampは自分の知っているサービスだとかなり拘束時間や座学の時間が長い印象があり、じっくり学ぶことができる反面、時間が有効活用できない面もあったので、来年の登録時の参考にしたいと思います。

佐藤 碧

私はAWS NeuronやRustに関連したセッションを中心に参加しました。後日公式YouTubeで公開されないセッションを中心に選びました。

  • Exploring hybrid quantum-classical computing with Amazon Braket (CMP408)
  • Build your own GenAI app on Amazon EKS with Amazon FSx and accelerated compute (STG307)
  • Hands-on multi-tenant agents: Inside tenant-aware agentic systems [REPEAT] (SAS403-R1)
  • Verifying the safety of the Rust standard library (INV518)
  • Use Amazon DynamoDB to enhance agentic AI workflows (DAT418)
  • Performance engineering on Neuron: How to optimize your LLM with NKI (AIM414)
  • Mastering agent authentication with Amazon Bedrock AgentCore Identity (AIM321)
  • AI That Remembers: Building Memory Systems for AI Agents [REPEAT] (PEX405-R1)
  • Compact yet powerful: Exploring model distillation with AWS Trainium (AIM312)
  • Compile blazing-fast MCP servers in Rust (DEV405)
  • Building Quantum-Safe Systems with Post-Quantum Cryptography on AWS (SEC404)
  • Neurosymbolic AI: Logic-Enhanced Neural Networks at Amazon Scale (INV509)

この中でも印象に残った2セッションを紹介します。

Verifying the safety of the Rust standard library (INV518)

Rustの標準ライブラリの安全性を検証する方法に関するChalk talkで、今イベントから追加されたLevel500のセッションでした。
とてもマニアックなセッションでしたが、Rustユーザーなら興味を持つこと間違いなしのセッションでした。私のブログで安全性検証のためのライブラリkaniの使い方や実際のコード例などを紹介しているのでぜひご覧ください。
AWSがRustに感じている可能性やAWSの安全性に対する意識の高さが感じられるセッションで、ユーザーがAWSを選ぶ理由がここにもありました。

Compact yet powerful: Exploring model distillation with AWS Trainium (AIM312)

AWS Trainium上でモデルの蒸留をするセッションでした。
内容も興味深いものでしたが、Builders' session特有の講師の方と参加者の距離の近さがありました。

上記の写真の1テーブルで1グループになっており、講師の方1名につき参加者がおよそ8名でした。疑問があるたびにその場で質問ができ、TrainiumやInferentia関連のことであればこのセッション外での疑問も相談することができました。実際にAWSの方に相談して聞ける情報は、とても価値のあるものでした。

伊賀 裕展

私は AIエージェント x SaaS に関連したセッションを中心に参加しました。セッションのタイプとしては、Breakout Sessionsなどは少なめに、現地でしか体験できない可能性の高いChalk TalkやWorkshopを多めに参加しました。
参加したセッションは下記になります。SaaSに関連したセッションを多くとった都合上、SASというセッションコードが多めになっています。これらのセッションの内容は先日登壇したAgentCoreで実現するマルチテナントAIエージェントにも活かされています。

  • SaaS Anywhere meets GenAI(SAS302)
  • Transform Business Tasks into AI Actions [AWS Partners only] (TNC305)
  • Build AI Agents Ready for Enterprise [AWS Partners only] (TNC302)
  • Design authentication, authorization, and logging logic in Agentic AI apps (SEC307)
  • AWS Security Agent Get started with AI-powered proactive AppSec (SEC353)
  • Agents meet SaaS operations A natural fit [REPEAT] (SAS414-R1)
  • Build a multi-agent AI solution with Amazon Aurora(DAT403-R1)
  • Hands-on multi-tenant agents Inside tenant-aware agentic systems [REPEAT] (SAS403-R)
  • Inside a multi-tenant architecture built with Amazon Bedrock AgentCore [REPEAT] (SAS410-R1)

この中から特に印象に残ったセッションを2つご紹介します。

Inside a multi-tenant architecture built with Amazon Bedrock AgentCore [REPEAT] (SAS410-R1)

AgentCoreでのマルチテナント構成に焦点を当てたChalk Talkセッションです。
個人的には今回参加したセッションの中で最も有益でした。AgentCoreを前提にSaaS Identityの伝播やツールフィルタリング、テナント分離などマルチテナントエージェントを構築する上での重要なポイントを学ぶことができました。
SaaS Identityの伝播においてなりすましパターンと代理実行パターンを紹介された上で、なりすましパターンを避けるべきと終始一貫して強調されていたことが印象に残っています。

AgentCoreの各サービスのサイロ構成とプール構成の場合のアーキテクチャ図やAgentCore Gatewayのアクセス制御の比較など正にこれが知りたいと思っていた!という内容がふんだんに含まれていました。1時間という限られた時間である都合上、用意されていた内容全てをおそらく紹介しきれなかったのではないかと感じており、その点は非常に残念ではありましたが、AgentCoreでのマルチテナント構成に関する理解が一段深まる大変良いセッションでした。

Hands-on multi-tenant agents Inside tenant-aware agentic systems [REPEAT] (SAS403-R)

AgentCoreでのマルチテナント構成をハンズオンで学ぶワークショップセッションです。Session SAS407: Building Multi-Tenant SaaS Agents with Amazon Bedrock AgentCoreの内容を踏まえつつ、実際に手を動かして学べる内容でした。

テクニカルサポートのエージェントを作成するというシナリオの元、マルチエージェント・マルチテナントアーキテクチャ構成に関して学ぶことができます。

非常に実践的な内容となっており、ABACによるテナント分離やテナントごとのコスト算出の実装に関してのラボが用意されています。コードを見ることで、SaaS Builder Toolkit for AWSの使い方を把握できるのも良い点でした。

ワークショップのコード量はかなり多いですが、確認することでマルチテナントエージェントの実装方法の理解が深まると思います。おすすめです。

なお本セッションの資料は公開されておりまして、以下のリンクから確認できます。

最後に

今回の re:Invent 2025 参加を通じて、最新のクラウド技術やサービスに関する知見を深めることができました。今後もエクサウィザーズとして、これらの学びを活かし、お客様に最適なソリューションを提供してまいります!

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