🇲🇳 モンゴルからの留学生が2025年の石巻ハッカソンに参加してきた！

エモバのインターンとは直接関係ありませんが、インターン生の一人が2025年10月10日〜12日に開催された「石巻ハッカソン」に、人生初のハッカソンとして参加してきました。

初めての参加だったので、正直「みんなについていけるかな…？」と不安もありましたが、結果的には本当に最高の3日間になりました。
この記事では、ハッカソンに興味がある学生やエンジニア志望の方に、少しでも「自分も出てみたい！」と思ってもらえたら嬉しいです。

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石巻ハッカソンとは？

石巻ハッカソンは、2011年の東日本大震災のあとに生まれたイベントで、
「競争よりも学び」「完璧さよりも出会い」を大切にしているのが特徴です。
今年でなんと第12回目とのこと！

毎回テーマが決まっていて、今年のテーマはなんと——
「ガチャン」！
そこで私たちのチームは、
「石巻の豊かな水産文化 × 子どもたち × ガチャン」🎣
を掛け合わせよう！ということで、釣りを学ぶゲームを開発ことに決めました。
🔗 イベント公式ページ：https://techplay.jp/event/960974

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🧠 1日目：アイデアピッチとチーム結成！

まずはアイデアピッチからスタート。
ステージ上で「こんなアイデアがあります！一緒に作りたい人〜！」と声を上げると、なんと3人の仲間が集まってくれました。
最終的にできたチームはこんな感じ👇

• モンゴル出身の社会人エンジニア（開発全般で頼れる存在）
• ゲームが大好きな中学3年生 (発想力豊かなアイデアメーカー！）
• 魚を愛するおじさん（釣りの知識が豊富！）
• そして私 (通訳と全体のまとめ役としてチームをサポート)

年齢も職業も国籍もバラバラ。でもそれが逆にめちゃくちゃ面白かった！
お互いの得意分野を活かしながら、わいわい議論して、3種類のミニゲームを作り上げました。
もちろん、生成AI（Claude, Gemini, Cursor）にも大活躍してもらいました。

🍣 懇親会での出会い

1日目の終わりには懇親会があり、美味しいご飯を食べながら他チームの人たちと交流しました。
技術の話だけじゃなく、石巻のこと、日常のこと、将来の夢のことなど、いろんな話ができてすごく刺激的でした。

👩‍💻 2日目：実装スタート！

2日目は朝から本格的な開発フェーズへ。
まずは「どんなゲームにするか」を全員でブレスト。

• 釣った魚をカードとしてコレクション（ポケモンカード風）
• 日本だけでなく世界の海を旅して釣る
• 現実世界だけでなく“ロボット世界”にも行ける
  など、自由で面白いアイデアが次々と出てきました。

魚好きのおじさんの「釣りは場所・餌・季節で全然違うんだ」という話から、
知識を学べるカードゲームの要素も加えることに。
また、他チームの方から「せっかく展示するなら、体を動かせる体験型にしたら？」という助言もあり、
カメラで釣り動作を検出する“体験型釣りゲーム” に進化しました！

役割分担はこんな感じ👇

• 自分：UI設計・開発
• モンゴル人エンジニア：釣り動作のモーション検出実装
• 中3メンバー：魚デザインと3番目のゲーム開発
• おじさん：カードゲーム設計

開発では以下の技術を活用しました👇

• Motion Detection：MediaPipe Tasks Vision（PoseLandmarker）
• リアルタイム映像取得：WebRTC（getUserMedia()）
• UI描画：Canvas API
• 3D表現：Three.js（地球儀UI）
• サウンド＆モーション演出：「ガチャン！」音でテーマにマッチ
• さらに、AIエディタの Cursor に感動。
  ターミナル実行も含めてプロジェクトをゼロから構築してくれる優れもの！
• GitHubでのコード共有もスムーズに行えました。

🚀 3日目：仕上げ＆展示！

午前中は、みんなの作ったパーツを統合し、Vercelでデプロイ。
🎮 完成したプロダクトはこちら！
👉 https://gachan-fisher.vercel.app/

午後からはブース展示がスタート！
4台のPCを用意して、できるだけ多くの人に体験してもらえるよう工夫しました。
小学生から大学生、先生、企業の方まで、たくさんの人が遊んでくれて大盛況🎉

チーム全員で交代しながら、他の展示も見に行きました。
「IT Bootcamp」という初心者向けのワークショップもあったのですが、
その完成度が驚くほど高くて、初心者とは思えないほどと感動しました。
みんなの情熱が本当に伝わってくる展示会でした。

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🎯 最後に

今回の石巻ハッカソンは「スキルの競争」ではなく、「人と人が繋がる学びの場」でした。
異なるバックグラウンドを持つメンバーと、たった3日で1つの作品を作り上げた経験は、一生の宝物です。チームメートの皆さんに心から感謝いたします。

もし少しでも「楽しそう！」と思ったら、ぜひ一度ハッカソンに参加してみることをお勧めします。
きっと、あなたの中の“何か”がガチャン！と動き出します。