日常の小さな不便は、GitHub Issue に書くだけで解決。 Jules 体験記
はじめに
「ここ、ちょっと不便だな」と感じても、エディタを開いてコードを書くほどではない ──
そんな小さな不満は、気づくとずっと放置してしまいがちです。
2025 年 8 月 6 日に正式リリースされた Jules は、そうした “日常の小さな課題” を驚くほど手軽に解決してくれるツールでした。
特に私が気に入っているのは、GitHub Issue に書くだけでタスクが自動実行される という仕組みです。
エディタや CLI を立ち上げるほどではない小さな作業をスマホからでも依頼でき、数分後には動くコードが手に入ります。
Jules は、いつも後回しになっていた “最後の一押し” を自然に埋めてくれる存在でした。
Jules とは?
Jules は Google が提供する AI コーディングアシスタントです。
主な特徴は次の通りです。
- GitHub と連携し、Issue ベースでタスクを依頼できる
- Gemini 2.5 Pro を活用し、高精度なコード生成が可能
- Google 検索と統合されており、最新情報も自動で取得できる
- 無料で利用できる(2025 年 8 月時点)
思いついたアイデアや不満をそのまま Issue に書くだけで、AI が計画から実装、テストまで自動で行ってくれるのです。
実例:不燃ごみの日を Slack に通知
最初に試したのは、以前から地味に困っていた「不燃ごみの日の通知」でした。
- 「第〇火曜日」と言われても、今が何週目か意識していられない
- 例えば「第二火曜日」の場合、「第二週の火曜日」ではなく「その月で 2 回目の火曜日」なので、意外と計算が面倒
これを Jules に頼んだときの Issue は、たったこれだけです。
- 目的
- 東京都港区虎ノ門一丁目の不燃ごみの日の、前日の朝 8 時に Slack で通知する
- 通知方法
- GitHub Actions を利用
- 通知先は環境変数 SLACK_WEBHOOK_URL を使用
- メンションは環境変数 SLACK_MENTIONS を利用
- 実装
- Python で実装
- 必ずテストを実装し、エラーがないことを確認する
Issue を登録してから 約 8 分後、正常に動作する PR が作成されました。
コードをマージすれば、そのまま Slack に通知が届きます。
使ってみて感じた強み
- Issue ベースなので、スマホからでも依頼できる
- 小さなタスクでも試しやすい(無料)
- 実装とテストまで自動生成してくれる
- 最新情報を検索して反映してくれる
つまり「やろうと思えばできるけど、面倒で後回しにしていたこと」を、最短ルートで形にしてくれます。
注意点
-
Web Console 利用時の自動承認
Plan の提示後、約 2 分で自動承認されます。修正したい場合は停止ボタンを押す必要があります。 -
1 タスクでの継続作業は非推奨
一括生成のため、マージ後に同じタスクを続けるとコンフリクトが発生しやすいです。続きは別タスクとして依頼する方が安全です。
まとめ
Jules は「本気で開発するほどではないが、ちょっと不便」なことを、驚くほど低コストで解決してくれます。
GitHub Issue を書くだけで AI が動き、数分後にはコードが完成。
この手軽さは、日常の効率化にぴったりです。
おすすめしたい人
- 日常の軽い自動化を試してみたい人
- エディタを開くのが面倒で後回しにしがちな人
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