Numeraiファンドbuybackに関する皮算用
*本記事で提供する暗号資産に関する情報は特定の銘柄に対する投資を推奨するものではありません。
先日numeraiが$1MのNMRトークンのbuybackを発表しました。
記事からはファンド成績が好調であることが伺えますが、実際どのくらい儲かっているのか皮算用してみます。
ヘッジファンド業界の報酬はいわゆる「2:20」、2%の管理報酬と、20%の成功報酬がスタンダードとされていますが、numeraiは「1:20」を採用しているようです。

buybackの記事によると、numeraiはここ一年でAUM (asset under management) が爆増しており、$441M に達しています。

雑に考えると、$441Mの1% ($4.41M)がnumeraiに管理報酬として支払われることになります。
成功報酬は公開されていませんが、実はfounderのRichardがXでポロリしています。 今年のRevenue/EmployeeがOpenAI以上($1.1M)ということは、従業員数がわかればRevenueもわかります。従業員数について以下の通りばらつきがあるものの、ここでは54人とします。
45人 59人 54人 54人
Revenueは1.1*54 = $59.4M であり、成功報酬 (20%) は $11.88M です。
つまり、今年のnumeraiの稼ぎは 4.41(管理報酬) + 11.88(成功報酬) = $16.29M となります。
確かに16Mもあれば、1Mのbuybackくらいはできそうです。(むしろ少ない)
報酬を引いた年間の投資家へのリターンは10%くらい(revenue/AUM)でしょうか。強い。
buybackはcoinbaseのチームと協力して行う、とのことですが、雑に買い上げてボラを出してほしいのが正直なところです。ボラが出てパチカスのマインドシェアを取って、ハイリキにlistingされるのが理想です。
numeraiの最大の弱点は、「numeraiで稼げる優秀な人は、そもそも他で食い扶持を見つけることができ、NMRという草コインを持つインセンティブが乏しい」ことなので、ハイリキの流動性でヘッジしながら参加できるようになればいいですね。
今や時価総額600位以下に落ち込んでいるNMRですが、pumpfunに代表されるように、チェーンからのvalue extractionが問題視されている界隈において、逆に株式市場からvalue extractionしてtokenを買う、というのは、ちょっとワクワクする出来事でもあります。(少ないけど) Richardのポストにあるように、2年後にrevenue/employeeがNvidia($3.6M)を超えれば、ファンドの成功報酬も$200Mくらいになるので、今後のbuybackも期待できるかもしれません。
つくづく、buybackの流れを作ってくれたハイリキは偉大です。ちなみにハイリキは現時点で約$5M/dayでbuybackしているようです。ほなハイリキでええな!ガハハ!
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