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【個人取引先】SalesCloudとPardotを接続したときの問題点

2021/12/18に公開約1,700字

状況説明

  1. SalesCloudとPardotを接続している
  2. LightningPlatformユーザを使用しておりリードが使えない
  3. 取引先責任者と個人取引先を併用している

toBとtoCの両方のチャネルをもつ企業はSalesCloud内で

法人担当者=取引先責任者
個人=個人取引先

と使い分けることがあります。
SalesCloud単体でこの仕様は全く問題ないのですが、この環境にPardotを導入しようとするとこんな問題点があります。

問題点

従来の順序だと、
Pardotフォームの入力>プロスペクトの作成>リードと同期or新規作成
ですね。

通常ならばこの順序で全く問題ないのですが、今回はLightning Platform(LP)ユーザ=リードが使えないユーザが存在するので、このSalesforce環境ではWeb to リードを介して作成されたリードは即座に取引先責任者に変換する仕様になっています。

そのためリバース同期設定を行いリードではなく最初から取引先責任者を作成しようとしましたが、ここで問題が起きます。そう、フォームを通じて入ってきた全てのプロスペクトが取引先責任者(法人担当者)になってしまうのです。

法人担当者は取引先責任者へ同期させ、個人顧客は個人取引先へ同期させるといった具合に割り振る設定がないので、以前のような使い分けがこのままではできません。

一度すべてのプロスペクトを取引先責任者として作成した後に、フロー等で処理する方法も考えましたが、取引先責任者はすでにプロスペクトと同期してしまっているので、取引先責任者を個人取引先として作り直しても再同期せず、なんのアクティビティも持たない新規プロスペクトを作成してしまいます。これではPardotの強みであるWebアクティビティのトラッキングをすることができませんこれはかなりの問題です…!

解決案

「君の話は要点が全く分からないよ」とよく上司に言われるので、今回の解決案を先に一言で言いましょう。

プロスペクトとリードを同時に作成しそれらを同期をさせずに、リードを取引先責任者or個人取引先に変換した後にプロスペクトと同期させる

一言にすると余計にわかりにくくなってしまいました。大まかな流れは

  1. Web to Leadで作成したフォームにフォームハンドラーを用いる
  2. フォームハンドラーはリードの標準のメールアドレス項目ではなく、カスタムのメールアドレス項目に紐づける。
  3. プロセスビルダーでリードの条件毎に取引先責任者か個人取引先に作り直す。その際にメールアドレスは標準のメールアドレス項目に転記する
  4. メールアドレスをキーにして同期が働く

これでもまだわかりづらいですね…、すこし図におこしてみましょう。

このような流れでプロスペクトと取引先責任者を紐づけることでリードと同期させずに初めから取引先責任者と同期させることができます。

残った問題は取引先責任者か個人取引先のどちらに紐づけるかですが、これにはいろいろな手段が考えられますね。
今回採った解決策はフォームを法人担当者用と個人用の2つ作成しSalesforce に入ってきた際にどのフォームから入ってきたのかを判断するフラグを用意し、フローの条件分岐に加えました。(チェックボックスがTrueであれば取引先責任者、Falseであれば個人取引先)

感想

Pardotを触り始めて初めて直面した問題なので相当苦労しましたが、社長と上司が助けてくれてどうにか解決しました。あの時は本当にありがとうございます…!

あと今回初めて記事を書いてみて自分としても凄く勉強になったので、これからも細々と続けていけたらと思います!

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