AIがチームの一員になった──Datadog Japan CS勉強会 #7 イベントレポート
こんにちは、Datadog Japan Customer Successチームです!
CSチームでは、Datadogをご利用中のお客様向けに、年3〜4回ほど招待制のイベントを開催しています。直近では2026年3月13日に「AI」をテーマにしたイベントを開催しました🎉
当日ご参加できなかった方にも気になる内容だったと思うので、今回初めて開催レポートとしてまとめてみました!
イベントページはこちらです。
今回ご登壇いただいた皆様です!
このイベントを始めた理由
この取り組みを始めたのは、2024年の春のこと。コロナ禍が明けて、対面イベントが少しずつ戻ってきた頃です。
日々お客様と話していて強く感じていたのが、「他社がどう使っているか知りたい」という声の多さでした。製品の基本的な使い方だけでなく、実際の現場での工夫やつまずきポイントなど、一歩踏み込んだ話こそ価値があるはず!そう思ってこのイベントを企画しました。
おかげさまで毎回好評をいただいており、2026年3月の開催でついに7回目を迎えました🙌 ご登壇・ご参加くださる皆さんのおかげです!
今回のテーマは「AI」
「AIがSREの一員になる」という未来が、もはや現実のものになりつつあります。今回は4つのセッションを通じて、その最前線をお届けしました。どのセッションも質問が飛び交う熱量の高い時間でした🔥
セッション紹介
セッション1: Bits AI SRE と Datadog MCP Server による未来
登壇者: Datadog Japan Sales Engineer 横尾
X @866mfs
後に続く実践セッションへの道しるべとして、システム開発から運用までのあらゆるフェーズを支えるDatadogのAI機能の全体像を紹介するセッションでした。
注目はやっぱり「Bits AI SRE」!深夜のアラート検知から自律的にログやトレースを調査して、10分以内に根本原因を特定してしまうというエージェント機能です。他にも、対話形式でダッシュボードを作れる「Bits Assistant」や、エラー原因の特定からPull Requestの作成まで支援する「Bits AI Dev Agent」など、開発・運用を根本から変えるような機能が続々登場しています。
そして満を持してGA(一般提供)が発表された「Datadog MCPサーバー」。ClaudeやCursorなどの外部エージェントからDatadogのデータに直接アクセスできるようになり、可能性が大きく広がりました✨
後続のユーザー事例セッションへの期待が高まる、最高のイントロダクションでした!
登壇資料:
セッション2: 内製AIチャットボットで学んだDatadog LLM Observability活用術
登壇者: 株式会社OSPホールディングス 桒原様
X @mkdev_10
「AIが間違った回答をするんだけど、なぜかわからない…」社内向けAIチャットボットを作った人なら、きっと一度はぶつかる壁ですよね。
桒原様はDatadog LLM Observabilityを使ってこの状況を打破!AIがどのドキュメントを参照したか、どんな思考プロセスで回答したかを可視化して、品質の低い回答を特定。AIの苦手領域を分析してドキュメントを追加するなど、具体的な改善アクションを打てるようになったそうです。結果はなんとトークン数10倍、利用者4倍!AIアプリを「作って終わり」にしないためのノウハウが詰まったセッションでした😄
ユーモアたっぷりにLLM Observabilityの活用例をお話ししてくださいました
登壇資料:
セッション3: 進化するBits AI SREと私と組織
登壇者: 株式会社ヌーラボ 二橋様
X@futahashi
「深夜の孤独な障害対応」——そんなSREあるあるをAIが変えてくれる、圧倒的な実例が飛び出しました!
ある深夜のDDoS攻撃対応では、Bits AI SREがわずか4分でログの傾向を分析し、状況を結論づけたというから驚きです。自然言語でログ調査やコスト増加の調査を依頼するだけで、瞬時に整理された表や洞察を返してくれるBits Assistantを「全人類が求めていたアシスタント」と絶賛されていました(笑)
ただ、入れるだけでは真価は出ません。セッション後半では「ドッグランの整備(データやタグ付けの環境整備)」と称した、AIを頼れるチームの一員として育てる方法についても熱く語っていただきました。SREの方は必見です!
Bits AIサングラスをかける二橋様
登壇資料:
セッション4: 実践 Datadog MCP Server
登壇者: 株式会社ヌーラボ 吉岩様
X@mananyuki
障害調査のたびに複数の画面を行き来して、気づいたら1時間経ってた……なんて経験ありませんか?😅
吉岩様のセッションでは、Datadog MCPサーバーを使って調査業務を「AIとのチャットだけで完結」させるアプローチが紹介されました。SLOのアラートに「原因を調べて」と送るだけで、AIがDB接続の枯渇という根本原因を特定し、影響範囲まで横断的にマップ化して教えてくれます。原因不明のクラウドコスト増加も、対話だけで解明してしまった事例も!ダッシュボードを眺める時代から、AIと話しながら運用する時代への変化を体感できるセッションでした✨
ラストは吉岩様のセッション。約50名の方がご参加してくださいました!
登壇資料:
当日の雰囲気
どのセッションでも質問が次々と寄せられ、いつも以上に参加者の熱量を感じました!
AI領域は「気になってはいるけど、実際どう使うの?」「現場でどこまで使える?」がなかなか見えにくいテーマ。だからこそ、実際の利用者から具体的な事例を聞けたことに大きな価値があったと思っています。「他社のリアルな活用方法を知りたい」というこのイベントの原点に、あらためてしっかり応えられた回でした😊
懇親会も含めてイベントです!
イベント後は懇親会も開催しました🍣 今回の新たな試みとして、お魚の解体ショーを実施!マグロではないですが大いに盛り上がり、その場でお寿司まで楽しんでいただきました。
板前さんが今日捌くお魚の説明をしてくれました
実際に捌いているところ。みなさんカメラを構えて撮影していました
「発表を聞いて終わり」じゃなく、「その場で登壇者に聞ける」「参加者同士でリアルに話せる」そんな対面ならではの時間を大切にしています。
さいごに
CSチームでは、これからもDatadogをより深く活用していただくための場として、こうしたイベントを続けていきたいと思っています。
今回ご参加・ご登壇いただいた皆さん、ありがとうございました!ご都合が合わなかった方も、次回はぜひ😊 セッションも懇親会も、きっと楽しんでいただけます!
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