🗑️

あとで読むが溜まる前に読む価値のある記事だけ残す方法

に公開

はじめに

情報やタスクに対して「いつか使うかも」「なんとなく読んだ方が良さそう」、「流行っているから学習した方が良さそう」といった感情を捨てて、下記3つを即決で判断して、記事やPostをどう扱うかを決めるための判断ルールと運用についての記事です。

  • 捨てる:今の自分に価値が発生しない、もしくは価値が小さいため、即座に手放します
  • 保留する:価値はあり得るものの今ではないため、期限付きで保持し、レビューで取捨選択します
  • 行動にする:読むだけで終わらせず、Next Actionまで決めて成果に繋げます

全体像

Instapaperなどの後で読むサービスにおける3フォルダorタグを、下記のように定義します。

  • Inbox:Inbox(とりあえずここに記事を貯めます)
  • Hold:保留(読む可能性はあるが今ではない)
  • ReadAction:読んでアクションを起こす(その記事を読んだ後のネクストアクションまで決めます)

読むかどうかを迷っている記事をHoldに入れないように気をつけます

1. 記事選別:見る最中の判断基準

1-1. 一次選別(数秒)

SNSでは詳細を読みません。読むのは次の3点です。

  1. タイトル
  2. 冒頭数行(あれば)
  3. 発信元(誰/どこ)

次のどれかに当てはまったら 即捨て(KILL)です。

K:Known(既知)

すでに理解していて、自分にとって新しい情報がない、もしくは少ない内容です。

I:Irrelevant(無関係)

今の仕事や自分の興味に関連がない(今ではない)内容です。

L:Low trust(信頼性が低い)

根拠が薄い内容です。

L:Long ROI(回収に時間がかかる)

読む時間に対して、効果が数週間〜数ヶ月後になるものです。
「面白そう」、「流行ってるから読みたい」は捨て候補です。

1-2. 二次選別

KILLを通過したら、次の 3条件のうち2つ以上満たした場合だけ残します。

  1. 今週の課題に直結する
  2. テーマとなっている状況が再現できている/できる(不具合、コードなど)
  3. 読み終わったら試すことが1つ決まる

2. 後で読むサービスの運用(Inbox / Hold / ReadActionの入れ分け基準)

2-1. Inbox

Inboxは「一時的な受け皿」です。

ルール

  • Inboxは 当日中に処理します(捨てる or Hold/ReadActionへ)
  • 処理できないなら、そもそも入れすぎだと思います(選別が甘い状態です)

2-2. Hold(保留)

Holdは便利ですが、溜まり続けていたら意味がありません。
次の条件を満たす記事だけをHoldに入れていきます。
また、週一など期間を決めて定期的に精査します。

Holdに入れる条件

下記2点を満たしていればHoldに入れます。

  1. 自分の興味のあるトピックとの関連性がある
  2. 読む価値は高そうだが、今週は使わない

2-3. ReadAction

ReadActionに入れるのは、読んだ後に行動が決まっている記事/Postだけです。

ReadActionに入れる条件

全部満たすものをReadActionに入れていきます。

  • 今週の課題に直結a
  • 読了後の“1アクション”が決まっている
  • そのアクションが5〜30分で試せる粒度(ハンズオン的なものはもっと時間がかかっても良いかと思います)

Next Actionは「読むリスト」ではなく、「成果に変換するリスト」です。
読むだけで終わるなら、Next Actionではなく捨てです。

3. Hold → ReactActionの移動条件

定期的にHoldが放置されないようにHoldからReactActionへの移動していきます。

Holdから出す判断は2択だけ

  • 捨てる
  • ReactActionへ移動する

移動条件

「ReactActionに入れる条件」を満たした場合です。

4. 読んだ後に行うこと

読んだら、以下を残します。要素が多すぎると続かないので、簡潔にします。

  1. 1行メモ:学びを自分の言葉で
  2. 1アクション:試すことを1つ(5〜30分)

例:

  • 1行メモ:「リトライ設計は冪等性がないと障害が増幅する」
  • 1アクション:「対象APIの冪等性チェックを追加する(30分)」

これが残らない記事は、自分にとって知識ではなく消費です。次回からKILLで落とす対象にしてください。

5. やること(タスク)を捨てる

記事を読むほど「やりたい」が増えます。 しかしやりたいことが多すぎで何もできなかったら意味がないので、タスクの捨て方も考えます。

5-1. 3条件を通らないなら捨てる

新しい「やりたい」は、下記の順で確認します。

  1. テーマ整合性:今の自分の重点テーマに関連している?(NOなら捨てる)
  2. 価値の創出:1週間以内に価値が出る?(NOなら捨てる)
  3. Tryできるか(Minimum Experiment):30分のネクストアクションに落とせる?(NOなら捨てる)

5-2. DIEフィルタ

迷った時は、捨てる理由で決めます。

  • D:Duplicate(重複)→ 他と重複しているので捨てる
  • I:Impact small(効果小)→ 効果の見込みが少ないので捨てる
  • E:Effort big(労力大)→ 30分のネクストアクションにできないなら捨てる

まとめ

  • KILLで落とし、2/3条件で残す
  • Inboxは当日中に空にする
  • ReadActionは“行動が決まった記事”だけ
  • 読んだ後は1メモ + 1アクション

Discussion