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#05 2つ目のエージェントを作る決断

に公開
2025/12/30

2つ目のエージェントを作る決断

― “1体 → 2体”になった瞬間、世界が変わった ―

前回の記事では、
1つ目のエージェントを使い始めたことで見えてきた課題や、
次に必要な役割の“兆し”について書いた。

今回は、その兆しが 「決断」 に変わる瞬間の話。


## 🔥 2つ目のエージェントを作る決断は、意外と重かった

1つ目のエージェントが動き始めたとき、
「次も作ろう!」と勢いで行くかと思っていた。

でも実際は違った。

  • 本当に必要なのか?
  • 役割が重複しないか?
  • 1つ目を拡張した方がいいのでは?
  • エージェントが増えると管理が大変では?

そんな迷いがあった。

特に大きかったのは、

「エージェントを増やす=複雑さも増える」

という現実。

だからこそ、2つ目を作る決断は慎重だった。


## 🎯 2つ目のエージェントの役割は“自然に決まった”

迷いはあったけれど、
1つ目のエージェントを使い込むうちに、
次に作るべき役割は自然と浮かび上がってきた。

それが 「テストスコープを作るエージェント」。

レビューだけでは業務は回らない。
そもそもレビューする“材料”が必要だ。

[仕様] → [テストスコープ] → [レビュー]

この最初の部分が手動のままだった。

だから、2つ目のエージェントは
「スコープ生成」 に決めた。


## 🎨 図解:2つ目のエージェントが必要になった理由

┌──────────────────────────────┐
│   🐣 1つ目のエージェント(レビュー) │
└───────────────┬──────────────┘
                │
                ▼
        「レビューはできるけど…」
                │
                ▼
┌──────────────────────────────┐
│   📄 スコープが手動のまま…         │
│   ・粒度がバラバラ                 │
│   ・書き方が人によって違う         │
│   ・時間がかかる                   │
└──────────────────────────────┘
                │
                ▼
┌──────────────────────────────┐
│   ✨ 2つ目のエージェント:スコープ生成 │
└──────────────────────────────┘

## 🧪 2つ目のエージェントを作るときに意識したこと

① 1つ目と役割が重ならないこと

  • レビューは1つ目
  • スコープ生成は2つ目

この境界線を明確にした。


② 1つ目のエージェントの“弱点”を補うこと

1つ目はレビューに特化している。
だから、スコープ生成は別のエージェントに任せる。


③ 2体になったときの“連携”を意識する

エージェントが2体になると、
急に“連携”が必要になる。

  • スコープ生成 → レビュー
  • 出力形式の統一
  • 文脈の受け渡し

このあたりは、後々かなり効いてくる。


## 🛠️ 実際に作ってみて分かったこと

2つ目のエージェントを作った瞬間、
世界が変わった。

● 1体のときとは違う“システム感”が生まれる

「エージェントが複数いる」というだけで、
急に“チーム”っぽくなる。

● 役割の境界線が重要になる

曖昧にするとすぐに破綻する。

● 連携の設計が必要になる

1体のときは考えなくてよかった部分。

● エージェントが増えると、Vault構造が効き始める

Intent / Context / Agents / Result の流れが
本当に役に立つようになる。


## 🎨 図解:1体 → 2体になった瞬間の変化

[1体の世界]
┌──────────────┐
│  🤖 Reviewer   │
└──────────────┘
      │
      ▼
  「材料がない…」

[2体の世界]
┌──────────────┐     ┌──────────────┐
│  📝 ScopeGen   │ --> │  🤖 Reviewer   │
└──────────────┘     └──────────────┘
      │                     │
      ▼                     ▼
  「材料ができた!」     「レビューできる!」

## ✨ この時期の学び

  • エージェントは“増やすこと”が目的ではない
  • 必要性が自然に見えてきたときが作りどき
  • 役割の境界線を明確にすることが大事
  • 2体になると急に“連携”が必要になる
  • Vault構造が本格的に効き始める

## 🚀 次回予告:第6回

「エージェントが2体になったことで起きた混乱と進化」

  • 役割の境界線が曖昧になった瞬間
  • 連携の難しさ
  • 2体運用で初めて見えた“次の課題”
  • 3体目の兆し

ここから、エージェント開発は
“単体開発”から“システム開発”へ
進化していく。

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