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PowerPointで作った論文用の図を一発変換するWindowsアプリ「PtoF (PPTX to Figures)」をリリース

PtoF - PPTX to Figures
パワーポイントの図をクリッピングしてPDFや画像に一括変換するツールをリリースしました。
概要

パワーポイントの図をクリッピングしてPDFや画像に一括変換
論文や技術記事を書いていると、
- PowerPointで図を作る
- PDF化する
- PDFCropなどで余白を削る/調整する
- 論文や記事に貼る
という作業を、図の枚数分だけ繰り返すことになります。
この 「地味だが確実に時間を奪う作業」 をまとめて処理できるようにしたのが、
PtoF (PPTX to Figures) です。
リポジトリ
- GUI版PtoF
PtoF とは
PtoF は、PowerPoint(.pptx)ファイルから
- クリッピングする枠を自動で検出し、
- 「filename=output.pdf」のように指定するだけで
- 1スライドに複数の図がある場合も含めて
- PDF / PNG / SVG 形式で一括出力する
- PowerPointがインストールされたWindowsが必要です
想定ユーザー
PtoF は、次の2つの層を主なターゲットにしています。
論文・予稿を書く研究者・学生
- 学会発表スライドを PowerPoint で作っている人
- その図を論文や予稿に再利用したい人
PowerPoint の図を使って記事を書く人
- 技術ブログ (Zennなど)
- 解説記事や研究紹介記事
- 書籍
の執筆に、PowerPointで図を作っている人。
できること
- pptx を指定するだけで、各スライドを図ファイルとして書き出し
- 不要な余白を自動で削除
- 複数のスライド、かつ、1スライドに複数の図がある場合も対応
- クリッピング枠を設定した図を自動検出するため、出力の必要がない図が含まれていても問題なく動作
- PDF/SVG 出力時は、数式・テキスト、図形を含めてベクトル形式を維持
- PNG出力時は、DPIの設定が可能
- PDF/A形式で出力することでフォントの埋め込みを強制することも可能
インストール・実行方法
インストーラ版
- GitHub Releases から最新版のインストールファイル(PtoF_installer.exe)をダウンロード
- インストーラを起動しインストール
- 実行形式ファイル(PtoF.exe)を実行
Zip版
- GitHub Releases から最新版(PtoF.zip)をダウンロード
- ZIP ファイルを好きなフォルダ(例:デスクトップ)に解凍します
- 実行形式ファイル(PtoF.exe)を実行
GUI版の使い方
- PowerPoint で図を作る
- 1スライドに複数の図がある場合も対応
- クリッピング枠を配置
- 図ごとにクリッピング枠をシアン色(変更可)の矩形で配置する。
- テキストボックスに「filename=output.pdf」のように出力ファイル名を指定
- クリッピング枠の近くに配置すれば自動的に検出します
- 拡張子は pdf/png/svg のいずれか
- PtoF(exe)を起動し、pptxファイルをドラッグ&ドロップ
- 「Convert」ボタンを押す
これだけで、
- 余白を削除した図ファイルが
- 指定フォルダに一括で出力されます
配布形態
PtoF は、Windowsアプリ(exe形式) として配布しています。
- Windows+PowerPoint環境が必須
- Python 環境不要
- ダウンロードして実行するだけ
Python 環境がある場合は、
スクリプトとして直接実行することも可能です。
こんな場面で使える
- 論文・学会予稿の図作成
- 学会発表スライドから論文図への流用
- PowerPoint 図を使った技術記事・解説記事の執筆
おわりに
PtoF は派手なツールではありませんが、
図の後処理に使う時間を減らす
ことにフォーカスしています。
PowerPoint で図を作って、
それを論文や記事に使っている人には、
一度試してもらえると嬉しいです。
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