VirtualBoxにインストールしたKali Linuxの初期設定
前回記事の続きになります
スナップショットの作成
メニューバーのMachine -> Take Snapshot...をクリックし、以下を入力しOKをクリック
- Snapshot Name:Kali Linux 2024.3
- Snapshot Description:Fresh installation
自動でスリープさせない
1.左上のアイコンをクリック -> Settings -> Power Managerをクリック
2.Displayタブで以下の通り設定する
- Switch off afterバーをNever(一番左)へ
※Blank afterバーとPut to sleep afterバーもNeverとなる - Display power managementをオフにする
自動ログインする
1.ターミナルで以下のコマンドを実行し、/usr/sbin/lightdmが表示されること
cat /etc/X11/default-display-manager
2.続いて以下のコマンドを実行
※パスワード(kali)を聞かれるので入力
sudo vi -l /etc/lightdm/lightdm.conf
Vim操作が必要になります
// カーソル移動(ノーマルモード時のみ有効) //
k
上に移動
j
下に移動
h
左に移動
l
右に移動
// モード変更 //
i
インサートモード(文字入力が可能になります)
Esc
ノーマルモード(文字入力の解除でカーソル移動やファイル保存などが可能になります)
// ファイルの保存 //
:w
上書き保存
:q
ファイルを閉じる
:q!
保存しないでファイを閉じる
:wq
保存して終了
// その他 //
:set number
行数を表示
:120
120行目に移動
3.:set number
と入力し、行数を表示する
※ノーマルモードで実行(上のVim操作が必要になりますを参考)
4.:120
と入力し、120行目に移動
※ノーマルモードで実行(上のVim操作が必要になりますを参考)
5.120行目の行を以下の通り変更する
※インサートモードに変更、編集、ノーマルモードに変更(上のVim操作が必要になりますを参考)
- 変更前:#autologin-user=
- 変更後:auto login-user=kali
6.:wq
と入力し、ファイルを保存して閉じる
※ノーマルモードで実行(上のVim操作が必要になりますを参考)
7.sudo reboot now
を実行し再起動する
パッケージリストの更新
以下のコマンドを実行する
sudo apt update
インストール済みパッケージを最新バージョンにアップグレード
1.以下のコマンドを実行する
sudo apt upgrade -y
2.以下の画面が表示された場合、Guess optimal character setを選択し、<Ok>でエンター
※Tabキーで<Ok>を選択
3.以下の画面が表示された場合、<Yes>を選択しエンター
4.以下の画面が表示された場合、<Ok>を選択しエンター
不要なパッケージの自動削除
以下のコマンドを実行する
sudo apt autoremove -y
古いパッケージキャッシュを削除
以下のコマンドを実行する
sudo apt autoclean -y
再起動
以下のコマンドを実行する
sudo reboot now
最後に
以上、VirtualBoxにインストールしたKali Linuxの初期設定でした。
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