Kali Linux 2024.3でWi-Fiをキャプチャする方法1

前提条件

• Kali Linuxバージョン:2024.3
• 使用するWi-Fiアダプター:AWUS036ACH
• AWUS036ACHのドライバーインストールが完了していること

https://zenn.dev/cicada3301/articles/78c57e21a1359b

注意事項

この記事で紹介されている行為を、他人や団体、公共のインフラなどの許可を得ずに実行した場合、日本の法律においては以下のように違法となる可能性があります。

• 不正アクセス禁止法：許可を得ていないネットワークに関する調査や情報収集は違法行為とみなされます。
• 電波法：無線LANは電波法によって保護されており、他人のネットワークに関する情報を許可なく収集する行為は電波法違反に該当します。

ツールや技術の使用にあたっては、必ず法令を遵守し、許可された範囲内で行ってください。

本記事の内容は、情報セキュリティの学習を目的としたものであり、不正アクセスや不正行為を助長するものではありません。自身が所有・管理する機器やシステム、ネットワークに限り実行してください。

なお、本記事の情報を利用した結果、自身や他人のシステムや機器に不具合や損害が生じた場合、筆者は一切の責任を負いかねます。ツールや技術の使用は、すべて自己責任のもとで行ってください。

Wi-Fiアダプター(AWUS036ACH)をモニターモードに変更する

1.現在のモードの確認
ModeがManagedであること
※wlan0は自身のPC環境によって異なります。

iwconfig

2.無線ネットワークインターフェースに関する情報を表示
利用可能な無線インターフェースのリストが表示され、そのインターフェースがモニターモードに切り替え可能か確認する。

sudo airmon-ng

3.モニターモード切り替え前の干渉するプロセスを確認
無線インターフェースの動作に影響を与える可能性のあるプロセスをリストアップする。

sudo airmon-ng check

4.干渉するプロセスの停止

sudo airmon-ng check kill

5.干渉するプロセスがないか再確認
※何も表示されないこと

sudo airmon-ng check

6.モニターモードに切り替える
※wlan0は自身のPC環境によって置き換えて下さい。iwconfigで確認して下さい。

sudo airmon-ng start wlan0

7.モニターモードに変更されたか確認
ModeがMonitorであること

iwconfig

最後に

以上、Kali Linux 2024.3でWi-Fiをキャプチャする方法1でした。
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