初めてOSSに貢献した時の振り返り
この記事はファインディエンジニア Advent Calendar 2025 19日目の記事です。
こんにちは。ソフトウェアエンジニアの千田(@_c0909)です。
2024年に初めてOSSに貢献しましたが、その当時に何をしていたのかなどOSS活動について振り返ってみます。
活動のきっかけ
元々OSSはハードルが高いイメージがあり、積極的に活動していませんでした。いざOSSに貢献しようと思っても何から手をつければ良いか分からず、手探りながら初めにGitHubのGood first issueラベルの付いたIssueを一覧で参照できるサイトで探していました。
しかし、このサイトでは知らないライブラリが多く、仕様を理解していないためか、なかなか取り組めそうなIssueを見つけられずにいました。他にも取り組みやすそうなIssueとしてドキュメントの翻訳対応や、日本人が開発しているOSSなども探していました。
そんな中、React UIコンポーネントライブラリのYamada UIの作者である山田さん(@hirotomoyamada)が自身のライブラリのIssueへの取り組みを呼びかけているXの投稿を見つけました。

Yamada UIのリポジトリには、たくさんのGood first issueがあり、自分でも取り組めそうだなと思いました。
例えば、コンポーネントのPropsの置き換えだったり、 テストケースを追加するといった軽微な対応がありました。
コンポーネントのPropsの対応については、sizeをfontSizeに変えるだけでしたが、本当にこれだけで良いのかと思いつつPRを出しました。
その結果、無事にレビューでApproveをいただき、「Thanks!」とコメントをもらえたので素直に嬉しかったです。

OSS貢献の手順は山田さんがZennで解説記事を書いていて、これを見ればすぐにできました。画像付きで詳しく書いていたので、初心者でも取り組みやすくて本当にありがたいです。
そこからしばらく月日が流れ、業務や個人開発でReact Testing Libraryを使っていたのでドキュメントを読んでいました。その際、マイグレーションガイドにあったChrome拡張機能が削除されていたため報告をしました。
また、Auth.jsのドキュメントを見ていた際、プロバイダー一覧ページでClickUpのアイコンが404エラーになっていたのを見つけて報告しました。(軽微な内容だったのでPRまで出せば良かった...)
このような感じでYamada UIのライブラリ以外にもIssueを立てるなど、以前よりもOSSへの貢献ができるようになりました。有名なライブラリであってもOSSに貢献するチャンスがあると気付くことができました。
OSS活動をやって良かったこと
英語に慣れてきた
OSS活動は基本的に英語でやり取りすることが多いです。私は英語に対して苦手意識があり、これまでは文章の前後の文脈が分からないまま翻訳して的外れな英文を送ることもありました。
しかし、生成AIの登場によりそのハードルはグッと下がりました。生成AIによって前後の文脈を読み取って翻訳結果を出してくれるのでIssueやPRのコメントも投稿しやすくなりました。
本記事に載せたIssueやPRの作成にあたっては、ほとんど生成AIに英文を添削してもらっています。(基本的にClaude CodeやGeminiを使うことが多いですが、最近はNani翻訳も気になっています。)
OSS活動のハードルが下がった
これまで自分が所属するコミュニティ外の人たちが開発しているリポジトリにIssueやPRを作るのは、心理的にハードルが高いと感じていました。
そしてReact Testing LibraryやAuth.jsなど有名なライブラリは、OSSへの貢献が難しいと思っていましたが、ドキュメントを読むだけでもIssueを作成するきっかけになりました。
OSS活動というと機能を追加したり、不具合を修正するといった一見難しそうな対応をイメージしがちですが、今回のようにドキュメントの不備を報告・修正するだけでも立派なOSS貢献だなと思いました。
まとめ
以上、これまでのOSS活動についての振り返りでした。
私はまだまだ貢献度合いが少ないですが、この記事が皆さんのOSS活動のきっかけになれば嬉しいです。
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