AWS Certified Data Engineer Associate 試験に合格するために大事な3つのこと【Associate最難関】
はじめに
先日、AWS Certified Data Engineer Associate 試験(以下DEAとも記載)に合格しました🎉

AWS DEA合格証
自分は今年の1月から忙しい中で暇をみつけてはAWS資格を受験しており、これが7つ目のAWS資格だったのですが、中でもこれは過去1難しかったです。
現在AWS SAPに向けて勉強していますが、勉強している所感としてはより上位レベルであるSAPよりもDEAの方が難しく感じています。
今回はそんな難しいAWS DEAに関して、概要、難しい理由、その上で合格するために有効な3つの方法について書いていきたいと思います。
とにかく合格するために何をしたらいいか知りたい!という人は目次から後半まで飛ばしてくれればと思います。
AWS Certified Data Engineer Associate 試験とは
AWS にはAWS関連サービスに関する知識・思考能力を認定/証明する資格が合計12個存在します。

AWS認定資格の分類
資格には分類が存在し、以下の4つのレベルに分かれます:
- Foundational(初級) - AWSクラウドの基礎と主要概念を学ぶ
- Associate(中級) - AWSのコアスキルを証明する
- Professional(上級) - 高度なAWSアーキテクチャとソリューションを習得する
- Specialty(上級) - 特定のAWSテクノロジーとサービスに関する専門知識を実証する
DEAはこのうち中級レベルに相当するAssociateに分類され、以下の能力を検証します:
- データ関連の AWS サービスに関するスキルと知識
- データパイプラインを実装する能力
- モニタリングとトラブルシューティングを行う能力
- コストとパフォーマンスを最適化する能力
近年DX化の促進やAIの普及に伴ってデータエンジニアの価値は高まっており、その能力の証明といった意味でも時代に即した資格なのではないでしょうか。
DEAが難しい理由
理由としては構造的な理由と試験対策的な理由の3つがあると思っています。
理由その1: そもそもデータエンジニアリングが難しく、試験において広い範囲の学習を要求されるから
データエンジニアリングは、データの収集、変換、保存、分析といった一連のプロセスを扱う分野です。通常のシステム開発やアプリケーション開発に加えて以下の要素が複雑に絡み合うため、本質的に難しい分野となっています:
- 📊 データパイプラインの設計と実装
- 🚀 大規模データの効率的な処理
- ✅ データの品質管理とガバナンス
- 🔒 セキュリティとコンプライアンス、ガバナンスへの配慮
- 🤖 AI技術への理解
そのため、DEAの試験では単にデータ関連AWSサービスの知識を問うだけでなく、SAAやDOAの内容に加えてこれらの要素を総合的に判断する能力が試されます。他のAssociate試験と内容が異なるというよりかは、他のAssociate試験の内容は前提として大規模データを扱うためのセオリーをみにつけておく必要があります。
例えば、他のAssociate試験で対策するような以下のような内容も当然のように出題されます:
- 拡張性、保守性、コストパフォーマンスに優れたアーキテクチャ
- 最小権限の原則に代表される一般的なガバナンス管理
- EBS、スポットインスタンスといった大規模データ処理に直接は関係しない印象のあるサービスの理解
理由その2: 比較的新しい試験で、対策教材が少ないから
AWSの試験は定期的に改訂が行われており、同一試験の内容の刷新のほかに試験区分自体も変更されることがあります。
例えば、来たる2025年9月にはSysOps Administratorの資格がアップグレードされ、CloudOps Engineerに変更されます。
そのような変化の中で、DEA試験は2024年3月12日にリリースされたということで、SOAなどに比べれば比較的新しめの試験ということになります。
こういった状況なので、AWS DEAは対策教材が少なく、特にSAAやSAPに存在するような紙の書籍は存在していないのが現状です。
世の中にはBlack Beltやハンズオンで勉強している猛者もいるようですが、試験の合格を目標にするのであればあまり効率的であるとはいえず、苦しい状況だといえそうです。
理由その3: 実務でやらん!! 😭
これ人にもよると思うのですが、多くの会社のエンジニア、特に資格取得によってメリットが存在する程度のレベルのエンジニアは、DEAで問われるようなRedshiftやらLake Formationやらは使わないと思います。
SAAやDVAってなんだかんだ実務でもやる内容が出るじゃないですか。3層Webアプリケーション組んだり、CI/CD整えたり。逆にDEAで問われる内容を日常的にやってる人って、もう資格なんていらない層だと思うんですよね。そういうわけでDEAはコア受験者層にとっては比較的難しい試験だと思っています。
試験に合格するために大事な3つのこと
じゃあどうするのかという話ですが、基本的な思想としては試験をハックするのが大事だと思っています。
ハックというと聞こえが悪いのですが、AWSの試験は健全なアーキテクチャやソリューションを開発するための思考力を深く問う問題が多いので、試験の攻略がそのまま能力の向上につながります。
あとはまあ、どうせ受けるなら実務能力があろうとなかろうと受かった方がいいに決まっているので、合格への最短経路を模索するのは当然だとも思っています。
そんなハックを今日は3つほど紹介していこうと思います。
ハック1: 模擬問題を解きまくる
開幕自分語りになるのですが、私は試験に強いです。
東大理Ⅲ、医学部の定期試験、セキスペなど数々の試験をハックで乗り越えてきました。
そのなかでも最大のハックは過去問を解くことです。
なんども行われている試験というものは必ず似たような問題が出題されますし、セキスペの午前などひどい試験は過去問がそのまま出題されます。
また本番に近い形式で演習をしておけば時間配分など本番で焦ることもなくなるでしょう。
AWSは過去問が公開されていないので模擬問題を解くことになりますが、模擬問題の入手先としてはCloudTechをお勧めします。
Udemyで売ってる模擬試験などに比べて量が多く、また他の試験の問題も解けるのでコスパがいいと思っています。
ハック2: 過去に存在した試験の教科書を読む
理由その2で書きましたが、DEAには紙の教科書がありません。
しかも、普段使わないサービスが多く問われるのでサービスのイメージにもつかみにくく、過去問を解いていても絶望する場合があります。
そこで役に立つのが過去に存在した試験区分の教科書です。
AWS DEAは過去に存在したAWS DASという試験区分の内容を引き継いでいるという経緯があるのです。
そこで、DASの教科書を読んじゃいましょう。Data Firehose、Redshift、LakeformationなどのDEAで問われる主要サービスの内容がわかりやすくまとめてあります。
以下の本がお勧めです。誤植がやや多く、内容も古めですが、試験対策の観点からは十分です。
このテクニックは今後の新試験にも使えるのではないでしょうか。例えば、CloudOps Engineerの攻略にはSysOps Administratorの教科書を読んでおけば十分そうに思えます。
ハック3: パターン認識と機械学習
ここからは半分精神論も混ざりますが、試験対策という意味では重要だと思うので書きます。
AWSの試験は選択式なのですが、よく「お決まりのパターン」があります。例えば:
| パターン | 解答 |
|---|---|
| 中断してもよいワークロードでコストを抑える | スポットインスタンス |
| 表形式のデータに行/列単位のアクセス制限を課す | Lake Formation |
| 「手動で更新」とかかいてあったら | 誤答選択肢(ちょっと暴論かも) |
などです。DEAに限らないのですが、AWSの試験に効率的に合格するにはこういった細かいハックを大量に自分で作って覚えておくとうまくいきます。
また、こういった一字決まりのようなパターンを覚えておくことで、制限時間のある本番中に難しい問題に時間を割きやすくなります。
終わりに
余談
上の3つができれば本番の試験も40分ぐらいで終わると思います。私は試験会場が秋葉原だったので、2025/8/24に閉店する野郎ラーメンを食べてきました😋。
AWS試験は数が多くて大変ですが、1つ1つ攻略していけばIPA試験などに比べれば簡単に攻略できる気がします。気楽に、なおかつ油断せず、DEA試験を攻略しましょう! 💪
Discussion