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Zenn記事修正と開発プロセス改善(開発日記 No.035)

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はじめに

昨日はZenn記事と開発日記のフォーマットを改善しました。今日はその流れで、過去に作成したZenn記事を新しいフォーマットに修正し、さらに日々の開発プロセス自体を見直すことにしました。より効率的で質の高い開発を目指して、改善を進めていきたいと思います。

背景と目的

これまでZennで開発日記を公開してきましたが、記事のフォーマットがまだ固まっておらず、改善の余地がありました。また、開発を進める中で、初期の仕様策定や計画の重要性、そしてこまめなリファクタリングや自動テストの必要性を強く感じています。そこで、今回は既存記事の修正を通してZenn記事の品質を高めると同時に、これらの学びを開発プロセスに反映させることを目的としました。

検討内容

まず、どのZenn記事を修正するかを検討しました。過去の記事を見返した結果、Docs/articles/ ディレクトリ以下の2025年4月2日以前に作成した5つの記事が対象として適切だと判断しました。これらの記事のfrontmatterのタイトルと、関連リンクの章を最新のフォーマットに合わせることにしました。

次に、開発プロセス改善の一環として、Docs/dev-docs/Auto_Logging_Guide.md の内容を見直すことにしました。具体的には、ドキュメントに「初期仕様や開発計画の重要性」と「こまめなリファクタリング、自動テストの重要性」に関する記述を追加することを考えました。

さらに、これらの改善点を日々の開発で実際に活用できるよう、Cline(カスタム指示)の設定を見直すことも検討しました。

実装内容

まず、既存Zenn記事の修正から着手しました。対象の5つの記事(2025-04-02、04-01、03-31、03-30、03-29の日付の日記)のfrontmatterと関連リンクを、最新のフォーマットである Diary-Converter/templates/zenn_template.md を参考に修正しました。

修正作業では、記事のタイトルに連番を付与する必要があったのですが、日付と連番の対応が少しややこしく、LLMに指示する際に何度か修正が必要でした。最終的には、最新の日付(04-04)をNo.035として、日付を遡るごとに連番もデクリメントしていくルールで修正しました。

具体的には、以下のファイルを修正しました。

  • Docs/articles/2025-04-02_033_dev-diary.md
  • Docs/articles/2025-04-01-dev-dairy.md
  • Docs/articles/2025-03-31-dev-diary.md
  • Docs/articles/2025-03-30-dev-diary.md
  • Docs/articles/2025-03-29-dev-diary.md

次に、Auto_Logging_Guide.md を修正しました。「開発プロセスの改善ポイント」という新しいセクションを追加し、「初期仕様と開発計画の重要性」と「こまめなリファクタリング、自動テストの重要性」について具体的な内容を記述しました。これにより、開発プロセスにおける重要な観点を明文化することができました。

最後に、Auto_Logging_Guide.md に追記した内容をClineのカスタム指示として設定するため、Docs/dev-docs/Cline_Custom_Instructions.md ファイルを作成しました。このファイルに、開発プロセス改善のための具体的な指示を記述しました。これにより、今後の開発でLLMに適切な指示を与え、より質の高い開発を支援してもらうための基盤を整えました。

技術的なポイント

今回の実装における技術的なポイントとしては、以下の点が挙げられます。

  • Zenn記事フォーマットの統一: 過去記事を最新フォーマットに合わせることで、記事全体の品質と可読性を向上させました。特に、frontmatterと関連リンクの形式を統一したことは、今後の記事作成の効率化にも繋がるでしょう。
  • 開発プロセス改善の明文化: Auto_Logging_Guide.md に開発プロセス改善のポイントを明記したことで、チーム内での共通認識を醸成しやすくなりました。また、Clineのカスタム指示として設定することで、LLMを活用した開発プロセス改善を促進できる可能性があります。

所感

今回の開発では、既存記事の修正を通して、改めてフォーマットの重要性を認識しました。特に、タイトルや関連リンクのような基本的な部分をしっかりと統一することで、記事全体の印象が大きく変わることを実感しました。

また、開発プロセス改善の一環として、Auto_Logging_Guide.md を修正し、Clineのカスタム指示を設定したことは、今後の開発において非常に有益だと感じています。初期仕様や計画の重要性、リファクタリングや自動テストの重要性といった、開発の fundamental な部分を改めて意識することで、より質の高い開発ができると確信しています。

連番付与の修正でLLMとのやり取りに少し手間取りましたが、最終的には意図した通りに修正することができ、達成感がありました。

今後の課題

今後の課題としては、今回作成したClineのカスタム指示を実際の開発でどのように活用していくかを検討していく必要があります。また、Auto_Logging_Guide.md の内容も、実際の開発を通して継続的に改善していくことが重要だと考えています。

まとめ

今日は、既存Zenn記事の修正と開発プロセス改善に取り組みました。記事のフォーマットを統一し、開発プロセス改善のためのドキュメントとClineカスタム指示を作成したことで、Zenn記事の品質向上と今後の開発効率化に繋がる基盤を構築できました。今回の改善を活かして、より良い開発プロセスを確立していきたいと思います。

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