LM StudioとAWS Cloud Control API MCP Server でEC2を立ててみた
はじめに
2025 年 8 月 13 日に公開された AWS Cloud Control API MCP Server をローカルの LLM 環境 LM Studio と GPT‑OSS を組み合わせて、対話形式で EC2 インスタンスをデプロイできることを検証しました。
本記事では、実際に手順を追いながら「LM Studio から会話だけでインスタンスが作れた」までの流れをまとめます。
前提条件・環境構築
| 項目 | バージョン/要件 |
|---|---|
| 端末 | MacBookPro M4 |
| Python | 3.10 以上 |
| AWS アカウント | 任意の AWS アカウント(ルート権限は不要) |
| LM Studio | 最新版 |
| GPT‑OSS | GPT-OSS-120B |
AWS 側の準備 ― CLI 用ユーザとアクセスキー取得
IAM ユーザ作成
コンソール → IAM → ユーザー > 「ユーザの作成」
ユーザー名: XXXX(任意)
「AWSマネジメントコンソールへのユーザアクセスを提供する」にチェックを入れ、IAMユーザを作成します。
ポリシーは今回は検証のためAdministratorAccessを直接付与(実運用では最小権限に)
アクセスキーの取得
ユーザを作成したらアクセスキーの取得を取得します。
「セキュリティ認証情報」タブで「アクセスキーを作成」をクリック
「コマンドラインインタフェース(CLI)」にチェックを入れアクセスキーを生成します。
作成完了画面で Access key ID と Secret access key をメモ。
ポイント:キーは一度しか表示されないので必ず安全な場所に保管してください。(例: パスワードマネージャ)
ローカル環境へ AWS CLI をインストール
AWS CLI (v2) のインストール
curl "https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg" -o "AWSCLIV2.pkg"
sudo installer -pkg AWSCLIV2.pkg -target /
AWS プロファイル設定
aws configure --profile XXXX
# Prompted:
# AWS Access Key ID [None]: <Access key ID>
# AWS Secret Access Key [None]: <Secret access key>
# Default region name [None]: ap-northeast-1 # 東京リージョン例
# Default output format [None]: json
LM Studio 側の設定
公式サイトを参考にMCPサーバの設定を追加
{
"mcpServers": {
"awslabs.ccapi-mcp-server": {
"command": "uvx",
"args": [
"awslabs.ccapi-mcp-server@latest"
],
"env": {
"AWS_PROFILE": "your named AWS profile",
"DEFAULT_TAGS": “enabled”,
"SECURITY_SCANNING": “enabled”,
"FASTMCP_LOG_LEVEL": “ERROR”
},
"disabled": false,
"autoApprove": []
}
}
}
ちなみに公式にある上記設定をそのまま貼り付けるとエラーとなりSaveできません。
”を"に変換しましょう
"DEFAULT_TAGS": "enabled",
"SECURITY_SCANNING": "enabled",
"FASTMCP_LOG_LEVEL": "ERROR"
LM Studio から対話で EC2 インスタンス作成
事前準備
インスタンス作成にあたりいくつかIDが必要になるため、configファイルとして保存しておきます。
VPC-ID:vpc-03a2ad2f634a56964
Security-group-ID:sg-0373eedd3fe4e8a51
Subnet-ID:subnet-04de9078dd5596fd1
Region:ap‑northeast‑1
AMI-ID:ami-07faa35bbd2230d90
作成
プロンプトで作成を依頼

作成までのステップが提示される

セキュリティチェック

作成へ

無事EC2インスタンスが完成

振り返り・感想
| 項目 | 感想 |
|---|---|
| セットアップのハードル | 公式のMCPサーバ設定が間違えているので、そこでつまずきました。 |
| MCP Server の利便性 | プロンプトだけでサーバの構築ができるようになるので、従来Ansibleなどで実行していた自動化基盤に革命を起こせるのかな? |
| 実運用上の注意点 | 現在は AdministratorAccess を付与しているため、本番環境では最小権限ポリシーへ絞り込むことを推奨。 |
| 次のステップ | - 複数インスタンスや Auto Scaling Group の自動化 - CloudFormation へのエクスポート機能の活用 - Checkov 等で生成テンプレートを事前スキャン |
まとめ
- AWS CLI 用ユーザ作成 → アクセスキー取得
- ローカルに AWS CLI をインストール
- プロファイル設定
- LM Studio でMCP Server を設定
- 対話形式で EC2 インスタンスを作成
この流れさえ押さえておけば、プログラミング不要で「チャットしながら」インフラ構築が可能です。ぜひご自身の環境でも試してみてください!
Discussion