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海外と比べて感じた、日本の開発者文化のリアル

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私はこれまでに、日本国内の企業と海外(あるいは海外志向のスタートアップ)で働いた経験があります。
その中で感じたのが、**「開発者文化って、国によってこんなに違うのか」**という驚き。

もちろん一概には言えないし、企業ごとの違いもあります。
でも、この記事では私の実体験をもとに、日本と海外(特に欧米)の開発文化の違いについて、個人的な視点で語ってみたいと思います。

  1. コミュニケーションのスタイル
    🇯🇵 日本:
    空気を読む文化が強く、「忖度」が前提になる場面も多い

指摘や改善提案をするのに慎重になる

会議で「何も言わないこと」が無難とされがち

🌍 海外:
自由に意見を出すのが当たり前。上下関係よりアイデアの質が大事

「異議を唱えること」が歓迎される雰囲気がある

ミーティングでは個人の意見=価値とみなされやすい

☝️ 最初はカルチャーショックだったけど、慣れるとストレスが少なくなったのは海外式。

  1. ワークライフバランス
    🇯🇵 日本:
    残業=頑張ってる、という価値観がまだ根強く残っている会社も

有給取得に気を遣う空気もあり、**「休みにくい文化」**が存在する

🌍 海外:
定時で帰るのが普通。成果主義がベースにある

有給休暇は**「使って当たり前」**。仕事と私生活のバランスを重視

☝️ 日本にも変化はあるけど、文化的なプレッシャーはまだ強いと感じる。

  1. ドキュメントと透明性
    🇯🇵 日本:
    ドキュメントが少ない、または個人の頭の中にあるケースが多い

引き継ぎや共有が属人化しやすい

🌍 海外:
情報は共有されてナンボという考え。Wiki、Notion、GitHub Issuesなどが活用されている

誰でも同じ情報にアクセスできることを大切にしている

☝️ 個人的には「情報の透明性」は開発効率に直結すると思ってる。

  1. キャリア観と働き方の自由度
    🇯🇵 日本:
    長く1社で働くことが美徳とされる傾向がまだある

「出世」や「年功序列」志向が残る環境も

🌍 海外:
転職やジョブホップは当たり前。スキルを活かして自由に移動するのが一般的

個人が自分の「マーケット価値」を意識している

☝️ 日本でもフリーランスや副業文化が広がってきたが、まだ「変化=不安定」と捉えられることも多い。

おわりに
どちらが良い・悪いという話ではありません。
それぞれに良さがあり、合う人・合わない人がいると思います。

でも私は、**「自分のスタイルで働く自由」**を求めて、海外型の働き方に強く惹かれるようになりました。

もし日本の開発文化にモヤモヤしている人がいたら、視野を広げてみることをおすすめします。
外を知ることで、自分に合った道が見えてくるかもしれません。

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