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1年かけてGoogle Cloudの資格を全冠達成した話

2023/01/15に公開約4,600字

はじめに

パブリッククラウドの経験がほとんどない状態から、約1年かけて Google Cloud の資格11個全て取得し全冠したので、同じようにゼロから全冠を目指す人向けの記事です。
(ので専門用語もほとんど使わないように説明しています)
こちらの記事は勉強方法の紹介や感想のみで、試験問題については触れません。

自分について

全くパブリッククラウドは触ったことがなく、普段はレガシー系のシステムを相手にしています。
ただ危機感からプライベートの時間を使ってkubernetes/コンテナ関連の勉強は少ししていました。
英語レベルは高くないですが、多分TOEIC700-800くらいです(最近受けていないのでわかりません)

勉強期間

途中休み休みでしたが、約12ヶ月です。

難易度

下の表は私の感じた難しい順でソートしたものです。
基本的に日本語で受験できたものについては少し易しく感じてしまっているかもしれません。

難易度 試験名 メモ
1 Professional Cloud Network Engineer (English) 2回目で合格
2 Professional Machine Learning Engineer (English) 1回目で合格
3 Professional Data Engineer (Japanese) 1回目で合格
4 Professional Cloud Developer (Japanese) 1回目で合格
5 Professional Google Workspace Administrator (Japanese) 2回目で合格(1回目は English)
6 Professional Cloud Security Engineer (Japanese) 2回目で合格(1回目は English)
7 Professional Cloud Database Engineer (English) 1回目で合格
8 Professional Cloud Architect (Japanese) 1回目で合格
9 Professional Cloud DevOps Engineer (English) 1回目で合格
10 Associate Cloud Engineer (Japanese) 1回目で合格
11 Cloud Digital Leader (Japanese) 1回目で合格

勉強方法

全体共通

基本的には以下で勉強していました。

  • Google Cloud Skills Boost
    資格毎に動画の講義やラボがまとまっているので、そのカリキュラム通りに一通り勉強します。資格毎に量が全く違ってくるので、勉強計画の際には少し注意が必要です。資格合格するだけならラボは必ずしも手を動かさなくても問題なさそうですが、特に資格を受け始めの頃は最後までやった方が良いです。
  • 公式模擬
    資格毎にGoogleから公式問題が用意されているので、それを解きます。たまに回答や解説が間違っていることもあったので鵜呑みはよくないかもしれません。
  • Udemy (試験練習問題)
    試験問題に慣れるために練習問題を実施しました。たまに本番で似たような問題が出ます。全く同じ問題が出題されることもありましたが、そういう問題に出会うと複雑な心境になります。(資格としての価値がなくなるので)

資格毎のコメント

受けた順に書いていきます。

Associate Cloud Engineer (Japanese)

一番最初に受験しました。1ヶ月くらい上記の勉強方法で基本通りに勉強しました。全くゼロからの勉強だったので、一番知識が増えていく感じがして、またラボで手を動かしていて楽しさを感じていました。

Professional Cloud Architect (Japanese)

他のブログなどを読むとAssociate Cloud Engineerとほとんど難易度が変わらずすぐに受けた方が良いとのことだったので、Associate Cloud Engineer受験後にすぐに受けました。
※念の為、上記の勉強方法でかなり急ぎ気味で基本通りに勉強しました。
※この資格は確か2021年の稼げるIT資格で1位でした。(ソースは忘れましたすみません)

Professional Data Engineer (Japanese)

上記に続き確か2021年の稼げるIT資格で2位だったので2番目に受けました(ソースは忘れましたすみません)。というのは本当ではありますが、実際の理由はやっぱり"Google Cloudらしさ"という意味で一番興味があったので勉強を開始しました。基本通りですが、全く知らない分野だったので、テキストの読み進め(動画講義)の理解がかなり大変でした。

Professional Cloud DevOps Engineer (English)

『Googleのソフトウェアエンジニアリング』を読みながら勉強しました。一番勉強らしい勉強時間が少なかった資格かもしれません。

Professional Cloud Developer (Japanese)

基本通りの勉強です。既にKubernetes資格は全て取得していることもあり、そこの勉強時間はほとんどかかりませんでした。ラボでは結構アプリケーションの実装があり、参考例(というか答え)がないと全く進められないレベルでしたが、本番試験ではそのレベルは問われないので難なく合格したといった感じです。

Professional Cloud Security Engineer (Japanese)

一度都合によりEnglishで受験しましたが不合格で、後日、日本語で再受験して合格しています。基本通りの勉強です。特に書くことが思い当たらないくらい普通に勉強して普通に合格しています。(じゃあなぜ英語で落ちたんだという話ですが、これも都合によりかなり短い勉強時間しかなかったので理解が甘かったです)

Professional Google Workspace Administrator (Japanese)

一度都合によりEnglishで受験して不合格で、Japaneseが出た後に再受験して合格しています。本番の問題では、野良ブログを見て予想していた以上に、実際の画面遷移の問題などが出てきました。この資格用のラボが他の資格と違ってドキュメントしかないためやっていなかったのが敗因です。なんとなくの理解ではダメでした。ということで2回目はしっかりWorkspaceを契約してラボもかなり丁寧にやりました。あとYoutubeにGoogle Cloud Japanのデモ動画の再生リストがあり、これがかなり役立ちます。
※合格したらGoogle Workspaceの解約をお忘れなく!(ラボでユーザをいくつも作りますが、ユーザの数で課金額が変わるので、やりっぱなし契約しっぱなしだと非常に辛いことになります😇)

Professional Machine Learning Engineer (English)

いよいよ日本語で受験可能な試験がなくなってしまい、また学生時代にほんの少しだけ機械学習を学んでいたこともあり次にこの資格に取り組むことにしました。動画講義、ドキュメント、ラボの数が非常に多く、勉強時間だけで相当な時間を使いました。一方で試験問題自体は他と比べれば難しいですが、勉強している時に感じた絶望ほどではなかった印象です。ただ問題数が他の試験と違って60問あるので、本番の時の時間配分などは気をつけた方が良いかもしれません。

Professional Cloud Network Engineer (English)

私的には圧倒的に難易度が高かった印象の試験です。まず上記で紹介したSkills Boostの動画講義、ドキュメント量が膨大で、最初のインプットだけでも相当な体力と時間を使いました。またそこで得られる知識だけでは本番の問題は太刀打ちできませんでした。(そんな想定環境あったの?状態)。さらに本番の問題は他の試験よりも文章量が多く英語を読むこと自体も大変でした。(しかもそんな時に限りオンライン試験特有の問題が発生し、さらに焦らせられる(*1)ということがありました。) 1回目の試験で記憶に残っていた知らない単語(専門用語)を元に、Google Cloudの公式ブログなどを見つけ、それを参考にさらに勉強の領域を広げて、2回目でギリギリ合格しました。

Professional Cloud Database Engineer (English)

新しい試験で、2022年中に追加されました。(全冠達成までにやることが増えてしまった!)
Skills Boostですぐにカリキュラムが提供されたので、それを用いて基本通りの勉強です。特に書くことが思い当たらないくらい普通に勉強して普通に合格しています。

Cloud Digital Leader (Japanese)

Professional試験に全て合格したので最後に受験しました。Professional資格を全て取った後ならかなり簡単で、90分の試験時間ですが15分位で解き終わりました。(たぶん満点)

所感

2022年1月に全冠達成するぞ!と密かに決意し、淡々と勉強していました。
何でもそうですが、現実になってしまってからは、「ま、こんなもんか」 という感じです。

余談

(*1)自分は全ての試験をオンライン受験しています。たまにネットの通信が切れたり遅くなるとビデオが切れることがあるらしく、オンライン監視員に試験を止められます。再開方法は、再度Kryterionのサイトに行くことです。勝手に30分後くらいで再試験が登録されているので、その時間が来るのを待って再度試験を開始すればOKです。(残時間は変わりません)
ただ、上記を説明されずに試験が中止となってしまったので、かなり焦りました。そんな時はKryterionのチャットサポートに連絡してください。右下の「Chat with an Expert」から開始でき、リアルタイムで回答してくれます。(英語です)

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