App Store ConnectのIAP紐づけ忘れでリジェクトされた話(Guideline 2.1)
はじめに
※ 2026年1月時点の情報です
初めてのiOSアプリ審査で、アプリ内課金(IAP)が原因でリジェクトされました。
原因は単純で、バージョンにIAPを紐づけていなかっただけ。
しかも、App Store Connectには手順の説明文はあるものの、よくある赤背景のエラー(入力不足で提出を止める警告)が出ないため、見落としやすい落とし穴でした。
何が起きたか
アプリ内課金を実装して、App Store Connectで課金アイテムも作成済み。スクリーンショットも設定して、ステータスは「審査準備完了」。
万全だと思って審査に提出。
結果:リジェクト(Guideline 2.1 - App Completeness)
We are unable to complete the review of the app because one or more of the in-app purchase products have not been submitted for review.
「課金アイテムが審査に提出されていません」と言われました。
原因
IAP側は「審査準備完了」でも、アプリバージョンに追加していないと“審査に提出したこと”にならない、という状態でした。
アプリのバージョンページに「アプリ内課金とサブスクリプション」セクションがあり、ここで 「+」ボタンを押してIAPを紐づける 必要がありました。
さらに紛らわしいのが、IAPを作成しただけではバージョン画面にこのセクション自体が出てこない点です。私のケースでは、IAP側のステータスが「審査準備完了」になってはじめて、バージョンページに「アプリ内課金とサブスクリプション」セクションが表示されました。
つまり:
- ❌ 課金アイテムを作成するだけではダメ
- ✅ バージョンに紐づけて初めて「審査対象」になる
見落としやすいと感じた点
App Store Connectのアプリ内課金ページ上部には、
- 最初のアプリ内課金は、新しいアプリバージョンと共に提出する必要がある
- アプリバージョンのページの「アプリ内課金とサブスクリプション」セクションからアプリ内課金を選択してから提出する
といった説明文が表示されていました。
ただ私はこの文章をよく理解できていなかった(もしくは頭から抜けていた)ため、紐づけの必要性に気づけませんでした。
また、App Store Connectでは必須項目が不足していると赤背景で
「審査用に追加できません」
「審査プロセスを開始するには、以下の項目が必要です」
のようにブロックされることがあります。
ところが IAPの「バージョンへの紐づけ忘れ」については、そのタイプの警告が出ませんでした。
提出できてしまう=設定が完了している、と思い込んでしまったのが今回の落とし穴でした。
正しい手順
- App Store Connectで課金アイテム(IAP)を作成
- 必須項目を埋める(私のケースではスクリーンショットを追加し、未設定だと「審査準備完了」になりませんでした)
- IAPのステータスが「審査準備完了」になっていることを確認
- バージョンページに「アプリ内課金とサブスクリプション」セクションが表示されたら、「+」でIAPを紐づけ
- ビルドを選択して審査に提出
手順4を忘れると、アプリ内に課金の参照があるのにIAPが審査対象に含まれず、Guideline 2.1でリジェクトされます。
なお、バイナリがアップロードされ、最初のアプリ内課金が審査のために提出された後は、追加のアプリ内課金は「アプリ内課金」セクションから提出できるようです。
自分への戒め
- 「提出できたからOK」と思い込まない
- 初めての作業は手順を一つずつ確認する
- リジェクトメッセージは一字一句読む(解決策が書いてある)
- App Store Connectの画面上部にある説明文も、ちゃんと読む(重要)
初めてのiOSリリースで同じ罠にハマる人が減れば嬉しいです。
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