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サイバーセキュリティ月間について調べてみよう
なぜ作成したのか
- 2/1から3/18までサイバーセキュリティ月間らしいけれどよくわかってないから成り立ちを調べてみる
参考
サイバーセキュリティ月間とは
- 2月1日から3月18日は「サイバーセキュリティ月間」です。
- フィッシングやサポート詐欺、ランサムウェアなど、皆さんの生活をおびやかす犯罪も身近となっています。
- 家庭や職場でセキュリティについて話し合い、一人一人が日頃から対策することが何よりも重要です。
- 政府では、毎年2月1日から3月18日を「サイバーセキュリティ月間」と定め、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を中心に、産官学民が連携して、サイバーセキュリティに関する取組を集中的に行っています。
なぜこの日程?
- 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、毎年2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」と定め、国民のサイバーセキュリティ意識向上を目的とした多彩な活動やコンテンツを提供しています。
- この期間は、3月18日が「サイバー(318)」と読める語呂合わせから設定されています。
歴史
2006年
- 情報セキュリティの日の制定:情報セキュリティ政策会議は、2006年2月2日に「第1次情報セキュリティ基本計画」を策定し、同年10月の第8回政策会議において、毎年2月2日を「情報セキュリティの日」と定めました。 (jipdec.or.jp)
2010年
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情報セキュリティ月間の設定:国民にセキュリティへの関心・理解を深めてもらうため、2010年から2月を「情報セキュリティ月間」と設定しました。 (jipdec.or.jp)
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テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
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特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。
2011年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
-
主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- 今日の一言
- 2月25日 迷惑メールは、リンクのクリックや返信をせずに削除しましょう。
- 2月24日 ワンクリック詐欺などによる不当な請求は無視しましょう。
- 2月23日 消えると困るファイルは定期的にバックアップしましょう。
- 2月22日 メール送信の前に宛先、CC、BCC、添付ファイルが正しいか確認しましょう。
- 2月21日 ネットショッピングでは、信用できそうなサイトか確認しましょう。
- 2月18日 無線LAN親機の暗号化機能(WEP以外)を有効にしましょう。
- 2月17日 パソコンのOSを自動更新するよう設定しましょう。
- 2月16日 パスワードは、サイトごとに異なるものを使いましょう。
- 2月15日 ウイルス対策ソフトウェアはパターンファイルを自動更新するよう設定しましょう。
- 2月14日 無料ソフトウェアは出所の信頼できそうなものを使いましょう。
- 2月10日 ネットへの投稿が転載によって広まり、削除できなくなる可能性を意識しましょう。
- 2月9日 個人情報をネット上に投稿する際には、情報の公開範囲を意識しましょう。
- 2月8日 ネットオークションでは、信頼できそうな出品者か確認しましょう。
- 2月7日 ID・パスワードを入力するときは正規のサイトか確認しましょう。
- 2月4日 見知らぬ人からのメールに添付されたファイルは開かずに削除しましょう。
- 2月3日 パソコンのファイアウォール機能を有効にしましょう。
- 2月2日 パスワードはなるべく長く、アルファベット・数字・記号を交えたものにしましょう。
- 2月1日 パソコンにウイルス対策ソフトウェアをインストールしましょう。
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。(nisc.go.jp)
2012年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
-
主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- 情報セキュリティ3か条
- 個人情報等の重要な情報の扱いは慎重に
- パソコン等は常に最新のセキュリティ状態に
- 不審なサイトやメールにアクセスしない
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。
2013年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- 情報セキュリティ川柳
- 2月1日 想い出と 一緒に「パシャリ!」 位置情報
- 2月1日 スマートフォン セキュリティも スマートに
- 2月2日 誤送信 それも立派な 情報漏えい
- 2月2日 ひと呼吸 添付ファイルと 宛先チェック
- 2月3日 添付ファイルと 一緒に来ちゃった パスワード
- 2月3日 パスワード 教えてあげない あなたでも
- 2月4日 SNS(エスエヌエス) うっかり書き込み 事故の元
- 2月4日 つぶやいた つもりの一言 大災害
- 2月5日 置きざりの 机上の資料が 命取り
- 2月5日 身に付けよう 一服前の PCロック
- 2月6日 インフルも スマホも予防が 必須だよ
- 2月6日 そのゲーム 無料とあるが 怪しいぞ
- 2月7日 飲み会で PC無くせば 職無くす
- 2月7日 情報は 持たず 持たさず 持ち出さず
- 2月8日 社会人 心に課そう セキュリティ
- 2月8日 お前やれ 自分はやらない 偉い人
- 2月9日 痛い目を 見ねばわからぬ セキュリティ
- 2月9日 「大丈夫」 そう言う人が 事故招く
- 2月10日 パソコンに パッチ当てずに バチ当たり
- 2月10日 OSの 更新「後で!」が 命取り
- 2月11日 スマートフォン 個人情報の 詰め合わせ
- 2月11日 友達の 情報ぎっしり 電話帳
- 2月12日 まさか自分? 過信が生み出す 情報漏えい
- 2月12日 漏洩して はじめて分かる 世の怖さ
- 2月13日 気を付けて そのクリックが 命取り
- 2月13日 ウィルスも 僕は平気と 過信して
- 2月14日 「ちょっとだけ」 書き込んだのが 命取り
- 2月14日 つぶやきの 手を止めちょっと 考える
- 2月15日 新幹線 後ろの席から 資料見え
- 2月15日 セキュリティ なければ使わぬ 無線LAN
- 2月16日 あのアプリ 個人情報 送ってた?
- 2月16日 注意して アプリの出どころ 出す情報
- 2月17日 エレベーター 機密飛び交う 雑居ビル
- 2月17日 無くなった!「情報資産」と「会社の信用」
- 2月18日 いつも見る 銀行サイトに 落とし穴
- 2月18日 怒られても 開くもんか 怪しげメール
- 2月19日 落したか? しまったロック かけてない
- 2月19日 鍵かけない あなた 家でも そうですか?
- 2月20日 同意画面 内容読まずに 「はい」を押し
- 2月20日 性急に 押したクリック 請求に
- 2月21日 スマートフォン ウイルス付かも そのアプリ
- 2月21日 スマホにも 遠隔操作の 魔の手伸び
- 2月22日 公開を しなきゃよかったと 後悔し
- 2月22日 気を付けろ 漏れた情報 戻らない
- 2月23日 パスワード 8桁記号 数字入り
- 2月23日 パソコンの ふたにべったり パスワード
- 2月24日 仲間だけ 実は世界が 知っていた
- 2月24日 罵詈雑言 フォロワー以外も 読んでいる
- 2月25日 事故事例 皆で共有 事故防止
- 2月25日 事故があり やっと気づいた セキュリティ
- 2月26日 そのアプリ 一度は確認 大きな安心
- 2月26日 セキュリティ そのひと手間で 惨事を防衛
- 2月27日 事件はね 既に起こって いるんだよ
- 2月27日 セキュリティ 我慢強く 続けよう
- 2月28日 そのソフト 本当に入れても 大丈夫?
- 2月28日 ウイルスが 勝手に送金 あら怖い
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。
2014年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- 情報セキュリティクイズ
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。
2015年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
-
主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- サイバーセキュリティ意識調査H26
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。
2016年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- サイバーセキュリティ意識調査H27
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2017年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2018年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- TVアニメ BEATLESS タイアップ「アナログハック」
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2019年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- TVアニメ 『約束のネバーランド』タイアップ
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2020年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
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主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- TVアニメ ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld タイアップ
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2021年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
-
主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- TVアニメ 『ラブライブ!サンシャイン!!』タイアップ
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2022年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
- キャッチフレーズ:「知る・守る・続ける」
-
主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- 基本的なセキュリティ対策
- マクロス40th × サイバーセキュリティ月間2022
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2023年
- テーマ:「サイバーセキュリティは全員参加」
-
主な活動:
- 特設ウェブページの公開
- ポスターの作成
- 動画の発信
- 「インターネットの安全・安心ハンドブック」の改訂
- セミナーの開催
- サイバーセキュリティ対策9か条
- 特徴:産学官民の連携を強化し、全国各地で多様な普及啓発活動が展開されました。 (nisc.go.jp)
2024年
- テーマ:「サイバーセキュリティ全員参加」
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主な活動:
- フィッシング詐欺やサポート詐欺に関する注意喚起動画の公開
- 「サイバーセキュリティ対策9か条」の普及
- 経営層向けセミナーの開催
- 身近に迫る脅威! みんなでセキュリティ対策に取り組もう
- 特徴:身近な脅威に焦点を当て、具体的な対策を紹介することで、個人および組織のセキュリティ意識の向上を図りました。 (security-portal.nisc.go.jp)
2025年
- テーマ:「家庭や職場で話し合い、見直したいセキュリティ対策」
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主な活動:
- 中小企業向けセミナーの開催(3月10日予定)
- 政府関係職員向けのセキュリティ技術競技会(CTF)の実施
- 「セキュリTT兄弟」によるマンガ風のセキュリティ対策紹介コンテンツの提供
- 特徴:家庭や職場でのセキュリティ対策の見直しを促進し、日常生活におけるセキュリティ意識の定着を目指しています。 (security-portal.nisc.go.jp)
所感
2010年代の草の根活動期 → 2020年代当初のアニメタイアップ期 → 対策の具体化期 → お笑いタイアップ期という流れでしょうか。収束と拡散を周回している感じ。
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