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AppSheet開発で検討するとよい項目(必須項目/フィールド)
AppSheetでアプリ開発をするとき、どんな項目を用意すべきか迷うことはありませんか?
どんなアプリであっても、下記の4項目は用意しておくと便利なことが多いです。
あくまで推奨ですが、迷ったらこちらの4項目をセットしてアプリ開発を実施してみてください。
項目名 | TYPE | INITIAL VALUE | 説明 |
---|---|---|---|
ユニークID | TEXT | UNIQUEID() | データベースでいう主キーとなるもの。システムでデータを判別するために必要。 |
入力日 | Date もしくは DateTime |
TODAY() もしくは NOW() |
データを入力した日を記録。TODAY 関数/NOW 関数を使うことで、入力時に自動的に本日日(時)を入力できる。 |
データ入力者 | USEREMAIL() | 入力者のメールアドレスを自動的に入力する。 | |
更新日 (必要に応じて) |
Date もしくは DateTime |
TODAY() もしくはNOW() |
データを更新した日を記録。最初にデータ入力した日とわける必要があれば設置。TODAY 関数/NOW 関数を使うことで、入力時に自動的に本日日(時)を入力できる。 |
データ更新者 | USEREMAIL() | 「Reset on Edit」の項目をオンにすること。ここをオンにすることで、すでに情報が入っていても、更新する度にデータ更新者が上書きされる。 |
【応用編】ユニークIDの作り方
大文字のユニークIDを作成
UPPER()を使うことで、大文字にできる。小文字英語と数字の羅列より、高さが揃って見やすいという良さがある。(例:abcd1234→ABCD1234)
UPPER(
UNIQUEID()
)
ユニークIDにプレフィックスを付与する
何のデータかがわかるようにプレフィックスを付与する。例えば、請求書アプリの場合、頭に「INV」をつけることで請求書関連のデータだということが一目でわかる。
"INV-"&
UPPER(
UNIQUEID()
)
ユニークIDに本日日付を組み込む
本日日付を組み込むことで、IDにある程度意味をもたせることができる。
"INV-"&
TEXT( TODAY(), "yymmdd")&
UPPER(
UNIQUEID()
)
上記を行うことで、ある程度規則性のあるIDを作ることはできるが、桁数が長くなってしまうので、ケースバイケースで活用しましょう。
他にも用意しておくよい項目やTipsなどありましたら、コメントにてお知らせください!
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