Waveshare PhotoPainterで作る6色E-Paperスマートディスプレイ
はじめに
いつものようにAliExpressを眺めていたところ、フルカラーE-Paperが多数出回っていることに気が付きました。スマートディスプレイ的に活用できそう!と思って購入し使ってみました。
フルカラーE-Paper
電子ペーパーやEinkと呼ばれているディスプレイの一種です。省電力性や紙のような視認性があるため電子書籍端末や電子値札で採用されています。
これまで一般に手に入るものは、モノクロのものがほとんどでしたが、ここ数年でフルカラー(6色インク)を採用するディスプレイがでてきています。中でもSpectra 6という台湾の元太科技工業の技術を用いた製品が有名なようです。
オランダPhilips(フィリップス)ブランドの業務用ディスプレーを製造する中国Philips Professional Displays(PPDS)もSpectra 6ベースの32型電子ペーパー製品を発売済み。
32インチ(!)の製品も販売されていました。
Waveshare PhotoPainter
最初は自前で作ろうかと思っていたのですが、諸々実装された便利そうなWaveshare社のキットを購入してみました。
ESP32-S3とE-Paper(Spectra E6)、microSDカードスロット、マイクなどがフォトフレームに収まるように設計されたボードです。
AliExpress経由での購入で約1万円ほどでした。

AliExpressで販売されている様子。AIと書いてある
なお到着した製品のESP32-S3は技適マーク入りでした。

リフローしてつけなおすことも可能だと思われる
動作確認
とりあえずサンプルコードで動作確認します。
だいたいのことはwikiに書いてあるのでESP-IDFの環境構築をして読みながら進めれば問題なく動かせるはずです。
リフレッシュに30秒ほどかかりますが、描画できていることが確認できました。
サンプルを眺めてわかったのですが、xiaozhi-esp32というESP32ベースでchatbot的なものを実装しているプロジェクトがあるようです。商品ページにAIがなんとかと書いてあるのはこれベースで実装した機能がAIだよ!ということだと思われます。
スマートディスプレイ機能の実装
玄関において使えるようなディスプレイが欲しいので、以下の機能を実装したものを作成しました。
- 天気予報
- 今日の日付
- TODO
- 路線情報
実装は以下の手順で進めました(AIに頼りまくり)。
- 画面デザインをGeminiで相談

NanoBananaPro🍌で描いてもらう様子
-
SpecKitを使い、Claudeと対話しながら仕様を決め、実装していく
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実際に書き込んで動作確認。問題があればコード見て手で直す
-
完成

とりあえずの完成形
急ごしらえで作ったので、お天気画像にカラー感がないのは今後の課題です。なお、フルカラー画像の表示はいい感じに6色になるようにIllustrator等で加工しておく必要があります(微妙に面倒)。
まとめ
フルカラーのE-Paperのキットを用いてスマートディスプレイ的なものを作成してみました。ESP-IDFのような普段使わないツールでも生成AIを活用することで、短時間で目的のものを作成することができました。ホビー用途であれば生成AIだけでサクッと作って使いながら直していくという形で楽しく使えると思います。
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