Education: Racket: 関数型言語'Racket'をインストールする

tl;dr

• winget でRacketをインストールする
• 環境変数、path を設定して Windows を再起動する
• racketを起動して、動かせるか確かめる

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もっと詳しく

Racketは、scheme(LISP)から派生したプログラミング言語です。LISP 系なので、 Paul Grahamの"普通のやつらの上を行け"にしたがえば、ぜひ覚えるべきプログラミング言語といえるでしょう。

Racketのインストール

Racket'は、winget を使えば簡単にインストールできます。また、インタプリターが内蔵されているのですぐにRacket`を使うことができます。

Racketをインストールする

PowerSHellのコマンドラインでwingetを実行します。

> winget install Racket.Racket -i --location c:\lang\racket
見つかりました Racket [Racket.Racket] バージョン 8.8
このアプリケーションは所有者からライセンス供与されます。
Microsoft はサードパーティのパッケージに対して責任を負わず、ライセンスも付与しません。
インストーラーハッシュが正常に検証されました
パッケージのインストールを開始しています...
インストールが完了しました

>

このようにして、Racketをc:\lang\racket下にインストールします。

なお、RacketにはDrRacketなどの各種ツールが含まれていない minimal版があります。
こちらをインストールするには、https://racket-lang.org を見てください。

環境変数を設定する

つぎに、環境変数や'path'を設定してコマンドラインからRacketを使えるようにします。

1. "システムのプロパティ"から"環境変数"ダイアログを開きます。

2. "システム環境変数"に`RACKET_HOME'を追加し、"c:\lang\racket"と設定します。

3. 環境変数"Path"に"%RACKET_HOME%"を追加します。

4. "OK"をクリックして、"環境変数"および"システムのプロパティ"を閉じます。

5. 設定を反映させるため、PC を再起動します。

以上で、コマンドラインからRacketを使えるようになります。

Racketの起動

インストールが終わったら、Racketを使ってみましょう。
コマンドラインでracketと入力すると、Racketが起動します。,exit、または Ctrl+D でRacketを終了してコマンドラインに戻ります。

> racket

Welcome to Racket v8.8 [cs].
> "Hello,World!!"
"Hello,World!!"
> ,exit

>

以上でRacketが使えるようになりました。

おわりに

Windows のPower Shellで、とりあえずRacketが使えるようになるまでをまとめました。
あとは、Racketをいろいろと触っていけばいいでしょう。

それでは、Happy Hacking!