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Tableau Desktop 上でSQLを書く(Snowflake接続版)
まえがき
昨日pythonを使用してTableau Desktop上でSQLを書いていたのですが、動作がちょっと遅くなってしまいました。
何か代案はないか色々触っており、Snowflakeとの接続を試していた時にカスタムSQLというものを見つけました。
これを使うことで速いSQLをTableau Desktop上で使用できるようになりました。
手順
Tableau Desktop上のテーブルの▼を押すと以下のようなドロップダウンが出てきます。
このカスタムSQLに変換というところを押すと、元データを出力できるクエリが出てきます。
このSQL文を使って新たなテーブルを作成することができるみたいです。
以下の新しいカスタムSQLというボタンを押して...
以下のようなクエリを入力します。
SELECT "TITANIC"."AGE" * 10 AS "AGEx10",
"TITANIC"."PASSENGERID" AS "ID"
FROM "TITANIC"."PUBLIC"."TITANIC" "TITANIC"
このSQLは元のデータの年齢列の10倍した列を新たに作成しています。
また元のテーブルと紐づけられるようにPassengerIDをIDとして持ってきています。
このクエリを入力すると以下のように新たなテーブルが作成されます。
ただこの状態だとデータが使用できないので元データのPassengerIDと同じ内容のIDとを紐づけます。
これで使用できるようになったのでシートで実際に使うと...
元のデータの年齢の十倍された値が出力されました🙌(特に意味はないです。)
TabPyをTableau上で使用するよりは断然速くクエリできます。ただ数秒だけ処理が止まるかなと思います。
なので必要そうなSQLをTableau上で色々ためしてみて探し、最終的にはSnowflakeの方で必要な列をSQLで作成しておくというのが最適かもしれません。
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