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技術書典18に参加ときに準備したもの

に公開

2025/6/1(日)に技術書典に参加しました。
そのときに準備したものについて忘れないうちに書きます。

Re:VIEW

技術書などを書くためのツールです。
https://github.com/kmuto/review

今回はサークルメンバーのフォーマットを使わせていただいたので、導入や使い方は調べずにできました。ありがとうございます。

後半のほう、使い方怪しい時あったので、次のためのメモ。

  • @<br>{}はできるかぎりさけ、//noindentを使う。@<br>{}を使うと、編集画面と出力PDFで改行する位置が分からなくなってしまいました。
  • 変数名、ファイル名などは@<tt>を使う。
  • 強調は@<em>{}を使う。
  • @<fn>{}footnoteで引用をつくる。
  • 句読点の位置は、「〜です(以降は〜)。」のように、カッコが終わってからのほうに統一する。
  • パスワードなどでは、「l1o0」のような紛らわしい文字は使わない。
  • 各章の最後に余白が出た場合は画像のスケールで調整する。

Canva

表紙や名刺、ダウンロードカードはCanvaを使いました。
https://www.canva.com/

LLMが生成した画像の背景削除の加工や、表紙のPDF出力などでとても役立ちました。

高解像で出力しよう

表紙を印刷した後、名刺を作ってる時に気づいたのですが、デフォルトがPDF(標準)になってます。
B4サイズなど大きいサイズでは気になりませんが、本番の画像印刷ではPDF(印刷)を選択するのを忘れずに

角は入念にチェック

Canva上では気づきずらいですが、PDF出力で角に白と黒が残ってしまいました。
画像をぴったりにしようとすると、角に白が残ってしまいますので、余りが出るぐらい伸ばしましょう。
これは印刷でも失敗したのですが、背景を黒にしてその上に画像を載せて作ってました。
背表紙の長さを測って詰めたときに、ズレたと思います。
最後気づかずに提出してしまい焦って電話で確認しました。
今回はピッタリすぎて拡大して切り詰めるため功を奏しましたが、めっちゃ焦ったのでしっかり確認しましょう。

定規機能

「ファイル」→「設定」→「ガイドを追加する」から定規を追加できます。
これで背表紙の長さが分かったら、このガイドに沿って作れます。

Wordで誤字チェック

構成も終わって最終チェックもして完璧だと思っても、wordへ1回は貼り付けて誤字を確認しましょう。
全文数分で貼り付けられますが、チェックしたと思いきや3文字ぐらい誤字が見つかりました。
でも、それ通りに直しても間違ってる時があるので、しっかり文字を読んでなおしましょう。

Adobe

Adobe Acrobatを体験版だけ申し込んで使いました。
設定は以下の記事を参考にしました。
https://akademeia.info/?p=21924

印刷所

今回はねこのしっぽさんを利用させていただきました。
3回ほど電話対応で話しましたが、めちゃくちゃ丁寧で助かりました。

表紙4ページも印刷にいれる

本文+4ページを印刷枚数にしましょう。これを忘れたので電話しました。
分納設定で、今回は10冊+余りを家に送るようにしました。(10冊でいいのかは、このあと分かるはず)

Booth

Boothで公開するときは、「電子版」、「電子版+本」、「パスワード付き電子版」に分けます。
最後のは今回使用していませんが、ダウンロードカードを買って頂いたかたが、ダウンロードできる用です。

あんしんブースパック

あんしんブースパックにしないと匿名配送にならないです。
後から変えられないため、最初に買っていただいた方にご迷惑をおかけしました。

ダウンロードカード

ラクスルで頼みました。こんな設定です。

仕様
通常サイズ(55 x 91mm) / マット紙 / 220kg / 両面カラー
オプション
角丸加工なし / PP加工なし

今回は冊数余ったので、使うことがなかったです。

パスワードに「Q」の文字を使いました。フォントによっては見づらいので、使わないか、見やすい書体を使いましょう。

名刺

会場で話す際に名刺交換もあります。
前日の昼に作ってアクセアさんで当日作ってもらいました。400円ぐらいでかなりお得につくれました。

当日の準備

持ち物

ダウンロードカード、名刺、見本誌、の持ち物をチェック。
首からかけるホルダーもあると、名刺を入れられて便利です。
入館証もスクショしておきましょう。

Boothを公開する

前日の夜か朝にBoothで公開しましょう。

設営

入ったら印刷した本を運びます。
到着したら、段ボールを開けます。
どこかの段ボールに伝票が入ってるので、何冊入ってるかを確認します。
新刊の場合には、その中から予備用10冊ほど、見本用4冊を抜いた数字が、当日販売する冊数になります。

見本誌をつくる

カバーを使って見本誌を作ります。しっかりカバーに折り目をつけるとやりやすい。

本棚

本棚を組み立てます。説明書読まないと難しいです。

Xで宣伝

設営ができたら写真を撮ってポストしましょう。

販売

来て頂いた人に見本をおすすめします。
数分読んでも内容理解するのは大変なので、なるべく15秒ぐらいで内容を説明できるようにしておいた方がいいです。

楽しむ

販売もいいですが、せっかくのイベントなので色々見に行った方がいいです。
知り合いがブースに来るんじゃないかとかで抜けれなくなりますが、今回1人もいなかったので次回も問題ないです。

後片付け

余った本などは段ボールで送ります。
10冊ほど手で持ち帰りましたが、見本誌+買った本を合わせるとすごく重いです。

戦利品と宣伝の報告

買った本を戦利品で報告や、自分の本をツイートはリツイートしましょう。

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