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FPGA Trion T120 評価ボードを弄る Ubuntu22.04 LTS 環境構築編

2022/07/18に公開約1,400字

はじめに

Efinix社のFPGA評価ボード
Trion T120 BGA576 Development Kit を購入したので、環境構築を記録しておきます。

https://www.efinixinc.com/products-devkits-triont120bga576.html

EFNIX社の FPGA を開発するためには、統合開発環境(Efinity)が必要なのですが、
今のところ評価ボードに付属するライセンスの登録を行わなければ、
ソフトウェアやボード情報のダウンロードができない仕様になっています。

下記の内容で探したところ、こちらのボードに行き当たりました。

  • MIPI I/F
  • DDR I/F
  • Display I/F
  • 外部 CPU とアクセスできるピンヘッダの有無
  • LEDなどユーザーI/F が必要最低限揃っている

本キットは RaspberryPi と接続する 40pinのヘッダが基板に付いているので、
RaspberryPi の SDカードからファイル情報を GPIO 経由で送受信するなど、
色々と応用が効くようになります。下記の付属品も付いてきます。

  • RaspberryPi Camera V2.1x1
  • MIPI - FMCケーブル I/F変換基板x2
  • LVDS - ピンヘッダ I/F変換基板x1
  • ジャンパーピンx5
  • ナット・ネジなど
  • USBケーブル
  • DCアダプター12V5A

欲を言えば TX と RX を接続するFMCケーブルとメザニンコネクタを付属してほしかったですが、
評価キットとしては中々潤沢だと思います。

使用感ですがスペーサーの背が低いため部品面コネクタとの接続が困難を極めます。
自分で長いスペーサーを用意するのが良いと思います。

今回は環境構築なので Trion FPGA の詳細については省きますが、
次回以降の記事になる予定です。


環境構築

EFINIX社のユーザ登録とボードの登録は予め済ましておきます。
EFINIX社 サイトの Support から行いますが、ボードのシリアルコードを登録してから
最大24時間ほど認証を待つ必要があるので、届いたら早めに済ましておくのがよいです。

Efinity のダウンロードファイルの tar.bz2 を解凍し、ディレクトリを移動します。
今回は toolsディレクトリに解凍しました。

tar xvjf efinity-2021.2.323-ubuntu-x64.tar.bz2
cd /tools/efinity/2021.2/bin/

binディレクトリ内の USBドライバなどのインストールスクリプトを実行します。
sudo で実行するため、必ずスクリプトファイルの中身を確認して下さい。

sudo ./install_desktop.sh
sudo ./install_usb_driver.sh
chmod +x setup.sh
sudo ./setup.sh

Efinity を起動します。

./efinity_sh.sh

以上で、Efinity on Ubuntu の環境設定は終了です。
Windows と違ってコマンドで色々と行う必要があるので一手間はかかりますが、Ubuntuバージョンは不具合が少ないのでオススメです。

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