WiVRnを使ってLinuxで快適無線VR生活
はじめに
Linuxでは一般的にALVRを使用して無線接続することが多いですが、この記事ではSteamVRの代替ソフトウェアのWiVRnとそのオーバーレイソフトwlx-overlay-sを使用したVR環境の構築について説明します。
筆者の環境

WiVRnの良いところ
- SteamVRを使わない!
- インストールしたら接続チュートリアルがある
- Metaのアプリストアからインストールできる
- 軽そう(検証してない)
- オープンソース
WiVRnをセットアップ
インストール
公式では、Flathub, AUR, Fedora, Guru for Gentooからのインストール方法が紹介されています。
ほとんどのDistroではFlathubからインストール可能です。
VRと無線で接続する
まずは、WiVRn Serverというアプリがインストールされているので起動してください。
すると、このような画面になるはずです:

画面にしたがってHMDにWiVRnアプリをインストールしてください:

起動したいアプリを選択できます。選択した場合はWiVRnにVR接続した時に自動的に選択したアプリが立ち上がります。VR接続時にアプリケーションを選択したい場合は「なし」を選択してください。
Steamゲームの場合は、必ず起動オプションに記載のコマンドを追加してください。

VRゴーグルを装着し、PC画面に従ってペアリングを完了してください。

以上で完了です!
実際にVRゴーグルを装着して、VRアプリが起動するか確認してみてください。
もし、問題が発生した場合は、WiVRnダッシュボード(PC側)の右上にある問題解決ボタンを押してみてください。トラブルシューティングが載っているはずです。
【主にVRChat向け】OVRとXSOverlay的なことをしよう
WiVRnを使用したらすぐにわかると思いますが、SteamVR向けのオーバーレイソフトが使用できません。
そのため、VRChatにおける重要なライフラインのOVRのSpace Dragや、XSOverlayが使用できません!!
ですが、安心してください!オープンソースパワーでなんとかなります。
wlx-overlay-sをインストール
GitHubからインストール方法を確認してインストールしてください。
WiVRnで自動起動の設定をする
WiVRnダッシュボードから「アプリ」を「カスタム」に設定してください。
パスを入力する欄があるので、wlx-overlay-sのバイナリを指定します。
バイナリのパスがわからない場合は以下のコマンドで確認できます。
which wlx-overlay-s
筆者の場合は以下のようになりました。

使い方
時計
VR上で左手首を見ると時計が表示されます。wlx-overlay-sの操作など色々なことができます
キーバインド
筆者がMeta Questしか持っていないのでQuest向けのキーバインドのみの紹介です。
| 操作 | バインド |
|---|---|
| デスクトップを表示 | Xボタンをダブルクリック |
| Space Drag | 左手コントローラーの三みたいなボタンを長押し |

Discussion