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優秀なテックブログと、そうでないものの違い

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優秀なテックブログと、そうでないものの違い

テックブログは無数にあります。

でも、

  • 読み終わった後に何も残らない記事
  • ブックマークしたくなる記事

この差はどこにあるのでしょうか。

「優秀なテックブログ」と「そうでないもの」の違いを整理してみます。


1. 結論から言うと

違いはこれです。

技術を書いているか
思考を書いているか


2. そうでないテックブログの特徴

① 手順の羅列だけ

  • コマンドを並べただけ
  • ドキュメントの写経
  • なぜそれを選んだのかがない

読む側は

「で、結局どう考えればいいの?」

となります。


② 文脈がない

  • なぜ困ったのか
  • 何を解決したかったのか
  • 他の選択肢はあったのか

背景がないと、記事は“再利用”できません。


③ 結論が弱い

  • 〜と思います
  • 〜かもしれません
  • 参考になれば幸いです

断言できない記事は、読者の記憶にも残りません。


3. 優秀なテックブログの特徴

① Why がある

単なる「How」ではなく、

  • なぜその技術を選んだのか
  • なぜその設計にしたのか
  • なぜ他はダメだったのか

が書かれている。

判断軸が提示されている記事は強い。


② Before / After が明確

  • 何が問題だったか
  • どう変えたのか
  • 何が良くなったのか

変化が見える記事は学びになります。


③ 抽象化されている

優秀な記事は、

具体 → 抽象 → 再具体

の構造を持っています。

例:

  • OpenSSLの話
  • 技術負債の話
  • 設計思想の話

具体から普遍へ昇華できる記事は強い。


④ 読者の時間を奪わない

  • 冗長すぎない
  • 結論が早い
  • 見出しが整理されている

優秀な記事は「読む体験」まで設計されています。


4. レベル別に見る違い

レベル 書いているもの 読者が得るもの
初級 手順 再現性
中級 判断 思考プロセス
上級 思想 視座

バズる記事は「思想」に触れています。


5. よく見られる記事に共通するもの

ZennでLikeが多い記事を見ると、

  • 技術の未来
  • エンジニアの価値
  • AI時代の働き方
  • 設計思想の変化

といった「視座の高さ」があります。

単なる技術紹介ではありません。


6. じゃあどう書けばいいのか?

迷ったら、この構造で書きます。

  1. 背景(なぜ困ったか)
  2. 選択肢(何を比較したか)
  3. 判断軸(何を基準に選んだか)
  4. 結論(なぜそれが最適か)
  5. 抽象化(他でも使える学び)

これだけで記事の質は一段上がります。


7. 最後に

優秀なテックブログは、

  • 知識の共有ではなく
  • 思考の共有

です。

技術を書くのではなく、

「どう考えたか」を書く。

そこに差が生まれます。

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