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VPSで「認証つきDify環境」を作る②:XserverのVPSに申し込み&設定

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💡 この記事はシリーズ②です。

前回(導入編)は全体構成と目的を紹介しました。
今回は、VPSを使ってDifyを動かす「土台づくり」から始めます。


XserverのVPSに申し込み&設定

ここから、Dify × ChatbotUI × Supabase の構築を進めていきます。
まずはベースとなるサーバーを用意しましょう。
この記事では、XサーバーのVPSを使ってDifyを動かすところから始めます。


🪜 手順の流れ

  1. VPSの申し込み
  2. 独自ドメインとSSLの設定
  3. VPSへのログインとDify初期設定
  4. Difyのテストフローを作成
  5. ChatbotUI用サブドメインの設定

1. VPSを申し込む

まずはXserver VPSの申込ページへ進みます。
👉 https://vps.xserver.ne.jp/dify.php

2025年10月時点では、メモリ6GB以上のプランが推奨です。
DifyやSupabaseを安定して動かすには、ある程度リソースが必要なので、
余裕をもったプランを選びましょう。
OSは Ubuntu 22.04 を選択しておきます。

公式マニュアルにも丁寧な手順がありますので、ここではポイントのみの解説とします。
https://vps.xserver.ne.jp/support/manual/man_server_app_use_dify.php


2. ドメインとSSLの設定

Xserverの管理画面で「ドメイン・SSLクイック設定」を選ぶ画面が出てきます。
ここで、**必ず「独自ドメイン」**を選択してください。

🔍 なぜ独自ドメインなの?
後で chat.example.com のようなサブドメインを使って
ChatbotUIを公開するためです。
「Xserverの無料サブドメイン」を選ぶと、この後の構成が組めなくなります。
ドメインは年に数百円程度で取得できるので、ここはケチらず進めましょう。


3. VPSの初期設定(ログインと管理者登録)

VPSが用意できたら、
Xserverの管理画面から「コンソール」を開きます。

ログイン情報
login: root
Password: (rootパスワードを入力)
※ 貼り付けできない場合は手入力

Difyのセットアップ画面に沿って、管理者アカウントを作成します。
これで、ブラウザからDifyのログイン画面を開けるようになります。
※ここは本記事の本題ではないのでサクッといきますね。


4. Difyのテストフローを作ってみる

設定が完了したら、ドメインにアクセスして
動作確認を兼ねたテストフローを作ってみましょう。

  1. ログイン

  2. モデルプロバイダーの設定

  3. 「チャットフロー」を新規作成 & ノードを適当に繋いでテスト(内容は何でもOK)

  4. 最後に [公開する] をクリック

続いて、APIキーを発行します。
このキーは後でChatbotUIからDifyを呼び出す際に使います。

これで、ChatbotUI側からDifyを利用する準備が整いました。


5. サブドメインの設定(ChatbotUI用)

続いて、Xサーバーに戻って、ChatbotUIを動かすためのサブドメイン(例:chat.example.com)を設定します。
Difyはexample.com、
ChatbotUIはchat.example.com、
となるイメージです。
Xserver VPSの場合、DNS設定はVPSの管理画面から簡単に追加できます。

Xserver VPSの場合、DNS設定は管理画面から簡単に追加できます。

  1. 管理画面の左メニューから「DNS設定」を開く
  2. 「DNSレコード設定の追加」をクリック
  3. 以下を入力します👇
項目
ホスト名 chat
種別 A
値(IPアドレス) VPSのグローバルIPアドレス
TTL 3600(そのままでOK)

設定を保存すると、DNSレコード一覧に
chat.example.com → A → 162.xxx.xxx.xxx
のように表示されます。

これで、サブドメインの設定は完了です。


🚀 まとめ

ここまでで、VPSの準備とDifyの初期動作確認が完了しました。
次回は、Supabaseで認証まわりを整えるパートに進みます。


🪄 次の記事:
VPSで「認証つきDify環境」を作る③:Supabaseの事前設定

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