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【47個】ローカル用コーディングエージェントツールの一覧を作ってみた

に公開

本記事は airCloset Advent Calendar 2025 の2日目の記事のはずでしたが、諸事情により遅刻しました。2日目にして遅刻する大失態……。

このアドベントカレンダーにはエンジニアを始めとして、弊社社員による様々な記事が投稿されるので、もしよければ他の記事もご覧ください。

1日目は弊社CTO辻による「2025年AIエージェント元年の振り返りと、2026年エンジニアが歩むべき道 」でした。

はじめに

コーディングエージェントツールっていっぱいあるのはわかっているけど実際何があるの?とよく思っていたので、アドカレを良い機会とし調べて一覧を作ってみました。使ってないツールについても記載しているので、人によるファクトチェック済みの Deepresearch みたいなノリで読んでいただけると助かります。

「コーディングエージェントツール」とするとかなり種類がありますが、今回は「ローカル用」に限って調査しています。そのためクラウドのみで動作する Devin, Manus などは除外しています。ただし Claude Code, Cursor などのクラウドのみで動作する機能もあるツールは含めています。

また「コーディングエージェントツール」を対象としているため Claude Desktop など、デフォルトの状態ではファイルの編集やコマンドの実行ができないツールも省いています。(最近 Claude Code on Web が組み込まれたりしてるけど……)

なおこの記事を書くに当たって色々調べはしましたが、現在のAI事情は多岐にわたりすぎて全然把握しきれていません。また調べて存在を知っただけで自分が触ったことのないツールについても記載しています。もしこれもいいよー、こうだったよーなどあれば、ぜひコメントしていただけると嬉しいです。

ツール一覧

以下の観点に則って記載します。使ったことが無いツールについても記載しているので、ご注意ください。またOSSで一定の知名度がある(Starが100以上着いているなど)とされるツールでも、3ヶ月以上更新が行われていないツールは意図的に省いています。

  • ツール概要
  • 作成者・団体
  • 公式サイト、GitHubへのリンク
  • 備考・私的なコメント

AIAW

Web: https://aiaw.app/
GitHub: https://github.com/NitroRCr/AIaW

早速コーディングエージェントとして扱って良いのか怪しいのですが、気になったので記載します。
複数のAIモデルに対して同時に作業指示をできるツールぽい。CursorのMultiple Agentモードみたいなやつ?
公式でホスティングしているほか、セルフホストも可能とのこと。自前で Claude Code に作業指示させる環境を作るくらいならこういうの使った方が良いのかも。

Aider

Web: https://aider.chat/
GitHub: https://github.com/Aider-AI/aider

CLI で動作するコーディングエージェント。OSS かつ特定の企業やモデルに依存してないコーディングエージェントといえばこれになるのだろうか?最初のコミットが 2023/07/08 以前とのことで歴史を感じる。
https://github.com/Abaso007/aider/commit/35d5fc8dedb7c5396d07ffd945a97fe18b73144b

コードベースのインデックスを作成して AI に渡す機能や、ファイルを編集したタイミングで自動で lint, test を実行する機能は普通に今の CLI エージェントにも欲しいかも。
各種 OpenAI 互換の API に対応しているものの、最近ありがちな Claude Max のトークンを使用するなどの機能はなさそう。

最終更新が本日時点で 2 週間前なので、他のツールと比べると若干下火な感じは否めないか。

Amp

Web: https://ampcode.com/

旧名: Sourcegraph Cody

Antigravity

Web: https://antigravity.google/

google 製の AI-IDE。gemini-3.0-pro-preview を搭載している。
google に参加した Windsurf チームが開発のコアメンバーらしく、windsurf 用のルールファイルなどがそのまま使えるとか。
VSCode fork なので既存のエコシステムに乗っかれて良い。

Augment Code

Web: https://www.augmentcode.com/

本社をカリフォルニア州に置く Augment Code 社による VSCode, JetBrains 拡張機能のコーディングエージェント。Cline みたいなやつ。
AI に指示を投げる前にファイルや git の履歴からインデックスを作成するのが特徴ぽい?

また CLI エージェントツールの Auggie も提供している。

GitHub (問い合わせ用): https://github.com/augmentcode/auggie

Bito.ai

Web: https://bito.ai/

クラウドまたは VSCode 拡張としてコードレビューを行ってくれるツール。CodeRabbit みたいなやつ?コーディングエージェントというと微妙かもしれないが、せっかく調べたので書くだけ書いておく。

Blackbox AI

Web: https://www.blackbox.ai/

Web での動作, VSCode, JetBrains 拡張として Cline のように動作する, CLI エージェントツールもあり、BLACKBOX IDE という VSCode fork の AI-IDE も持つ複合サービス。なんか色々あるので気になる人はドキュメントを見てください。

https://docs.blackbox.ai/

Android 向けにスマホアプリも提供しているのはユニークな点か。現時点で 5180 件のレビューと 500万+ のダウンロード数があるとのこと。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.blackbox.blackboxapp

Claude Code

Web: https://www.claude.com/ja-jp/product/claude-code
GitHub (問い合わせ先): https://github.com/anthropics/claude-code

Anthropic 社による CLI コーディングエージェント。AI エージェントブームを巻き起こした張本人と言っても過言ではない。皆さん知ってると思うので、概要は割愛。

Cline

Web: https://cline.bot/
GitHub: https://github.com/cline/cline

CLINEに全部駆けろ」でおなじみの VSCode 拡張として動作するコーディングエージェントツール。おそらく一番注目度が高く使用もされている OSS のツールだと思う。(2025/12/03時点で 276 Watch, 5.3k Fork, 54.1k Star)

いつの間にか CLI ツールも使えるようになっていた。何ができるんだろう?ドキュメントを見る限り GitHub Actions でも使えるぽい。Cline 経由でエージェントを呼び出すようにすることでモデルの差し替えが容易にできそう。

https://docs.cline.bot/cline-cli/overview
https://docs.cline.bot/cline-cli/samples/github-integration

CodeBuddy

Web: https://www.codebuddy.ai/

テンセント製の AI コーディングプラットフォーム。要件の計画や製品設計から稼働開始までを謳うだけあって、VSCode fork の IDE 自体に Figma や MUI, Shadcn などのデザインツールだけでなく、Tencent CloudBase, Supabase, Cloud Studio など、インフラへの連携機能も組み込まれているとのこと。とはいえ Tensent Cloud を契約した上で使うこと前提になっていそう?

CLI エージェントもある上に Claude Code Hooks 互換の hooks 機能, 同様の plugin 機能もあるのがかなり嬉しい。コーディングエージェントとして欲しいものはだいたい揃っている印象か。

https://www.codebuddy.ai/docs/cli/hooks
https://www.codebuddy.ai/docs/cli/plugins

公式サイトの左下でロボがずっと踊っててかわいい。

Codebuff

Web: https://www.codebuff.com/
GitHub: https://github.com/CodebuffAI/codebuff

OSS の CLI エージェントツールだが、タスクを与えられた時に複数のエージェントを用いる「マルチエージェントアプローチ」によって、単一モデルツールよりも性能が向上するとのこと。それを重視しているからか、SDK を用いて TypeScript によってエージェントを定義することができる。

https://github.com/CodebuffAI/codebuff?tab=readme-ov-file#create-custom-agents

いつ掲載された情報かは不明だが、README によると Claude Code が 53% の達成率を記録したタスクを Codebuff は 61% の達成率を記録している。

なお各ディレクトリの knowledge.md が AGENTS.md みたいになるらしい。ほんといろんなのがあるな……。

https://www.codebuff.com/docs/tips/knowledge-files

Codex CLI

Web: https://developers.openai.com/codex
GitHub: https://github.com/openai/codex

OpenAI 製の CLI コーディングエージェント。OSS なのがとても嬉しい。元々は API 経由の従量課金でしか使用できなかったが、9,10月ごろから ChatGPT Plus, Pro プランに契約していれば一定時間のレートリミット付きで使用できるようになった。元々 ChatGPT に契約している人は比較的多いはずなので、とりあえず触って見る時に選択されがちなイメージ。

自分は Plus プランで使用しているが、GPT-5 はもちろん High のモデルも普通に使える上に、リミットにかかったことも 1, 2 回くらいしかないのでかなりおすすめできる。Claude Code の opus だと上手く行かなかったことが Codex High に任せたら上手く行ったということもしばしば。

ただ実際使ってみると、「計画を提示して」と指示しているにもかかわらず一定時間考えた上で無言で行動を始めてしまうことがよくあり、とても困る。実際それで作られたものはちゃんとできていることが多いけど、不安ではあるんだよな……。
現状 Plan モードはないが disucssion で意見募集中なので、近いうちに作成されるといいなー。

https://github.com/openai/codex/discussions/7355

Continue

Web: https://www.continue.dev/
GitHub: https://github.com/continuedev/continue

シリコンバレーに本社を置く Continue 社が開発する VSCode, JetBrains IDE 向けの拡張機能 または CLI ツールとして動作する OSS のコーディングアシスタント。特定のモデルに依存せず、Ollama などのローカルモデルやクラウド API を柔軟に切り替えられるのが特徴とのこと。Web でも動く。

他サービスとの連携が容易なことをメリットとしていそう?あまりわからない。

Crush (旧 opencode-ai/opencode)

Web: https://charm.land/
GitHub: https://github.com/charmbracelet/crush

Charm 社による CLI コーディングエージェント。元々は opencode-ai/opencode として開発されていたが、開発者が Charm に参加したことでリブランドされた。Go 製。UI がおしゃれ。

特徴としてはLSPとの統合で、ようはエディタに出ているエラーなどをそのままエージェントが見ることができる。

Installation に書いてある警告が面白い。

Warning

Productivity may increase when using Crush and you may find yourself nerd sniped when first using the application. If the symptoms persist, join the Discord and nerd snipe the rest of us.

Cursor

Web: https://cursor.com/ja
GitHub (問い合わせ先): https://github.com/cursor/cursor

サンフランシスコに本社を置く Anysphere 社による VSCode fork の AI-IDE。おそらく今一番知名度のある AI-IDE じゃないだろうか。2025年の頭からサブスクプランを始めたことでかなり話題になっているので、だいたいの人が知っているかと思う。

Tab 補完から Cmd+K でのインライン編集、Agent 全任せコーディングまで、タスクや作業者の使い方に応じて程度を調整できるのが特徴。$20/m という破格の価格で最新のモデルを扱うことができる。コスパ最強!少し前は Ultra プランのクオータが不明瞭とかの問題があったが、最近は比較的安定している印象がある。

実は CLI もあるが、リリース時にちょっと触っただけであまり使ってない。Cursor に CLI ツールが結びついてないので、そもそも存在を忘れることがしばしば。たまには使ってあげたい。

https://cursor.com/ja/cli

2.0 のリリースに合わせて Composer V1 という独自の高速モデルのリリースや、Agent に指示を出すのに特化した UI の追加など、なんだかんだで AI コーディングエージェントの最先端を走っているツールだと感じる。

https://cursor.com/ja/blog/2-0

emdash

Web: https://www.emdash.sh/
GitHub: https://github.com/generalaction/emdash

複数のコーディングエージェントを並列で回すためのオーケストレーションツール。Claude Code, Codex, Gemini CLI など 15 個 CLI に対応している。各エージェントを独立した Git worktree で動かすことで変更が衝突しないようにしているとのこと。厳密に言うと今回の定義からは外れそうだけど、気になったので入れときます。

エージェント間の連携機能はあるんだろうかと思って詳しく見ようと思ったら、ドキュメント全部 Coming Soon だった……。使ったことはないが気になるので試してみたい。

Linear / GitHub / Jira のチケットを直接エージェントに渡す連携機能があるが、弊社で使ってるの Backlog なのよね……。

Gemini CLI

Web: https://github.com/google-gemini/gemini-cli
GitHub: https://github.com/google-gemini/gemini-cli

Google 製の CLI エージェント。Codex と同じく OSS なのがとても嬉しい。基本的な CLI エージェントツールの機能に加えて、なんと Google アカウントさえあれば無料で gemini を使用することができる。もちろん一定の制限はあるが、他サービス・ツールと比べるとかなり制限が緩い。これは流石 Google といったところか。

自分でもそれなりに使っているが、Gemini CLI の特性なのか Gemini の特性なのか、コーディング用途にはあまり向いていない印象。gemini-3.0-pro-preview がリリースされた直後に claude-4.5-opus がリリースされたこともあり、積極的にこちらを使用する理由は薄いと感じている。コンテキストウィンドウがデカくても元々の頭が良くなくちゃあんまり意味がないんじゃ……。

GitHub Copilot

Web: https://github.com/features/copilot?locale=ja

みんな知ってるやつではあるが、2025/09 に CLI 版(GitHub Copilot CLI)がパブリックプレビューで出たことにより、ターミナルから直接 Copilot coding agent を使えるようになった。

https://github.com/features/copilot/cli?locale=ja

既存の Copilot サブスクリプションに含まれてるので、すでに課金してる人は追加料金なし。モデルは Copilot で使えるやつなら選択可能。メインは GPT-5。

AI サービスは色々なものを取っ替え引っ替えすることになると思うが、どうあがいても GitHub の使用を辞めることはないと思うので、最終的には全部ここに集約されると嬉しいが、モデルの性能を向上させることよりも集約するために動くことの方が利益上がるフェーズが来るのはまだしばらく先になりそう。

公式サイト右上のこいつをクリックすると色々アクションしてくれるのでおすすめです。

Google Gemini Code Assist

Web: https://codeassist.google/

Google の IDE 向けコーディングアシスタント。VSCode / JetBrains 拡張として提供。

Agent Mode が追加されて複数ファイルにまたがるタスクを計画→承認→実行できるようになった。内部的には Gemini CLI を呼び出していそう?

Goose

Web: https://block.github.io/goose/
GitHub: https://github.com/block/goose

Twitter 創立者のジャック・ドーシーが率いる Block 社が開発した OSS の Desktop, CLI エージェントツール。Block 社内で利用するために作成されていたみたい。ある程度の実績は既に作った上で OSS 化したとのこと。

https://gradientflow.com/open-source-ai-that-pays-for-itself-blocks-vision-for-ai-integration/

ドキュメントもかなりしっかり整備されていて、機能も豊富そう。これは一度使ってみないと判断できなさそうなので、個別で触ってみる記事を書こうと思います。

https://block.github.io/goose/docs/quickstart

gptme

Web: https://gptme.org/
GitHub: https://github.com/gptme/gptme

ターミナルで動く OSS の CLI アシスタントツール。Python 製。

現状だと Claude Code とかのヘッドレスモードで良さそうだ。

grok cli

Web: https://grokcli.io/
GitHub: https://github.com/superagent-ai/grok-cli

サンフランシスコにある Superagent 社が開発している Grok を使える CLI エージェントツール。xAI が作成したものではないことに注意。OpenAI 互換の API なら他のモデルに置き換えて使うことも可能。余談だが xAI 公式の CLI や IDE は開発してるんだろうか?

JunieAI

Web: https://www.jetbrains.com/junie/
Help: https://www.jetbrains.com/help/junie/get-started-with-junie.html

JetBrains 製の AI コーディングエージェント。JetBrains IDE 向けプラグインとして提供されている。GitHub Copilot の JetBrains 版みたいなやつ……というよりは、Cline のような自律的にタスクを遂行するエージェントに近そう。JetBrains IDE と深い統合機能があり、 IDE のインスペクション機能やテスト実行機能をエージェントが直接使えるのが強み。コードを生成した後にテストを実行して結果を確認し、エラーがあれば自動で修正するという流れをエージェントが自律的に行える。

2025年4月からはすべての JetBrains IDE ライセンスに AI Free tier が含まれるようになり、無料でも一定のクレジット内で使用できるようになった。AI Pro, AI Ultimate tier では使用量が増えるとのこと。JetBrains IDE 使いなら一度試してみる価値はありそう。自分は VSCode 派なので触ったことはないが……。

Jupyter AI

Web: https://jupyter-ai.readthedocs.io/
GitHub: https://github.com/jupyterlab/jupyter-ai

JupyterLab 向けの生成 AI 拡張機能。JupyterLab 公式プロジェクトとしてインキュベーション中。

%%ai マジックコマンドを使って Jupyter Notebook 内で直接 LLM を呼び出せるほか、サイドパネルのチャット UI で対話的にコードを生成したり、ノートブックの内容について質問したりできる。/generate コマンドでノートブック自体を AI に生成させることも可能。

対応モデルがかなり幅広く、OpenAI, Anthropic, Google, AWS Bedrock, Cohere, Hugging Face などのクラウド API に加えて、Ollama や GPT4All を使ったローカルモデルにも対応している。

データサイエンス・機械学習系の作業をする人にはかなり便利そうだが、とはいえ「コーディングエージェント」というよりは「コーディングアシスタント」に近い立ち位置か。

Kilo Code

Web: https://kilo.ai/
GitHub: https://github.com/Kilo-Org/kilocode

OSS の VSCode, JetBrains IDE 拡張機能として動作するコーディングエージェント。Cline からフォークして独自機能を追加しているぽい。CLI もある。

特徴としては複数のエージェントモードを持っていること。Architect(計画), Code(実装), Debug(デバッグ), Ask(質問)などのモードを切り替えて使える。さらに Orchestrator モードでは複雑なタスクをサブタスクに分解して他のモードに割り振るマルチエージェント的な動きもできるとのこと。
エラー検知やテスト実行を自動で行う機能があり、「AI が作ったエラーについて AI に説明する」という不毛な作業を減らせるらしい。

モデルは 400 以上に対応しており、自分で API キーを持ち込むか、Kilo Gateway 経由で従量課金(マークアップなし)で使える。Claude Max など一部のサブスクにも対応している。

Kiro

Web: https://kiro.dev/
GitHub (問い合わせ用): https://github.com/kirodotdev/Kiro

AWS が開発した VSCode fork の AI-IDE。2025年7月にパブリックプレビューとしてリリースされた。「Kiro」という名前は日本語の「岐路(きろ)」から来ているとのこと。

最大の特徴は「Spec-driven Development(仕様駆動開発)」で、Vibe Coding の「とりあえず動くものを作る」アプローチの限界を解決しようとしている。要件を自然言語で書くと、Kiro がユーザーストーリー・受け入れ基準・技術設計ドキュメント・実装タスクリストを生成してくれる。その後タスクを一つずつ実行していくことで、何を決めて何を実装したかが全部ドキュメントとして残る。

概念としては以前から存在していたが、これが Kiro という IDE に組み込まれているのがメリット。チーム間での認識を共有する手間を減らしたり、仕様を作成する際の基準の差異を吸収しやすくなる。

でも仕様書駆動開発って面倒くさいよーーーーーー!!!!!

Kombai

Web: https://kombai.com/

VSCode 拡張機能として動作する、フロントエンド開発に特化した AI エージェント。Figma デザインや画像、テキストプロンプトから React / HTML / CSS コードを生成してくれる。

Tailwind CSS, MUI, Shadcn UI など 25 以上のライブラリに対応していて、既存のプロジェクトのコーディングスタイルに合わせたコードを生成できる。コードベースをインデックス化して既存コンポーネントを再利用する機能もあり、V0 みたいな「生成して貼り付ける」系よりもプロジェクト文脈を理解してくれそう。

フロントエンドに特化しているのは割り切りが良いというか、汎用的なコーディングエージェントと使い分けるイメージなんだろうか。デザインからコードへの変換という特定タスクに絞ってるからこそ精度が出せているのかもしれない。

以下の記事を見る限りだいぶよさそう。

https://zenn.dev/oikon/articles/kombai-frontend

Nanocoder

Web: https://nanocollective.org/
GitHub: https://github.com/Nano-Collective/nanocoder

「ローカルファースト」を謳う OSS の CLI コーディングエージェント。Claude Code や Gemini CLI のようなエージェント機能を、ローカルモデルや OpenRouter などのコントロール可能な API で使えるようにしたツールとのこと。TypeScript 製。nix でもインストールできる。

OpenCode との差別化として「コミュニティ主導のプロジェクト」を明確に打ち出している。OpenCode は VC バックの企業が運営しているのに対し、Nanocoder は誰でもオープンに貢献できることを重視しているらしい。

MCP サーバーの Dynamic tool loading 機能があるのは珍しい。小規模ながら積極的に開発が進んでいそう。たまに見てみる。

Neovate

Web: https://neovateai.dev/en
GitHub: https://github.com/neovateai/neovate-code

OSS の CLI コーディングエージェント。Claude Code の良いところを取り入れつつ、デフォルトで複数のモデルプロバイダーに対応しているのが売り。Claude Code は公式には Anthropic モデル専用だが、Neovate は最初からいろんなモデルを切り替えて使える設計になっているとのこと。

現状は CLI のみだが、アーキテクチャ的には IDE 拡張や Web アプリ、ネイティブアプリ、リモートエージェントなど複数のクライアントに対応できるよう設計されているらしい。今後の展開が気になるところ。独自の Plugins 機能があり拡張性が高そう。

https://neovateai.dev/en/docs/plugins

なお作者が awesome-code-agents というコーディングエージェントのまとめリポジトリも作っていて、この分野への関心の高さが伺える。

https://github.com/sorrycc/awesome-code-agents

Open Interpreter

Web: https://www.openinterpreter.com/
GitHub: https://github.com/openinterpreter/open-interpreter

LLM にローカル環境でコードを実行させる OSS ツール。Python, JavaScript, Shell などを実行可能。2023年7月頃から存在する老舗で、GitHub Star が 50k 以上あるかなり知名度の高いプロジェクト。その時期からアプローチをしている人が居たのは素直に驚愕。

opencode (sst/opencode)

Web: https://opencode.ai/
GitHub: https://github.com/sst/opencode

SST 社が開発した OSS の CLI コーディングエージェント。特定のプロバイダーに依存せず、様々なモデルを使用することができる。

クライアント/サーバーアーキテクチャを採用しており、これにより PC で opencode を動かしながらモバイルアプリからリモートで操作する、みたいなことが将来的に可能になるとのこと。

これもドキュメントめちゃくちゃしっかりしてるので個別で触ってみた方が良さそうだ。

https://opencode.ai/docs/

OpenHands (OpenHands CLI)

Web: https://docs.openhands.dev/overview/introduction
GitHub: https://github.com/OpenHands/OpenHands

OSS のコーディングエージェントプラットフォーム。GitHub Star が 65,373 以上とかなりの人気。SDK, CLI, ローカル GUI, クラウドホスト版と複数の使い方ができる。

Claude Code 的な CLI ツールと、ローカルで動く Devin のようなツールも提供している。

PearAI

Web: https://www.trypear.ai/
GitHub: https://github.com/trypear/pearai-master

Y Combinator 出身のスタートアップによる VSCode fork の AI-IDE。OSS として Apache 2.0 ライセンスで公開されている。

面白いのは「AI ツールのキュレーションと統合」というコンセプト。PearAI 自体が Continue のフォークで、さらに Roo Code(Cline フォーク)、Aider、mem0、Perplexity なども統合している。つまり色々な OSS の AI ツールを単一の IDE に詰め込んで、それらが連携できるようにしている。GitHub が各 AI ツールの submodule の集合になっているのは他ではあまり見ない形。

「PearAI Router」という機能があり、コーディングに最適なモデルを自動で選択してくれるらしい。毎週のようにベストなモデルが変わる現状で、複数のサブスクを管理しなくて済むのは確かに嬉しそう。UI/UX 重視を謳っており、VSCode の使用感をそのままに AI 機能をシームレスに統合することを目指している。

Plandex

Web: https://plandex.ai/
GitHub: https://github.com/plandex-ai/plandex

大規模プロジェクト向けに設計された OSS の CLI コーディングエージェント。Go 製なの珍しい。最大 2M トークンのコンテキストを直接扱え、tree-sitter のプロジェクトマップを使えば 20M トークン以上のディレクトリもインデックス化できるとのこと。どういうこと?

💻 Plandex is a terminal-based AI development tool that can plan and execute large coding tasks that span many steps and touch dozens of files. It can handle up to 2M tokens of context directly (~100k per file), and can index directories with 20M tokens or more using tree-sitter project maps.

https://github.com/plandex-ai/plandex?tab=readme-ov-file#--an-ai-coding-agent-designed-for-large-tasks-and-real-world-projects

Qwen Code (Qwen-CLI)

Web: https://qwenlm.github.io/qwen-code-docs/ja/
GitHub: https://github.com/QwenLM/qwen-code

Alibaba Cloud の Qwen チームが開発した CLI コーディングエージェント。2025年7月にリリース。Google の Gemini CLI をフォークして Qwen3-Coder モデル向けに最適化したツール。

バックエンドの Qwen3-Coder-480B-A35B-Instruct は 480B パラメータの MoE モデルで、256K トークンのコンテキストをネイティブサポート(YaRN で 1M まで拡張可能)。SWE-Bench Verified でオープンソースモデル中 SOTA を達成しているとのことで、性能は Claude Sonnet 4 に匹敵するレベルらしい。

無料枠がめちゃくちゃ太っ腹 で、2000 req / day, 60 req / m で使えるとのこと。無料で使えるから Gemini CLI 使ってたけど、これじゃ足りないよ〜と思ってた人には良い選択肢になりそう。

Refact.ai

Web: https://refact.ai/
GitHub: https://github.com/smallcloudai/refact

VSCode / JetBrains 向けの OSS コーディングアシスタント。コード補完、リファクタリング、チャット機能を提供するほか、最近は AI エージェント機能にも力を入れているとのこと。SWE-bench Verified でオープンソース AI エージェント1位を獲得したらしい。

セルフホスティングへ注力しており、Docker でオンプレミス環境に展開できる。コードを外部に送りたくない企業向けにはかなり魅力的な選択肢か。内部的な RAG を作成し、コードベース全体を理解した上で補完やチャット応答を生成するとのこと。

https://refact.ai/blog/2024/rag-in-refact-ai-technical-details/

Roo Code

Web: https://roocode.com/
GitHub: https://github.com/RooCodeInc/Roo-Code

Cline から fork した OSS の VS Code 拡張。Apache License 2.0。GitHub で21,000スター超え。「VS Code の中に開発チームまるごと」というコンセプト。

特徴は「モード」か。Code Mode、Architect Mode、Debug Mode, Ask Mode, そして Orchestrator Mode がある。Orchestrator Mode はタスクを分解し、サブタスクを他のモードに委任する専用のモードとのこと。

https://docs.roocode.com/basic-usage/using-modes#orchestrator-mode-aka-boomerang-mode

Kilo Code と同様 Cline 系だけど、Roo Code のほうがモードやカスタマイズ性に力を入れてる印象。「Cursor、Windsurf、Cline、Trae 全部試したけど Roo Code が一番良かった」という声は割と聞く印象。Cline 派生ツールの中では Kilo Code と並んで人気か。

Rovo Dev

Web: https://www.atlassian.com/software/rovo-dev

Atlassian が開発した AI コーディングエージェント。Atlassian Software Collection(Bitbucket、Compass、DX)にバンドルされる形でも提供。

CLI 版があって、SWE-bench Full で 41.98% を達成して1位になったとのこと(2,294タスクで検証)。最大の特徴は Atlassian エコシステムとの統合。Jira, Confluence, Bitbucket PR との連携がネイティブ。
Teamwork Graph というデータレイヤーを通じて、会社のゴール、プロジェクト、コード履歴を理解した上でコードを書いてくれる。

Jira/Confluence/Bitbucket を既に使ってるチームには自然な選択肢だと思う。逆に Atlassian 製品を使ってないと旨味が薄いかも。

Shai

Web: https://github.com/ovh/shai
GitHub: https://github.com/ovh/shai

OVHcloud が開発した CLI コーディングエージェント。Rust 製。OSS。
「ペアプログラミングの相棒」という位置づけで、ターミナルで動く対話型エージェント。対話モード、ヘッドレスモードの他、HTTP サーバーモードがあり、OpenAI 互換 API のサービスとして使用できるとのこと。

MCP 対応、OAuth 対応、カスタムエージェント設定も可能。OVHcloud AI Endpoints をデフォルトで使うけど、OpenAI など他プロバイダーも使える。

TaskWeaver

Web: https://microsoft.github.io/TaskWeaver/
GitHub: https://github.com/microsoft/TaskWeaver

Microsoft Research が開発した「コードファースト」エージェントフレームワーク。MIT ライセンス。Python 3.10 以上。データ分析タスクに特化しており、自然言語のリクエストを Python コードに変換して実行する。DataFrame や ndarray のようなリッチなデータ構造をそのまま扱えるのが売りか。

コーディングエージェントというより「データ分析用 AI アシスタント」という感じ。こういうドメイン特化のツールは今後増えていくんだろうか。

TmuxAI

Web: https://tmuxai.dev/
GitHub: https://github.com/alvinunreal/tmuxai

tmux ユーザー向けに設計された AI ターミナルアシスタント。OSS で Apache 2.0 ライセンス。「隣に座っている同僚のように、画面を見ながらサポートしてくれる」というコンセプトがユニーク。

tmux のウィンドウ内で動作し、Chat Pane(AI とのやり取り)、Exec Pane(コマンド実行用)、Read-Only Panes(他のペインを文脈として読み取る)という構成になっている。つまり tmux の複数ペインに表示されている内容をすべてコンテキストとして AI に渡せるということ。SSH 接続先のターミナルや、MySQL シェル、Cisco IOS などのネットワーク機器シェルでも動作する。

特徴的なのは Watch Mode で、/watch で起動しとくと、ユーザーの操作を監視して「もっと効率的なコマンドあるよ」とか「セキュリティリスクあるよ」とか教えてくれるらしい。これが新時代のイルカか?

https://github.com/alvinunreal/tmuxai?tab=readme-ov-file#watch-mode

デフォルトでは OpenRouter 経由で Gemini 2.5 Flash を使用するが、OpenAI 互換のエンドポイントなら何でも使える設計になっている。tmux ヘビーユーザーにはかなり刺さりそうなツール。IDE を使わずターミナルで完結する派の人にはかなりいい選択肢か。

vim-ai

GitHub: https://github.com/madox2/vim-ai

Vim / Neovim に AI 機能を追加するプラグイン。OpenAI の API を使ってコード生成、テキスト編集、対話型チャットができる。

:AI fix grammar でテキストの文法を修正したり、:AIChat で対話したり、:AIEdit で選択範囲を AI に編集させたりできる。Neovim 向けの AI プラグインは ChatGPT.nvim や gp.nvim など色々あるが、vim-ai は Vim 8 と Neovim 両方に対応しているのがポイントか。

コーディングエージェントかと言われると微妙かも。あくまで「Vim/Neovim で GPT を使うためのプラグイン」という位置づけ。

Void Editor

Web: https://voideditor.com/
GitHub: https://github.com/voideditor/void

Y Combinator バックの OSS AI-IDE。VSCode fork で、Cursor のオープンソース代替を謳っている。プライバシー重視が特徴で、Cursor や Windsurf のようにプライベートバックエンドを経由せず、ユーザーが直接 LLM プロバイダーに接続する設計とのこと。

機能としては Tab 補完、Ctrl+K でのインライン編集、チャット、Agent Mode / Gather Mode など、Cursor と同等の機能を持っている。ローカルモデルのホスティングにも対応していて、DeepSeek, Llama, Qwen などをセルフホストで動かせるらしい。

ただ GitHub の README に「Work is temporarily paused on the Void IDE」と書いてあり、現在は AI コーディングの新しいアイデアを実験中らしい。開発が一時停止しているのはちょっと気になるところ……。今後の動向を見守りたい。

https://github.com/voideditor/void?tab=readme-ov-file#note

VT Code

GitHub: https://github.com/vinhnx/vtcode

ベトナムの iOS エンジニア vinhnx 氏による OSS の CLI コーディングエージェント。Rust 製。「Semantic Coding Agent」を謳っていて、Tree-sitter による構文解析で Rust, Python, JavaScript/TypeScript, Go, Java, Swift などに対応している。hooks 機能があるのがだいぶ嬉しい。

https://github.com/vinhnx/vtcode/blob/main/docs/guides/lifecycle-hooks.md

作者は個人の趣味プロジェクトとして開発しているらしく、Buy Me a Coffee で支援を募っている。iOS エンジニアが Rust で CLI エージェントを作るという経歴が面白い。コミットログを見る限りほとんどを一人で作っていて、すげーーーーー

Windsurf

Web: https://windsurf.com/

旧名 Codeium。VSCode fork の AI IDE で、「Cascade」というエージェント機能が売り。

2025年7月に Cognition(Devin 開発元)に買収され、8月の Wave 12 から Devin 機能の統合が始まった。DeepWiki(コードシンボルの AI 説明)、Vibe and Replace(AI 一括置換)、Cascade の自律プランニングなどが追加。11月には Codemaps(AI 生成コードマップ)も入っている。

https://windsurf.com/blog/windsurf-wave-12
https://cognition.ai/blog/codemaps

OpenAI との買収話が破綻したり、開発チームの大部分が google に行って Antigravity を出すなど色々あったものの、なんだかんだで現在も開発継続中。Devin との統合機能がどこまでいけるのかに期待。

Zed

Web: https://zed.dev/
GitHub: https://github.com/zed-industries/zed

Atom と Electron の開発者が作った Rust 製のコードエディタ。コーディングエージェント機能が組み込まれたエディタといったところ。

AI 機能として Agent Panel でエージェントにタスクを委任したり、Inline Assistant で選択範囲を LLM で変換したり、Text Threads でチャットしたりできる。Zeta という独自のオープンソース LLM を使った Edit Prediction(次に何を書くか予測する)機能もある。

OSS のエディタとしては珍しく?サブスクプランがある。とはいえ $10 / m で $5 分のトークンだから、Cursor などと比べると霞んでしまいそう。

Factory (Droids)

Web: https://docs.factory.ai/cli/getting-started/quickstart
GitHub: https://github.com/factory-ai/factory

「Droids」と呼ばれるソフトウェア開発エージェントを提供するプラットフォーム。IDE, CLI, Web, Slack, Linear など様々なインターフェースから Droids にタスクを委任できるのが特徴。Sequoia がバックについているらしい?

CLI 以外にもサービスはあるが、CLI の機能も豊富。Slash Commands, Subagents, Skills, Hooks, Mixed Models。特に Hooks が Claude Code 互換っぽいの助かる〜。

https://docs.factory.ai/cli/configuration/hooks-guide

Claude Code から移行する時が来た時に、第一候補になりそう。これも使ってみます。

まとめ

AI コーディングエージェントツール多すぎる!!!!!

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