NotebookLM × ChatGPT × Fish Audio で「三行で終わる世界」を作った話
この記事自体がアニメ化されました
「この記事を読んだあなたも、2日後には——
何かを、作っているかもしれない。」
プロローグ
私は、絵が描けない。
正確には、棒人間すらまともに描けない。
脚本も書けない。声優でもない。
それでも——漫画動画を作りたかった。
そして、それができてしまった。
たった2日で。
これは、不可能が可能になった——2025年12月の話。
第1章:衝撃 ── NotebookLMのスライド生成機能
ある日、NotebookLMに「スライド生成」という機能が追加されているのに気づいた。
試しに使ってみた。
……は?
なにこれ。
アニメ調のイラストが、スライドとして自動生成される。しかもクオリティが異常に高い。
「これ……漫画作れるんじゃないか?」
その瞬間、私の中で何かが動き出した。
第2章:構想 ── ChatGPT GPT-5.2との壁打ち
漫画を作るには、まずストーリーが必要だ。
でも私は脚本家でもない。プロットの作り方すら知らない。
そこで頼ったのが ChatGPT(GPT-5.2) だった。
壁打ちで生まれた世界観
私:「人の未来が見える能力者の話を作りたい」
GPT:「どんな形式で見えますか?映像?文字?」
私:「文字……いや、要約みたいな感じ」
GPT:「要約、面白いですね。何行くらいの要約ですか?」
私:「三行」
GPT:「三行で人生が要約される……タイトルは『三行で終わる世界』とかどうですか?」
鳥肌が立った。
そこから怒涛の壁打ちが始まった。
- 主人公の名前は「要約(ようやく)ミコト」
- 能力:人の未来が三行の要約として見える
- ルール:介入しても結果は良くならない
- テーマ:「良くしようとしても、良くならない」恐怖
たった数時間で、20話分の構成案ができた。
第3章:生成 ── NotebookLMが描くアニメ漫画
使用したプロンプト
NotebookLMには、第1話の脚本と参照画像を添付して、以下のプロンプトを投げた:
You are creating a Japanese manga page.
以下に従い、「第1話_私は要約が見える.md」に書いてある
第1話のスライドを生成してください。
・日本語は正確に描画してください。
・スライド生成対象は以下の部分だけにしてください。
※【スライド1】から【スライド10】
※【最終ナレーション】
※【第2話 告知】「書き換えた先」
さらに、スタイル指定として:
Use the attached reference image (タイトル画像.png) as the definitive style guide.
CRITICAL - Style matching:
- Match the EXACT art style of the reference image
- Match the EXACT color tone (dark blue-purple atmospheric tones)
- Match the EXACT character design of the protagonist
Protagonist (MUST match reference image exactly):
- Japanese high school girl named Yoyaku Mikoto
- Short black bob hair (not touching shoulders)
- Dark navy sailor uniform (セーラー服)
- Calm, quiet expression with subtle melancholy
Art style:
- Semi-realistic anime illustration style
- Dark, muted color palette with blue-purple undertones
- Psychological horror atmosphere - quiet and unsettling
Layout:
- One image divided into TWO panels horizontally (left and right)
- Clear vertical separation between panels
Text rules (EXTREMELY IMPORTANT):
- All text must be written in PERFECT JAPANESE
- Use ONLY the provided dialogue and narration
- Do NOT invent, omit, or change any text
生成結果
一発で、これが出てきた:

……マジか。
プロのイラストレーターに依頼したのかと思うレベル。
しかも日本語のテキストもちゃんと読める。
参照画像を1枚渡すだけで、キャラクターの一貫性も保たれる。
第4章:命を吹き込む ── 音声生成の試行錯誤
画像ができた。次は音声だ。
最初は Google AI Studio の音声生成機能を試した。
……が、エラーが頻発。
何度試しても、うまく生成できない。
時間だけが過ぎていく。
「このままじゃ間に合わない……」
そこで切り替えた。
普段から愛用していた Fish Audio を使うことにした。
Fish Audioの強み
- 豊富なサンプル音声から選ぶだけで高品質な音声が作れる
- 日本語の発音が自然
- 生成速度が速い
- エラーが少なく安定している
- カスタム音声も作り込める
声の選び方
Fish Audioには大量のサンプル音声がある。
キャラクターのイメージに合う声を探して選ぶだけ。
【ミコト】→ ミステリアスで囁くような女性音声を選択
【蓮】→ 若い男性の自然な声を選択
難しい設定は一切不要。
選んで、テキストを入れて、生成。
それだけでまるで声優が演じているかのような音声ができる。
こだわりたければカスタム音声も作れるが、
サンプルだけでも十分すぎるクオリティだ。
ツールは一つに固執しない。ダメなら切り替える。
これもAI時代の創作術だ。
第5章:完成 ── 2日間の奇跡
制作タイムライン
| 日程 | 作業内容 |
|---|---|
| 1日目午前 | ChatGPTと壁打ち → 世界観・20話構成完成 |
| 1日目午後 | 第1話脚本作成 → NotebookLMでスライド生成 |
| 1日目夜 | Fish Audioで音声生成 → 動画編集 |
| 2日目午前 | 第2話脚本作成(31スライド) |
| 2日目午後 | スライド生成 → 音声生成 → 動画化 |
| 2日目夜 | YouTube投稿完了 |
完成した動画
第1話:私は要約が見える
第2話:書き換えた先
エピローグ
絵が描けなくても、漫画は作れる。
脚本が書けなくても、物語は紡げる。
声優じゃなくても、キャラに命を吹き込める。
これが、2025年12月の現実だ。
もちろん、AIに丸投げすれば良いものができるわけじゃない。
- ChatGPTとの壁打ちで何度もボツにした案がある
- NotebookLMの生成結果を何度もリテイクした
- 音声の演技指示は試行錯誤の連続だった
AIは「道具」であり、「相棒」だ。
使いこなすのは、人間の仕事。
でも——
その道具が、ここまで強力になった。
素人の私が、たった2日で、
アニメ漫画動画を作れてしまった。
これは革命だ。
使用ツールまとめ
| ツール | 用途 |
|---|---|
| ChatGPT (GPT-5.2) | ストーリー構成・世界観設計・壁打ち |
| NotebookLM | アニメ漫画スライド生成 |
| Fish Audio | キャラクターボイス生成 |
| 動画編集ソフト | スライド+音声の統合 |
最後に
「作りたい」という気持ちさえあれば、もう何でも作れる時代が来た。
絵が描けないから諦める?
脚本が書けないから諦める?
そんな時代は、終わった。
あなたも、作ってみないか?
作品情報
三行で終わる世界
- ジャンル:考察系ホラー漫画
- 第1話:https://youtu.be/iThGsPMqvaI
- 第2話:https://youtu.be/zzN4gVwU-FA
私には、人の未来が見える。
三行の、要約として。
良くしようとしても、良くならない——それが、この世界のルール。
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