gitでPR初心者が、Fork → branch → PR するまでの思考ログ
※この記事は「PR出せって言われたけど怖い人」向けです。
背景とやりたかったこと
GitHub・gitの、「Pull Request」を初めてやったんですよね。
技術書展に出す本の寄稿をすることになりまして。
普通に原稿書けばいいと思ってたところ、
「技術書のレポジトリにPR出してください〜」とか息を吐くように言われて。
慌ててキャッチアップしましたねw
その時に、一体何をしているのかをゼロからちゃんと理解して、
どこが怖いか・恐れなくていいかをノウハウとして貯めておこうと思って記事化しました。
ちなみに、今回は「ゆめみ大技林'26」という技術書展の本の寄稿をやってました。
サンプルとして、今回の対象レポジトリはこちらです。
(別のレポジトリでも手順は同じかと)
https://github.com/yumemi-inc/daigirin-2026
結論(このRepoでやるべき流れ)
- ① GitHubで Fork(自分のGitHubアカウントに、元のレポジトリのコピーを作る)
- ② 自分のForkを clone(自分のローカルにコピーする)
- ③ upstream(元Repo)を登録(大元のレポジトリが更新されたらコピー側でも反映されるようにする)
- ④ 作業ブランチを切る(自分のローカルで、編集用別バージョンを作る)
- ⑤ 編集・commit(自分のローカルで編集して、内容を確定する)
- ⑥ 自分のForkに push(自分のGitHubアカウントで、コピー版レポジトリに変更を反映する)
- ⑦ yumemi-inc/daigirin-2026 に Pull Request(元のレポジトリに「この変更を統合してね」と責任者に対して投げる)
怖かったポイント(と理解したこと)
- なんか元のやつぶっ壊しそうじゃない?(ちゃんとやれば壊さないし戻せる)
- 勝手に変更かけて大丈夫?(最終的には責任者が見る仕様になってる)
- 命名規則とか細かいコマンドとかわからん(AIに聞いたら出てくるから大丈夫)
→全部AIと相談して解決しました。1個ずつ手順を解説していきます。
① GitHub上で Fork する(自分のGitHubアカウントに、元のレポジトリのコピーを作る)
まずブラウザでGitHubレポジトリをを開く
https://github.com/yumemi-inc/daigirin-2026
右上の Fork ボタンを押す
→ 自分のアカウントに
https://github.com/あなたのGitHub名/daigirin-2026
ができる
② 自分のForkをローカルに clone(自分のローカルにコピーする)
※ yumemi-inc のURLを直接 clone しないのがポイント
git clone https://github.com/あなたのGitHub名/daigirin-2026.git
cd daigirin-2026
③ upstream(元Repo)を登録(大元のレポジトリが更新されたらコピー側でも反映されるようにする)
これやっとくと「元が更新された時」に楽。
※ upstream は「参照専用の元レポジトリ」なので、
ここに push することは基本ありません。
git remote add upstream https://github.com/yumemi-inc/daigirin-2026.git
git remote -v
確認結果の例:
origin https://github.com/あなた/daigirin-2026.git (fetch)
origin https://github.com/あなた/daigirin-2026.git (push)
upstream https://github.com/yumemi-inc/daigirin-2026.git (fetch)
upstream https://github.com/yumemi-inc/daigirin-2026.git (push)
④ 作業用ブランチを切る(自分のローカルで、編集用別バージョンを作る)
git checkout -b feature/xxx
例:
git checkout -b fix/readme
git checkout -b add/answer-logic
※ main では 絶対に作業しない
※ 名前の付け方には色々流儀があるみたいです。
| 接頭辞 | 意味 |
|---|---|
| feature/ | 新しい変更のまとまり |
| fix/ | バグ・誤字修正 |
| hotfix/ | 緊急修正 |
| wip/ | 作業途中 |
| chore/ | 雑務・整理 |
| docs/ | ドキュメント専用 |
⑤ 編集 → commit(自分のローカルで編集して、内容を確定する)
git status
git add .
git commit -m "Fix README typo"
⑥ 自分のForkに push
git push origin feature/xxx
⑦ Pull Request を出す
GitHubで 自分のFork を開くと
「Compare & pull request」 が出る
PR設定はこう👇
base repository:yumemi-inc/daigirin-2026
base branch:main
compare repository:あなた/daigirin-2026
compare branch:feature/xxx
内容書いて Create Pull Request
🎉 完了
※元Repoが更新されたら(途中でやるやつ)
git checkout main
git fetch upstream
git merge upstream/main
git remote -v
※自分のforkに向けてpushされることを確認したら
git push origin main
その後:
git checkout feature/xxx
git merge main
(または rebase)
事故りやすいポイント(このRepoで特に注意)
❌ yumemi-inc のURLを直接 clone → push しようとする
❌ main ブランチで作業
❌ PRに「何をしたか」が書いてない
別ブランチを切るには
# 今どのブランチか確認
git branch --show-current
# kishimoto01 にいることを確認
git switch feature/kishimoto01
# そこから 02 を作って同時に切り替え
git switch -c feature/kishimoto02
最短コマンドまとめ(Fork後)
git clone https://github.com/あなた/daigirin-2026.git
cd daigirin-2026
git remote add upstream https://github.com/yumemi-inc/daigirin-2026.git
git checkout -b feature/xxx
# 編集
git add .
git commit -m "message"
git push origin feature/xxx
# ブランチ切り替え
git branch --show-current
git switch feature/kishimoto01
git switch -c feature/kishimoto02
おわりに
PRは「提出」ですが、同時に「大丈夫か見てみてください」でした。
壊れないと分かっただけで、だいぶ怖くなくなります。
私と同じように「PR出せって急に言われたけど怖い人」の
一歩目になれば幸いです。
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