Open1
一緒に働くソフトウェアエンジニアに必要な教育
7年経ってようやくわかってきた、一つの答のまとめ
ベースとなる考え方
新卒向けには、もう少しプロとはなにかみたいな話が必要かもしれないが、基本的には以下のようなこと。認知を合わせることの重要性、専門家の常識(≒認知)という事への理解、新卒時点でのベースになるメンタルの一例。
メンタルの一例は、こうでないといけないという事ではないが、こうした人達と仕事をしていく事について考えるのが大事。
技術的に必要な知識
アプリ開発
N予備校プログラミング入門Webアプリコース(2024/7/28はサイバー攻撃で見られない)
だいたい一般的なプログラミングスクールを卒業すると、このカリキュラムの1/3に自信が持てる状態になる。アプリをとりあえず頭から最後まで作るうえで必要な感覚を養う。
コーディング
ソフトウェアエンジニアリング協会の指導内容。専門家になるという事を前提として取り組むことが必要。
その他の常識
直接的にコードに出ないこと、例えばデータベースやネットワークの概念やOSの役割や低レイヤの構造などは、基本情報技術者試験を徹底的にやることである程度養える。このとき、基本情報技術者試験に取り組むにあたっても、コーディングにおけるStep1/Step2/Step3の感覚でやっていく。問題に答える事が目的ではなく、問題に答えられるのは当たり前で、その背景を理解して一通り説明ができる水準にする。
倫理
ソフトウェア・エンジニアリングのための倫理ならびに専門職実務綱領 当たり前だけど、スクール等では忘れられがちなので、きちんとやる。
会社に固有のマインド、文化
うちの場合はValuesを説明する。
Valuesのためのスライド30分×7ぐらいは作った。
単純に評価をあげていく、みたいな事でも、働きやすくするという目的においても、これが重要。Valuesの言語化を社長がちゃんとやっているのがとても良い。