NATとは

NAT(Network Address Translation)

・2つのTCP/IPネットワークの境界にあるルーターやゲートウェイにおいて、双方のIPアドレスを変換してデータを転送する技術のこと
→2つのネットワークの特定のＩＰアドレスを関連付けて、通信パケットに含まれる送信元ＩＰアドレスや宛先のIPアドレスを転送時に自動的に書き換えを行う。
※主にLAN内のプライベートIPアドレスとインターネット上のグローバルIPアドレスを変換するために用いられる。

スタティックNAT：あらかじめNATテーブルに1対1の変換エントリを設定する
ダイナミックNAT：NAT変換で使用するIPアドレスの範囲を設定しておくことで、内部⇔外部の通信発生時にその範囲の小さい値のIPアドレスから順に割り当てる。
※もし1つのルータでスタティックNATとダイナミックNATの両方が設定されていた際は、スタティックNATの設定が優先的に使用される。

PAT(Port Addres Translation)
・一つのIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術のことで、NAPT(Network Address Port Translation)やIPマスカレードと言われている